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北海道の自然、そして子どもの育ちと虐待について

幸子さん、教えてくれてありがとうー児童養護施設での性的虐待[北海道新聞]

2018-01-19 | ”自殺”・虐待・ヒトの育ちを考える
久しぶりのお休みに、北海道新聞を開くと、児童養護施設での性的虐待の記事が載っていました。

先日来新聞をにぎわしていた道央圏の児童養護施設での性的虐待について、被害当事者が名乗り出て、その内容を語っています。





子供の仮名幸子さんは、その大人の行為をもし他の人に話してしまったら、自分も養護施設を追い出されて、生活の場所がなくなるのではないかとの恐怖から、自分からは誰にも言うことができなかったそうです。

ここでも、性的虐待の、『被害者にもかかわらず、心理的に共犯者と思い込まされる』ということが起こっています。

事件が発覚した後も、誰にも話さない方がいいなどと周りの大人から言われ、苦しい思いをしています。

幸子さんは、同じ思いをする子どもが少しでも減ることを願って北海道新聞に名乗り出て話をしてくれたそうです。

幸子さん、性的虐待を受けてそのことを話してくれる被害者は本当にごくわずかしかいません。
それは仕方のないことなのですが、そのことで加害者が野放しになっているとすれば、それは腹立たしいことだし、あってはならないことですよね。
それに、加害者は、一時の欲望でやったことで幸子さんがそれほどまでに傷ついて、どれだけの長い間精神的な影響を受けるかなんて考えもしないで生活しているのです。

だから、幸子さん、あなたが今回名乗り出て話をしてくれたことは、とっても大切なことなんです。

幸子さん、たくさんのことを教えてくれてありがとう。これからの人生、自分の手に取り戻して、いろいろなすてきなものを見て生きてください。



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