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三つの提案、その後

2017年09月06日 | 歴史関連
霊的な能力を制限することを、霊道を閉じる、と言うそうですが、霊道を閉じると、地上の人々にどういう影響があるのでしょうか。

まあ、現在の私達のことを考えてみればどうでしょうか。守護霊を含めて、霊界のことは殆んど感じられませんね。「れ、霊界?そんなの嘘ピョンでしょ」みたいなことになるわけです。世界はこの世、つまり物理的な世界だけであり、死んだら何もかもお終い、というような考えが、まかり通ることになります。物質的なモノに価値を求める気持ちも起こります。

霊道が閉じられて以降、魔界の影響は薄らぎました。ですが、やはり、地上の文明の発展には、霊界からのインスピレーションが欠かせません。それも受け難くなったためでしょうか、文明の進展が止まり、数十万年も変わり映えのしない地上の状況が続くことになったのでした。

また、霊界の指導者の方々が地上に出られて、指導されることになりました。そういう場合は、霊的な能力をある程度持って地上に出られますが、やはり人の子として生まれるほかありません。そして、霊界から、やはり別の指導者の方がインスパイアして指導されるわけですが、それも限界があります。

つまり、伝えるべき真実は同じなのですが、その指導者の方によって、微妙にいろいろな違いが出てしまう、ということなんです。

以前、モーゼと、キリストと、マホメットは霊界から同じ方が指導された、ということに触れました。けれども、その三つの教えを比べて見れば、どれだけ違いがあるか分かリますね。それが、地上の、後に続く人々によって宗教化された時に、その違いが、地上に分離と宗教間の軋轢を生むことにもなったということなんです。

「ええッ?ブッダとキリストが、実は、同じことを言っていた...だってぇ?どこが同じなんだよ」ということなんですが...。

私たちは、皆んな、同じ根源的なエネルギーから派生したエネルギー体の一部であり、一時的に分離したエネルギー体です。その根源のエネルギーは、宇宙全体を満たす愛そのものの、創造的な意識ある存在です。地球には、霊界という、全てがエネルギー体で存在する世界があって、私たちは、地上の物理的な世界で、一時的に肉体に入って色々な体験をし学ぶために、霊界と地上の物理的な世界とを行き来しているのです。だから体験が終われば霊界に戻り、それを繰り返しているということなのです。   ...これをブッダ流やキリスト流に言うとどうなるのでしょうか??

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