帰りの岡山まで行ってくれた特急『しおかぜ』。
アンパンマンの塗装がかわいい。
どうしてアンパンマンが……?と、
考えていたら、
確か高知県が、やなせたかしさん(原作者)の
ふるさとだったかな?と思い出す。
『アンパンマンミュージアム』もあったような気が。
四国つながりなのね。
こっちの写真は松山→宇和島へ行ったときの、特急『宇和海』の中。
こちらは、外装はそんなにアンパンマンが目立ってなかったと、
記憶しているけれど、
指定席がアンパンマン色が濃かったです。
(何故か、私が座った車両の指定席だけ)
でね、黄色い丸の子は、
なんていう名前の子なんでしょうか?
アンパンマンと対等に目立ってたけど、
どうしてなのかが、わからない。
メジャーなところを考えれば、
ここは、食パンマンか、カレーパンマンあたりの、
ポジションのような気がするのですが……。
それにしても、予讃線は、揺れる。
帰り。数人の人に、はがきを書こうと思ったら、
ものすごく揺れた。
「書く」と思えば、「書く」しか考えない私は、
2通の揺れに揺れて汚い文字の絵葉書を書いた。
送ってから、
「何も揺れた文字を送ることは、なかったんじゃないか……」と、
少し後悔した。
出した後のポストの前で、
『旅の味』だと思ってもらえることを祈る(笑)。
★
お話を、松山歌会の人々と、
お別れしたときのお話に戻す。
改札内に入って、
目の前の特急に乗り込もうとしたら、
お別れをした姫川未知絵さんが、
「その特急じゃないですよー!!あっちあっち!!」
と、上りかけの階段のところから、
声をかけてくださった。
見れば、同じホームだけれど、
さらに奥のほうに行けば、
もうひとつ別の特急があった。
同じホームに、違う方向へ行く電車が並んでる。
ははは……。
姫川さんにお礼を言って、
小走りに言われた特急へ向かう。
座席は、指定席。
えーっと、5号車の1番D……い、行き過ぎた××。
他の乗客とは逆行するかたちで、
3号車あたりからふぅふぅ言いながら、
自分の座席へと向かう。
ようやく、到着。
さて、荷物を網棚に上げましょうか、
というところで、ある四人家族から視線。
リュックサックを背負った少年が、
「……ここ、僕の席……」とつぶやく。
お母さんも、その息子さんの切符を見せる。
5号車1番D……なぬっっ!!
私も切符を見せる。……やっぱり5号車1番D。
すると見比べていたお母さんが、
「これ、13日になっていますよ」と言う。
えぇ!!日付が違うの!!
とにかく、心細げな少年に、
席を譲らなければ。
私は軽く謝罪して、一旦電車から降りる。
「まず、何をしたらいいんだ?
改札のマドンナに、切符のことを言えばいいのか?
でも、13日になっているんだぞ。
11日の今日の特急に乗れるのか……??
乗れなければ、次の電車か。特急券は買えるのか?
あぁ、だとしたらだとしたら、
車で迎えに来ているお父ちゃんに、連絡しないといかんぞ!
で、何から始めればいいんだ?」
かるくパニック。
で、改札口のマドンナのほうへ、
向かっている途中、
特急の一番尻尾のところに、
電車の乗務員さんらしき人が、複数人立っていた。
私は、声をかける。
「あの、JR西日本で、11日と13日の切符を買ったつもりだったんですけど、
今見たら、どうやら、どの切符も13日になっているみたいなんですよぉ」
と、何気に、JR西日本に非があるかのごとく、
相談する。
下っ端風な、乗務員さんが、
切符を見てくれた。
「この切符、『しおかぜ』ですよ」と言う。
はぁ……それがなにか。
「この特急は『宇和海』。『宇和海』の切符はお持ちですか?」
……はっ!!
