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仕事と文化、ー天之御中主之神メッセージ4

2018年06月26日 | 情報
前回の、天之御中主之神が語られたという、政治についてのお話は、現在の混乱している政治の現状が、多数決という、一見正しく、その実は、いわゆる衆愚政治にならざるを得ない点についての指摘と、その対処法でした。ここでは、天之御中主は、仕事というものについて語られています(一部編集してあります。カッコ内に注を含みます)

(ここから)

さて、文化という事に関しても、話をしておこうと思う。文化というものは、結局、魂の豊かさを意味する。魂を、豊か、ならしめるもの、そうした、人間的産物、業績、生産物、これを文化と呼ぶのだ。

即ち、魂を豊かにするために、人々があみ出した工夫である。これを文化と言うのだ。人々の知恵の集大成を、もって文化と言うのだ。さすれば、文化を高めるために、人々は、もっともっと励まねばならないと思う。

この、文化を高めるという事に関して、今一つ、その阻害原因となっているものが、貨幣経済であろうと私は思う。こうした、貨幣経済の原理から、現在では、株式会社という制度が作られ、利潤の追求を、会社の目的としているはずである。株式会社の目的は、利潤の追求であるはずである。そして、社員の仕事の目的は、その利潤の分配に与かる事であるとなっている。

どうして、こんな発想が出て来たのか。もう一度、考えてみられたい。そこに、何かの間違いがあるのではないか。

人間は、地上に、知恵ある者となるために生まれて来ているのである。そして、自らの生み出した知恵によって、より多くの人々を潤し、より多くの人々を豊かにし、より多くの人々を幸せにするために、生まれて来ているのである。

今後、こうした(これまでの様な)目的を、会社の目的とし、定款(ていかん)とする様な会社の存在は、だんだんに廃止されて行かねばならんと思う。

それぞれの会社において、社是として、社則として、第一に、いかに文化を高めるために自分達が貢献しているか、という事を考えて行かねばならんと思う。それが本当である。より多くの利益を上げている会社が、優良会社と言われている。こんな事で、どうして、基本的な倫理感覚が育つであろうか。

より高度の目的のために、より高い文化のために活動している会社であってこそ、初めて、世の人々の尊敬を受けてよいのである。そうした会社こそが、存在の意義があるのである。そして、多くの人々の称賛の的(まと)となってよいのである。

なぜ、その目的の高貴さを競おうとせんのか。なぜ、その精神の高邁(こうまい)さを競おうとせんのか。なぜ利潤の額だけを競おうとするのか。こうした事に、我は、大いなる不満を感ずるものである。

会社というものの中で、人々は、その生涯の大半を送って行くのである。ならばこそ、その会社の活動方針において、文化の香りを高く掲げよ。そうでなければ、人間に、本当の帰属意識は生まれない。より高次なるものに奉仕するのが、魂の目的なのである。これを知らねばならんと思う。

こうした企業人の話をして来たけれども、企業人以外の世界においても、人々は、様々な生活の営みをしているであろう。それは、商売人が然りであり、また農業をする人が然り、漁業をする人が然りであろうと思う。

彼らにも言おう。彼らの活動そのものが文化を担う、という事は、少ないかも知れぬ。しかし、そうした基本的なる産業に携(たずさ)わっている人達は、その余力(よりょく)でもって、文化交流のために尽くさねばならん。そうした使命がある、という事を知れ。

基本的な仕事というのは、ある。それらも、また、多くの人々のためになる事である。農業をする人がいなくなれば、どうなるか。漁業をする人がいなくなれば、どうなるか。また、建設工事をする人がいなくなれば、どうなるであろうか。こうした事は、ごくごく基本的なる仕事である。そうした基礎的なる仕事も大切にせよ。

しかしながら、それだけで満足はするな。汝らは、余力をもって、日本の国の文化を高めるために活躍せよ。余力をもって、人々を啓発せよ。そして、余力をもって、人々を啓発する前に、自らを啓発せよ。自らを啓発して、ますます磨いて行け。

諸君らの職業が高貴なるものでないからといって、それで、なぜ諸君の、諸君らの人格が低卑なるものだ、と言われてよいのであろうか。そうであってはならん。職業に、高い価値を与えられていなければ、いないほど、心において高貴なれ。心において高邁(こうまい)なれ。心において崇高なれ。そうした精神が必要である。

諸君らも、文化の担い手として、旗手として、何らかの大きな貢献をしようとせよ。そうした、大いなる自覚こそが、新たな道を開いて行くのである。こうした自覚を、決して忘れてはならない。

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