月(高知市唐人町)

2007-07-28 18:47:22 | 居酒屋・バー・割烹・蕎麦


よさこい祭りも近いとはいえ、夜も暑いことですなあ。
こんな夜は「躰の中から涼めちゃらんと遺憾」ということで
急遽決まった「弥二・キタ調査」は金曜の夕方18:00


しかし、一寸待てよ、予約するにも電話番号が解らんで。
此のお店、一切宣伝という物をしちょらん。
iタウン情報で表示されるのは別のお店。
一番手っ取り早い方法は行った事のある人に聞くべしと何人かに連絡するも

登録して無かったりで不発。


それでは「net検索」しか手は無いとお店の場所は知っていたので

「住宅地図」から住所を割り出し、googleで住所検索をしたら

「大正解!」久礼の西岡酒造さんのHPに「当社のお酒が飲める店」

としてリストupされていました。


金曜だから「ひょっとして」とも思ったけれど幸い、カウンターならと無事予約も完了。
こんだけ、情報が少ないと弥が上にも「取材意欲」が高まろうと言うものです。





駐車場からコンクリ打ちっぱなしの階段を上がると玄関
引き戸前には「盛り塩」が静かにお出迎え。




↑取り敢えずの「生中」¥500


店内は大きく南側に開いた窓から鏡川の川面に筆山が
影を落とし夜空には、ほぼ満月の「月」が見えた。


残念ながら一部想像です。
次回は早めに予約して窓際の席で景色も愛でよう。


掘り炬燵式のカウンター、座敷共に玄関で靴を脱ぐスタイル
のお店です、靴下とフレグランスの匂いには充分注意なさって下さい。




↑先付けは「大根鶏煮」と「胡瓜の酢物じゃこ入り」


ただの酢物でも「じゃこ」が加わると一味upするとは弥二朗さんの弁。




↑続いて目の前に置かれた大皿から大振りの「チャンバラ貝」と




↑「茄子の煮浸し」をチョイス。


これだけ色濃く「しゅんだ」茄子も珍しいがお味は上品なもの。





メニューに目を移すと生ものだけでなく色んな美味しい
ものが一杯有って決めるのに時間が掛かります。
お代が書かれて無いのは時価という事でしょうか。
人に勧める時には、いやらしく無くて結構ですね。




↑「鰹タタキ」

色々有るけどやはりこれは食べないと調査に成りません。
軽く湯通しした「りゅうきゅう」をあしらうのも土佐の料理
らしくて好感、今の時期にしては鰹も美味しいものでした。
流行の「塩タタキ」より私共は青葱・玉葱・青紫蘇・大蒜
のハーモニーが好みなんです。




↑「七七七六」ボトル¥3,000


黒木本店の「きろく」ですね(黒木の逆読みと言う説も有り)
お湯割りセットを頼み好きなように飲ませて頂きます。
弥二朗さんのピッチが早く成って来ましたよ。


お酒はこの他、日本酒で
特別本醸造「純平」
特別純米「土佐の粋水酔」
吟醸「一本釣り」
純米大吟醸「久礼」
純米吟醸「てっぺん四万十」等


焼酎では
「ダバダ火振」
「中々」
「吉兆宝山」
「喜界島」
「八重泉」
「野うさぎの走り」等
その他、ワイン、シャンパンも有り。





↑鯖寿司

カウンターにラップされて置かれていた「鯖寿司」が美味しそう
だった(私の好物)ので御願いするとこんなに綺麗になって出て
きました。一人前二切れです。これが今夜の一番というか今迄
食べた「鯖寿司」の中で一番美味しかった。


人心地ついて店内を眺めて見ると何時の間にか満席状態に。
意外と若い人が多い、平均年齢を上げているのは隣で紫煙をくゆ
らせているご婦人と私達二人だ。
座敷席には衝立も無く、「わいわい・がやがや」しているので
ご接待でも「難しい話や内緒話」は出来そうに無いですね。









サービスのデザートを頂いたのは壁の柱時計が丁度9時を
指したころ。お腹も丁度と成りました。
今夜のお代は二人で¥10,600也。と私の計算がピッタリ
当たりましたよね、弥二朗さん。





--shop data--

店名:「月」
所在:高知市唐人町2-20(とうじんまち)
電話:088-824-3095
営業:17:30~23:00
定休:月曜
駐車:少々有り
※2018-上記に移転(天神橋北詰め東側)



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4 コメント

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Unknown (racchi)
2007-07-28 22:17:51
このお店、夜ポタで前を通る度に不思議な存在でした。
看板出てないのに2階の窓からは良い雰囲気と灯りがこぼれていて…会員制の店か何かかと思ってました(笑)

まさに隠れ家的なお店(^-^)?
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racchiさん (タカシ。)
2007-07-29 10:09:14
まさに来られているお客さんは「隠れ家」と思っていられるのではないかと。看板類も一切有りませんし、有る意味会員制に近いでしょうが、敷居が高い事も無く普通の常識を持ち合わせている方なら問題無いでしょう。焼酎グラスなら一杯500円、ボトル3千円なら二人×3杯以上呑めて残りはキープ出来ます。初代のお店よりリーズナブルになったようですので是非一度お試しあれ。
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Unknown (はとみ)
2008-05-08 09:39:32
ゴールデンウイークに帰省したので行ってきました。
前々から、釣り具屋に勤めてる友人に魚が旨いと聞いてたのですが、タカシさんの記事を見て、すっごくいきたくなっちゃいました。
一番は鯖のお造り。目が点になりましたぁ!!
今まで食べてきた鯖は一体何だったんだろう!って
ゆう位、新鮮で美味しかったです。
ほかのお料理も想像以上の美味しさで大満足。
また、付け合わせのトマトも半端じゃなく甘い!!
スイカも甘かったー!!
お料理は相当にレベルが高いです。
ただ、超満員で忙しかったのか、目の前で調理しているご主人が無愛想だったのが残念でした。
また戻り鰹の時期に行ってみたいと思います。
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はとみ様 (タカシ。)
2008-05-08 12:34:04
話しが出来るのはサービス係り位でしょうか、それも忙しい間隙を縫ってという感じですね。私も大将とは話したこと有りません。元来、職人は無口でシャイなものなんでしょうけど、料理の説明など「ちょこっと」して頂けるだけで嬉しいんですけどね。

「生もの」は時期に因ってどうしても当たり外れがあります、美味しい時期に当たって良かったですね。カメラが代わったので私も再度撮影に行かねばと思っています。
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