ミラーマンは二次元の国に帰ってから地球はどうなったのか一寸興味がありましたので色々な文献やネットで調べると面白いことがわかりました。まったく興味つきないテーマです。
TVでのウルトラマンやミラーマンの成功はスポンサーさんにとっても魅力のなにものでもなかったらしく、事実、その後ウルトラシリーズは現在でも作られていますし当時円谷プロさんが特撮ものを次々と送り出したことは誰の目から見ても明らかです。
ミラーマンは兄弟シリーズなども考えていたらしいですが実現せず他の特撮に受け継がれてゆきました。しかし、新しい番組の制作はその視聴率目標を考えると、よほど予算をかけてエポックメーキングなものにするか、定番で一般受けするものにするか悩みどころだったでしょう。
そのような背景でミラーマンの後に局は異なっていたようですが、子供向け番組としたヒーローシリーズ「ジャンボーグA」が放映されました。
大変面白いことにストリー30話ぐらいからのテコ入れで地球防衛軍であるPAT隊に ミラーマンで活躍したSGMの村上チーフが隊長として、安田隊員・野村隊員が隊員として赴任するという驚愕のストリーメーキングがあるのです。
これは興味があったので東映のDVDを1作購入しました。よく調べてみると村上チーフは32話から最終回まで活躍していたらしいですが、安田隊員は特別隊員扱いで43話から、野村隊員は32話のみの登場で、結局 ベテラン俳優である和崎俊哉氏が最後まで奮戦されていたようです。
村上チーフはミラーマンで活躍した隊長でしたが、画像のごとく和崎俊哉氏の険しい表情の演技がそのままうまくひき継がれ画面を盛り上げていました。しかし、純粋な子供向け番組の特性からか、「調べてみろ」とか「スクランブルだ!」とかの命令口調のセリフしかないので和崎氏のもつ本来の演技力をうまく表現できす、失礼ながらこれは制作側やシナリオの脆弱性であったのではないかと思います。
ジャンボーグAはミラーマンから比べると対象が幼児~小学低学年ぐらいを対象としているようでドラマ性はあまりなく、純粋に怪獣子供向け番組として鑑賞すると面白いかもしれませんがミラーマンを見てしまうとどうしてもね・・・・
PATの制服もブルーになったのですがズボンの色彩デザインがなんだか・・・奇妙で、俳優さんらはもしかしたら恥ずかしかったかもしれない。画像はUPしませんが気になったらDVD購入で確認してみてください。w
ジェンボーグAはAタイプと9タイプの二つがあるようで9タイプの場合は軽自動車のホンダZから変身する。wwwwwwこれは見ていて声を出して笑ってしまった。おっと、ジャンボーグAと9はロボットなんですよ。マジンガーZやエヴァのように中で操縦しているんです。人が。9の場合の操縦では車を運転するがごとくハンドルを切っています。www
また光学合成の技術も進化したのかご覧のようにド派手な光線必殺兵器も登場。おもわず腰をぬかしてしまいました。
しかして・・予算カットからなのか皆さんこれがPATの新兵器です。これってホンダのバモスじゃん!これにも笑いこけていました。でも子供たちには受けが良かったんだろうなぁ・・(ダイハツのミゼットの改造じゃん!と当初かいてご覧いただいたからご指摘がありましたので訂正しました。)
というようなことでミラーマンの村上隊長が視聴率UPのためにテコ入れで出演し話題をさらったということが結論だったようです。
ベテラン俳優和崎俊哉氏はこのような役をも地道にこなし、その後NHK大河ドラマの名脇役や時代劇になくてはならない俳優さんとして活躍されるのですから俳優さんとして立派な方ではないかと察します。
ダイハツでなくてホンダにもあったのですね。
いつになるかお約束はできませんが記事訂正しておきます。ありがとうございました。