ハチの家文学館

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祈り

2020年05月03日 13時37分15秒 | 慈しみと悲しみと

         山形県寒河江市 慈恩寺 持国天 (木造・鎌倉時代)

毎日毎日コロナの話ばかりで、鬱屈してもの憂い日が続いている。感染拡大防止と経済の挟間で、世界中が怒涛の如く揺らいでいる。こういう時こそ神仏の奇跡を信じて願いたくなる。

そんな時、テレビでみうらじゅんといとうせいこうが出演する「見仏記」山形編が放送され、14年前に行ったことのある山寺と慈恩寺が出ていた。とくに慈恩寺の仏像群はすばらしく、私が撮影した東北の寺仏の中では最も印象が深かった。当時を思い出しながらコロナの早期終息を祈る。

今朝のNHKテレビでも、コロナ禍での高齢者向けに医師のメッセージが繰り返し放送される。

とくに、フレイルの状態にある高齢者には、「運動」「栄養」「人とのつながり」に気を付けてと訴える。(東京大学・高齢社会総合研究機構教授・飯島勝矢氏)

フレイルとは健康と要介護の間で身体、認知機能が低下している状態を指しており、運動しづらい、出かけづらい、栄養の偏り、会話をしないとフレイルが悪化するそうだ。

まさに自分のことのようで、筋肉の質・量が低下してしまっていることが心配。高齢者は2週間寝たきりの生活で7年分の筋肉を失うと言われる。

私の場合、気をつけるポイントのうち栄養は十分だが運動と人とのつながりが足らない。ウォーキングなどの運動、スクワット、片足立ち、足踏みなど時々しているが、後期高齢者ともなると、ちょっとの油断で体が硬直化してくる。

外出自粛で非行少年更生支援ボランティア活動も休止状態、句会や癒し絵などの集まりも休会している。電話やメールを活用して友人同士、家族などと定期的に連絡をとりあうようにしたい。

 

 



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