ハチの家文学館

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祈りの情景

2021年05月17日 10時18分45秒 | 慈しみと悲しみと

           奈良県高取町 壷阪寺 千手観音菩薩坐像

毎日毎日新型コロナウイルス感染の話ばかりで、鬱屈してもの憂い日が1年以上続いている。遅れをとったワクチン接種が始まったものの、予約殺到で電話もネットも繋がらず、いつ接種を受けられるかわからない状態。

関西は医療崩壊著しく、重症化しても入院も出来ず亡くなる人も増加の一方である。私の住む横浜も緊急入院が困難になるのは時間の問題かもしれない。私のように基礎疾患のある高齢者は、感染したら死を覚悟しておかなくてはならない。こういう時こそ神仏の奇跡を信じて願いたくなる。

科学的なワクチン接種による感染防止が唯一の頼りであるが、一方で非科学的と言われようが、朝の仏前勤行で疫病退散の願掛けを毎日行っている。こんなことをしていると、まるで平安時代にタイムスリップしたような気分になる。家族の皆がコロナに感染しませんようにと祈ることによって、親子・夫婦・子どもたちが一人も感染しないでいられる。そう思うと神仏に守られていると感ずるのである。

横浜市のワクチン予約も今日から再開されたが、会場を増やしたもののすぐにいっぱいになり、7月10日までの朝9時から深夜23時59分までネット予約受付となっているものの、今日の分がいっぱいなのかどうかもよく分からない。徒にパソコンに座りっぱなしでキーを叩いているのも空しく感ずる。電話予約も問い合わせの電話も繋がらないで八方塞状態が続く。あと少しチャレンジしてみて今日は諦めよう。

 



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