朝日記2190727 音楽紙芝居デモ動画と「わたくしの七月」そして今日の絵
今日の絵は 長靴をはいた猫」から2題です。
徒然ことは二題、みな七月のことです。ご覧ください。
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音楽紙芝居デモ動画F-c山姥と魔女No 455浦賀水道
https://www.youtube.com/watch?v=2gey3aQIRvY&feature=share
ブルーレイのディスクを誤って勝手きて、わたくしのPCに不適合でした。
翌日、店は気持ちよく返品に応じてくれました。代わりにDVD用discに納めました。
ご覧ンください。
徒然こと 2 「わたくしの七月」 敬愛する先輩への手紙から
KY様 日本近海で発生した台風が足早に通過し、遅い梅雨明けです。
御新居に移られ 落ち着かれてきたでしょうか。景色がよいのでしょうね。便利もよし素晴らしいですね。
七月は、ふたつほど頑張りました。
ひとつは、地元の横浜銀行の支店ロビーで「第3回‘あらいやすまさ’ギャラリー個展」で、今回は、「山姥と魔女」音楽紙芝居原画展です。 同時に銀行と向かい合わせの地域センターでの音楽紙芝居トークと動画デモ会での2回の実演を行います。29日が第2回目です。 弟の日本画(大和絵)の橘樹住香が「源氏物語絵巻から路地メルヘンまで」でトークを交えます。
原画展の方は、毎週 絵を6週入れ替え敢行しています。これで8月末まで開催します。
「音楽絵画」として、自作絵画の永代供養のつもりでネットを「恐山」がわりの遺留品届くらいにして作ってはアップロードしてきましたが、「朝日記」をふくめ75万件のアクセスとなっていまさらながらに驚いています。
二番目は、ヘルマン・ピラースの「技術圏」の論文に付きあっていました。 全訳とコメントをひとつにまとめ原稿にしました。月内期限内にて脱稿しました。
4月1日でしたが、K先輩に上野にてご馳走になりました。その折、友人でドイツの経済学者ヘルマン・ピラース教授の「Technospher」(「技術圏」)という論文について触れさせていただきました。 彼は、Searlsと青木昌彦らの存在論的認識主義の流れです。たまたま青木さんの研究会ネットを覗いているうちに、エントロピーを経済学に導入する論文を見て、注目しまし、そのことから交流がは始まりました。
今回の彼は自身が言うように過激な提案をしてきています。「技術」は、「生物」と次元を同じくするひとつの巨大な「生きもの」Beingとして感がるというものです。Thomas Hobbesが主権譲渡先を怪獣 Leviathanとした発想と同じですね。GolemかGodzillaかといったところですが、こういう問題をまともに取り上げ、最後は、KantからHegelに大きく帰着しようとするところがドイツ人らしいです。
彼は、「生物圏」を科学とするように「技術圏」を科学として捉えることを考えます。その基本的方法論として 非平衡熱力学と化学反応論を基礎に置きたい。そのあたりを小生に協力を求めてきました。 それで、結局、彼のその論文を読んでいるうちに、翻訳をしてしまっていました。 今回は、その和訳と小生のエッセイをまとめて、所属する「総合知学会」会誌に投稿することにし、受理してもらいました。ヘルマン・ピラースも喜んでくれメッセージを寄せてきています。
Kさんの中古車自動車市場と中古車解体市場が競合するかもしれない時代進化が進行しつつあるかもしれないですね。 ヘルマン・ピラースに「鎌田命題」を投げてみるのも一興ですね。
ギャラリー個展と論文書きでもっぱらすごし、「終活」になっているのかどうかあやしいですが、一病息災で 目下は食欲もあり、ありがたいことと天に感謝しています。
荒井康全 2019/7/27
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