浄土ヶ浜パークホテル

先週の金曜日、所用があって宮古市の浄土ヶ浜パークホテルに宿泊することになる。3.11では避難者の宿泊所にもなった所なのですが、震災から二冬目できれいに整理されていました。沿岸では滅多にないこの時期の大雪と氷点下10℃は、歩行を難しくします。海側の部屋を予約したので、ホテルの部屋の展望窓から星空を眺め、明けの明星の先導で真ん丸い太陽が昇る姿は何となく明るい気分になります。朝食を済ませ、浄土ヶ浜まで出かける。近道3分の表示につられて、100段近くの雪を被った段を遊歩道まで下る。観光船発着所と浄土ヶ浜を結ぶ遊歩道は津波でこわれた手すりは未だになく、重機が補修工事をしていました。津波が２階天井まで来て壊れたレストハウスは新築されていました。この浄土ヶ浜にも10㍍の津波が押し寄せたのだろう。瓦礫で埋まった浜はきれいになっていました。ボランテアの手を借りて除去されたと言われてますね。人の手は強く暖かいと感じるひと時でした。