海の物語・・ホームマリンアクアリュウム

海水魚飼育を中心に飼育方法や意見交換の場。小型水槽嗜好。ECOSYSTEM ECOMINIで挑戦中 

ミラーマン その4

2013-07-07 09:39:27 | ミラーマン

掘り下げる性格が災いしてまた皆さんに見たくもないようなもの?を書いてごめんなさい。

先般 DVDの特典映像でミラーマンの石田信之氏と工藤堅太郎氏のこともご紹介しましたが両氏のコメントでも子供番組という意識はなく皆で一丸となって良い作品作りに没頭したと仰せでしたので他の役者さんの見どころなどもご紹介しないと不公平かと思いまた性格が災いして 調べてみることにしました。

役者さんの見どころや自分なりに感じたことでまた流します。

今回は

御手洗博士役の宇佐美淳也氏と村上チーフの和崎俊哉氏のことを。


まず御手洗博士ですが役柄設定では62歳の科学者でチームのまとめ役としてインベーダーと戦う頭脳という設定でした。また実際の撮影現場では各役者さんの大先生・大先輩でしたので、尊敬を集めかなり重鎮せおられたことは確かです。

調べてみると 宇佐美氏は 大映の母体である振興キネマ(この時代は現在80~90歳のご年齢の人でないとわからない。)時代からの大役者さんでおられ二枚目スターで活躍されていました。


振興キネマ時代の宇佐美氏。洋風な二枚目ですね。


なぜに宇佐美氏がミラーマンにということですがこれはミラーマンの主監督が大映の特撮巨匠の黒田義之氏(大魔神が有名)であることで同じ円谷プロでもゴジラの制作チームとは異なるチームであったからと思えます。


特攻攻撃をしかける藤本隊員を必死で静止にかかる博士。藤本隊員は幾度となく博士の命令に背いていた。w


宇佐美氏の演じる御手洗博士はミラーマンでは常に冷静な科学者役でしたが時々面白い作品設定があり・・・なんと62歳の科学者なのにジャンボフェニックス戦闘機を操縦する無茶な行動をとって驚かしていました。これは私もお年寄りが高いGに耐えられるのかと心配しました。Www


これが御手洗博士の操縦するシーン。チーフと藤本隊員がいないので私が行く!と有言実行。気を失わないか気ががりでした。w


最終回では 鏡京太郎をに二次元の世界に送ることをあっさり認め??、これは娘の朝子と京太郎の婚約を願わない父親のエゴ?と勘繰りたくなるような感想をいだかせ視聴者からクレームがこなかったのかという隠れたる悩みのシーンもww



問題のシーン。いきなり「帰ってがんばりたまえ!」と京太郎は博士に言われてどう思ったのか・・・
「朝子さんと一緒に暮させてください!」と言ったら博士は怒ったかどうかが気がかりではある。


宇佐美氏はもうすでにご逝去なさいましたが、ミラーマンの御手洗博士はおそらくアニメの御茶ノ水博士とならんで特撮界の重鎮博士の金字塔を打ち立てられておられたのではないでしょうか?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次に沈着冷静な役柄 村上チーフ 和崎俊哉氏です。



和崎氏は東映に入社され時代劇スターとしてデビュー。 十三人の刺客 の若侍として 敵に果敢に斬りこんでゆくシーンが印象的でした

中央の片岡千恵蔵さんの右となり後ろにおられます。


怪談ビデオで見つけた悪役の村上チーフ

十三人の刺客では一番若手の石塚利平の役で伝令役として奔走。最後は二刀流で壮絶な斬りこみをして玉砕されていました。


その後1969年にフリーになられたようで松竹映画宇宙怪獣ギララの主役とし出演されていました。主に渋い苦み走った役どころが十八番でおられるので時代劇出演が多いのが印象です。




ミラーマンでは藤本武役のアクションスターの工藤堅太郎氏にはかなわないでしょうが結構アクションも多く、工藤氏と同じようにインベーダーを荒業で倒しています。そういえばまだ見ていませんがジャンボーグAという番組でもSGMの隊長役として出ておられたとか。


「藤本やめるんだ!」真に迫る演技。とくに低いボイスで必死で叫ぶシーンは迫力がありました。w


しかし、「藤本よせ!やめるんだ!」とか「こちらSGM村上 応答願います」のようなセリフが多くあまり個人的な悩みどころがないシチュエーションが悔やまれます。作品の設定ではインベーダーの罠にはまり同僚を誤って殺害した罪を背負った元刑事という設定で拳銃発射はご法度。影を背負った男のイメージで定着させられていた感があります。それゆえ拳銃を撃つとか光線銃で敵を倒すというようなこともありませんでした。


WIKIによりますと1938年のお生まれですので75歳。工藤堅太郎氏と同じく好好爺になられています。


和崎氏は時代劇や苦み走った役で貫かれ、それが看板で売り出しておられたようですが、この人 ホームドラマのお父さん役などやらせたら高橋英樹氏よりも人気がでたのでは?と思います。実際のお人柄はちょっとおっちょこちょいでおられるようですので

「お父さん!またパンツさかさまはいているじゃないの!」
「ありゃ!いけねえ!」

なんてホームドラマのママにしかられると面白いと思うんですが。どうでしょう?


数少ない笑顔のシーン。いつも眉間にシワ寄せてがんばっておられましたがこれを見るとホームドラマパパでもいける!


和崎氏も工藤氏と同じように相応のご年齢になられましたが、お元気ならばもっとトークショーとか記念番組に出てこられれば良いと思います。

子供のころに見たウルトラマンのハヤタ隊員、村松キャップと並んでミラーマンの役者さん達についても同様に印象をいだいて我々は大人になっているのですから思い出を売り出すのも重要なセールスと思うのですが。検討していただきたいものです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