ハチの家文学館

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懐かしい財貨寺

2020年04月22日 06時00分00秒 | 慈しみと悲しみと

                                      財貨寺 木造金剛力士像(国指定重要文化財)

       

             財貨寺 十一面観音立像 お前立

 

NHKテレビをみることが多いが、近頃はコロナの影響で生放送はもとより、外出自粛でロケもままならず、1年から2年前ぐらいの放送をアレンジして再放送するものが目立つ。NHK-BSP「こころ旅」をみていたら、2年前の愛知県の旅を放送していた。

この日の旅のスタートは豊川市の財貨寺で、12年前の8月に仏像写真撮影に訪れたことがある。正式名称は「陀羅尼山 蘇悉地院 財賀寺」、高野山真言宗のお寺で本尊は十一面観音菩薩(秘仏)。創建は724年(神亀元年) と伝えられ、開基は行基と言われる。

拝観予約してあったとはいえ、住職も夫人も親切に応対してくれて、ありがたかったし懐かしい。本堂は暗くて撮影に苦労したが、お前立とはいえご本尊の素晴らしい十一面観音菩薩を撮らせていただいた。

「こころ旅」の内容は、西尾市のご婦人が小さい頃の父親の思い出を投稿したもので、父親が平成24年の大晦日に、行先も告げずに自転車で出かけて夜遅く帰った時のことを、亡くなってから父親のパソコンで見つけた財貨寺への行程を「こころ旅」で火野正平さんに走ってほしいというもの。テレビの画像に蒲郡の懐かしい風景も映し出されたのも懐かしく感じた。

 

 

 

 

 



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