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嵐の予感
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今朝は青空
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
結構形のいい雲があったんだけど・・・法事があって撮れませんでした。
午後になると雲空に覆われるようになりました。
真上の空を見上げたら・・・黒ずんだ雲・・・雨と雷鳴の競演が始まりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
車に乗ると大粒の雨がバタバタと物凄い音をたてながら突然の突風を伴い、
局地的に10分ぐらい降り続きました。 皆さんはだいじょうぶでしたか?
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続、ベス単・・・アメリカのコダック社が1912年に発売、当時は、小型カメラのフイルムカメラとして注目され、また安値だったので大衆カメラとして人気を集めた。
日本でも同様に脚行を浴び、大量生産・輸入されました。
それとポケットに収まる程の大きさだった為(折りたたみ式)ポケットカメラの愛称で知られました。
その後、ポケットカメラのレンズが単玉(2枚のレンズを張り合わせたもの)であり開放で撮影した写真は「芯がありながら優しいソフト感」に写るので日本人好みに親しまれたのでしょうね。
実は、このベス単は、普通に開放で撮影してもしっかり写るんです。
さらに絞って写してみるば・・・現役のレンズをしのぐほどシャープに写るんですよ。
当時の写真と言えば、勿論ことカラー写真などはなく色補正や湾曲収差などの補正技術が無く、フードを開放時よりも、さらに一段ぐらい絞った小さな穴をあけていました。
それは、フードを取り付けることによって甘く写り過ぎない様に改善、工夫したものと想像します。
それで、日本人カメラマンはフードを外す事によって生じる独特の「深みや、綺麗な滲み味」のあるソフト感を好み撮影する方が増えたのでしょう。
次回へ
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ベス単レンズ
私がベス単カメラを撮りはじめて20年位たったでしょうか?
植田正冶先生がよく愛用していましたね。
私がまだ24歳頃(現56歳)に東京から土方健介先生を招き松島にて数人のカメラマンと写真談議に楽しい一夜を過ごしたことを思いだしました。
翌朝にスナップ撮影をはじめた時のことでした。先生のカメラの異変に気づきました。
なんと、八セルブラットにベス単を取り付け撮影していたのです。
先生はカメラマンとしても有名でしたが、カメラ工学や大型カメラ撮り方などの著書出版も数多く・・・研究なされておりました。
カメラのことは大変詳しかったので夢中で耳をかたむけてききいっていましたねえ~。
勿論、そのカメラのファインダーをのぞかせてもらった記憶がございます。
小生も、いつかはこんなカメラ持ちたいなあ~と思い・・・後に製作してみました。
何故、今ベス単なの・・・と思っている方がいらっしゃることでしょう。
それは、このカメラが世の中にデビューしてから生誕100年(1912年)になるからです。
当時のカメラは非常に高価な物であったため誰もが手にする事は出来ななかったようでした。
この話の続きは、またしますね。
カメラ ニコンD700 レンズ コダック社ポケットカメラ F-5.6 ISO-500 S-AT