松山っ子のソウルフードは「鍋焼きうどん」である。まあ、圧倒的に
「元女子校生」が多いでしょうけど。
「ことり」の事を調べているうちに気持ちの方は映画
「がんばっていきまっしょい」にどんどん傾向していった。
映画の事は後述するとして今回、松山に来たのは「ことり」の鍋焼き
うどんを食べるのが目的、ポイントはこのシーン↓
悦子『此処よう来るん？』
敦子『うん、子供の時と同じ味するけん』
篠村悦子（田中麗奈）の前にはアルマイトの鍋が二つ置かれている。
そう、お代わりをしたのですね。
↑鍋焼きうどん（￥460＋生卵）
「ことり」のメニューは「鍋焼きうどん」と「いなり寿司」だけ。
麺は太く柔らかで腰は弱いものの、見た目よりボリュームが有る。
地元長浜のイリコ、利尻昆布、香川の醤油と、なかなか材料には
拘っているようだ。
あまりにもあっさりしてそうだったので私は生卵を追加しましたが
元々、薄味なんで味に影響は少なかったみたい。
しかし、夏なのにお客さんの入りは絶えることを知らない。
1998年制作の映画「「がんばっていきまっしょい」」は田中麗奈のデビュー作
1980年生まれだから17才当時か、線の細さが新入学生女子の初々しさを
自然体で撮している。
なんと言っても映画の冒頭で海岸の堤防（結構な高さ）から身を躍らせる
シーンが印象的。
えっ！貴女が好きなのは「相乗り自転車で手を握るシーン」ですか。
そりゃねえ、私とて似たような経験は……
因みに偶然ですが「松山映画祭2007」にノミネートされていたのです。
挿入歌はLee-tzsche（リーチェ）の"ogiyodiora"（オギヨディオラ）
You Tubeで「動画」もどうぞ。（注：音が出ます）
--shop data--
店名：鍋焼きうどん専門店「ことり」
所在：愛媛県松山市湊町3-7-2(Yahoo！地図）
電話：089-921-3003
営業：10:00～17:00頃
定休：水曜
駐車：無
創業：昭和24年
次回はぜひ、「アサヒ」にも。
はい、実は最初に見つけたのは「アサヒ」のほうです、此方も女性３人組が入店していきました。自分的には「アサヒ」の甘めダシが合うかもしれません、次回は試してみましょう。両店とも現役で多くのファンが支えているところが何より素晴らしいですね。
違和感ですか？全く覚えないです。（キッパリ）
逆に「鍋焼きうどん」ヒョウロンカに成ろうかとおもいました（笑）饂飩に限らず、私の場合、勿論「好み」は有りますが、偏りは少ないと思います。土地々々で習慣、産物、歴史が違い「味」に違いが有る訳でそれが地域性と言われる所以です。土佐の場合は鰹が有ったから鰹ダシに成った訳で。（逆を言えば鰹しか無かったとも言える）そういう次第で例え関東のあの真っ黒いうどんダシ汁でも多分２～３ヶ月も居れば良さを見いだすだろうと思うタカシでした。