日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

早く来て。第3土曜日。

2005年08月08日 | 引っ越しな日々
引っ越し経験のある人なら、必ず、なんらかの形で立ちはだかってくる問題なのではないだろうか。ゴミだし。永遠の憂鬱。

     ★

住んでいた大阪市○○区は、アバウトだった。
普通ゴミ・資源ごみ、だけだった。
それでも、4月からは
普通ゴミの中でも、
プラスチック製品(「プラ」と書かれたものだけね)
だけは別にしてください、
となった。

で、ようやく、習慣づいたかな、という時にお引っ越し。

明石は、
普通ゴミ(生ゴミや皮革製品など)も
プラスチック製品(「プラ」とかかれたものも含めて)も
『燃えるゴミ』としてひとくくり。

が、同じ『燃えるゴミ』でも、
紙・布製品は別の曜日となっていた。

     ★

引っ越しは火曜日。
わんさと出ました、様々なゴミ。

引越し屋さんに渡して処分できるようなものは、
持って帰ってもらいましたが、
その後からだってもちろんゴミは出るわけで。

翌日の水曜日に、
休憩時に飲み干したペットボトルなどの
資源ごみを早速出して、
ちょっとホッ。

二日後の金曜日に、
いわゆる普通ゴミを
2袋ぐらい出して、
さらにホッ。

そして翌日の土曜日は、
いよいよ
メインイベントの紙・布類。

これは前日から、命かけました(笑)

あちこちの部屋にあるダンボール。
食器類を包んでいた新聞紙の入ったゴミ袋。

これらがなくなるだけで、
かなりホッとするのは明白。

もう、前日の夜遅くなるまで、
新しく買ったものは、とにかく包装を解いておこうとか、
何往復もするから、
出来上がったゴミは、玄関の入り口に固めておこうとか、
準備万端にしていたのです。

     ★

命かけただけあって、
翌日の土曜日の朝、
私の命は尽きていました(笑)

寝坊したのです。

慌てて起き上がって、
ヤマンバのように髪を振り乱しながら、
持てるだけのゴミ袋をもって、
ゴミ置き場へ走りました。

……ゴミ置き場にゴミはありませんでした。

はぁはぁ言いながら、
「うそぉ~」と思わずつぶやいて、
信じたくない気持ちが、
ゴミの分別の書かれている立て看板まで、
自然と足を運ばせました。

そして、目を疑いました。

紙・布類のゴミの収集は、月に一回だけでした。
で、ここの地域は、第3土曜日。

第3土曜日。第3土曜日。第3土曜日……。

何度見ても、第3土曜日でした。
で、何度考えても、今日は第4土曜日でした。

い、い、一ヶ月近くも、ゴミと共存かよ~!!
ダンボールと共存かよ~!!

     ★

結果的には、ダンボールは、
4、5日後、引越し屋さんが引き取りに来てくれました。

涙ぐみそうな気持ちで、ホッ。

が、紙・布類は、言ってみたけれど、
引き取ってもらえませんでした
(夫の会社だし、嫌な客にはなれませんでした……)。

そして、あの土曜日の時以上に、
紙・布類のゴミは今も増え続けて、
部屋の一角をどんどん占めています。

臭うはずのものではないのに、
あまりの多さに、見ているだけで臭う気が……。

第3土曜日が来ない限り、
うちの引っ越しは終わらないようです。……どんより。

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