2000年刊「ナグネ・旅の途中 場所とモノと人のエッセイ集」に
十数篇の作品をプラスして文庫化した一冊。
韓国語学堂へ留学していた時代の話とか、
人権や政治などのちょっとカタイ話とか、
硬軟とりまぜた楽しい話が数頁単位で纏められているので、
リズム感もあって読みやすい。
最後は「負け犬」で有名になった酒井氏との対談もあって、
編集員も巻き込んだ「負け犬」指南が結構面白い。
いろんなものを懐深く抱え込んでいた作家であったなぁ。
こういう作品が読めなくなったのはやっぱり寂しい。
これで鷺沢さんの未読作品がまた一つ減ってしまった。
十数篇の作品をプラスして文庫化した一冊。
韓国語学堂へ留学していた時代の話とか、
人権や政治などのちょっとカタイ話とか、
硬軟とりまぜた楽しい話が数頁単位で纏められているので、
リズム感もあって読みやすい。
最後は「負け犬」で有名になった酒井氏との対談もあって、
編集員も巻き込んだ「負け犬」指南が結構面白い。
いろんなものを懐深く抱え込んでいた作家であったなぁ。
こういう作品が読めなくなったのはやっぱり寂しい。
これで鷺沢さんの未読作品がまた一つ減ってしまった。