共存共栄主義を世界中に広めよう

世界中の人間同士の共存共栄だけでなく、地球上のすべての生物との共存共栄を求めていくのが、今後の私達人間の役割なのです。

弱肉強食の理論がある限り、人間は戦争を何度でも繰り返す

2007年08月30日 23時54分04秒 | Weblog
人間にも民族によっては長年の食生活の違いにより、猿の時代には草食性動物だったのが、完全な肉食中心の生活となった狩猟民族は、世界中に数多くいる。
それらの肉食中心の狩猟民族の正しい考えもまた、ライオンの行動と同じで、子供を連れた母子の獲物や、逃げ足の遅い子供の獲物や、群れからはぐれて弱った獲物を見つけたら襲って殺して食べたり、無抵抗の弱い人間の群れ(集落)を見つけたら、襲って殺しては土地や財産や食料や女を奪い続けてきた。


肉食中心の生活をする狩猟民族にとって、同じ言語を話さずに、同じ衣装を着らずに、同じ生活習慣でない群れの集落で暮らす人々は、すべて獲物(敵)としてしか見ずに、仲間と集団で襲いかかっては強奪行為(ごうだつこうい)や略奪行為(りゃくだつこうい)によって、土地、財宝、食料を奪い、捕らえた者を奴隷(捕虜)として労働に酷使(こくし)したり、女と子供はレイプの遊び道具に使ったりした。

こうして肉食中心の生活をする狩猟民族では何千年もの間、今日に至るまで他民族との戦争と侵略(しんりゃく)を何万回となく繰り返しては、勝った民族が負けた民族を、恐怖政治の下に置いて暴力と殺戮(さつりく)で、長年支配する歴史が繰り返されてきた。

そして学問の間でも、肉食主義の白人が世界中に暴力支配による植民地を拡大していく中で、人間社会においては弱肉強食の世の中を形成するのが正しいという考えが世界中に広がり、弱肉強食の理論は人間界だけでなく自然界すべての生物にも当てはまる事だと、学者だけでなく人間の誰もが間違った考えを持つように至った。


しかしこの弱肉強食の原理は、肉食主義の人間や肉食動物に限定される主観であり、自然界すべての生物にあてはまる原理ではない。
草食動物であるゾウとか牛の群れでは、他の弱くて小さい動物や小さな昆虫を見つけても攻撃して殺すような事はしない。

まれに産まれたばかりの弱い子供を守ろうとする時には、相手がたとえ小さい動物であっても、群れのオスや母親は子供から遠ざけようと攻撃的になるが。