でも、パスケースの一番上から、
必要になる順番に切符を入れたはず……。
だから、一番上の切符は、
今日の切符になっているはず……。
慌ててパスケースから、
持っていた乗車券やら特急券やら取り出して、
見てみる。
……ありました。下から2番目に『宇和海』の切符が。
ごめん。JR西日本(笑)
「でも、これ、13日の切符に打刻してしまって……。
マドンナ……じゃない、改札へ行って、
取り消してもらえるんでしょうか」
と、泣きを入れると、
「乗務員が回ってきたときに、事情を説明して下さったら、
取り消しますし、11日の切符に打刻しますから」
と、落ち着いた対応。
指定席は、1号車。電車の頭の部分の車両。
私は、乗務員の人たちにお礼を言って、
電車のしっぽから頭の部分へ、急いで走り出す。
事情は知っているから、乗せてくれるだろうけれど、
時間はない。
チクショー!、かばんが重いぜ。
ひぃひぃ言いながら、『宇和海』にダイブ。
悲しみの、11日の打刻がついた。13日の切符
★
あれから、約10日。
こんな風に長々と歩いたり、
慌てて走ったりしながらも、
大阪に帰ったら、体重は大幅に増えてました(泣)
スポーツジムへ行く習慣も、
すっかりリズムが狂い、未だにまだ行けてません。
そうこうしているうちに、
全国歌会の締切があったり、
飛行機の予約をしたり、
もう次の旅行の準備が、すぐ目の前にやってきました。
あなおそろしや。
少しでもやせてしまわないと、
この上からさらに、お肉がついてしまいそうです……。
これで長かった、
松山歌会行脚の旅と宇和島帰省のお話は終わりです。
ご静聴ありがとうございました(笑)
アンパンマンの塗装がかわいい。
どうしてアンパンマンが……?と、
考えていたら、
確か高知県が、やなせたかしさん(原作者)の
ふるさとだったかな?と思い出す。
『アンパンマンミュージアム』もあったような気が。
四国つながりなのね。
こっちの写真は松山→宇和島へ行ったときの、特急『宇和海』の中。
こちらは、外装はそんなにアンパンマンが目立ってなかったと、
記憶しているけれど、
指定席がアンパンマン色が濃かったです。
(何故か、私が座った車両の指定席だけ)
でね、黄色い丸の子は、
なんていう名前の子なんでしょうか?
アンパンマンと対等に目立ってたけど、
どうしてなのかが、わからない。
メジャーなところを考えれば、
ここは、食パンマンか、カレーパンマンあたりの、
ポジションのような気がするのですが……。
それにしても、予讃線は、揺れる。
帰り。数人の人に、はがきを書こうと思ったら、
ものすごく揺れた。
「書く」と思えば、「書く」しか考えない私は、
2通の揺れに揺れて汚い文字の絵葉書を書いた。
送ってから、
「何も揺れた文字を送ることは、なかったんじゃないか……」と、
少し後悔した。
出した後のポストの前で、
『旅の味』だと思ってもらえることを祈る(笑)。
★
お話を、松山歌会の人々と、
お別れしたときのお話に戻す。
改札内に入って、
目の前の特急に乗り込もうとしたら、
お別れをした姫川未知絵さんが、
「その特急じゃないですよー!!あっちあっち!!」
と、上りかけの階段のところから、
声をかけてくださった。
見れば、同じホームだけれど、
さらに奥のほうに行けば、
もうひとつ別の特急があった。
同じホームに、違う方向へ行く電車が並んでる。
ははは……。
姫川さんにお礼を言って、
小走りに言われた特急へ向かう。
座席は、指定席。
えーっと、5号車の1番D……い、行き過ぎた××。
他の乗客とは逆行するかたちで、
3号車あたりからふぅふぅ言いながら、
自分の座席へと向かう。
ようやく、到着。
さて、荷物を網棚に上げましょうか、
というところで、ある四人家族から視線。
リュックサックを背負った少年が、
「……ここ、僕の席……」とつぶやく。
お母さんも、その息子さんの切符を見せる。
5号車1番D……なぬっっ!!
私も切符を見せる。……やっぱり5号車1番D。
すると見比べていたお母さんが、
「これ、13日になっていますよ」と言う。
えぇ!!日付が違うの!!
とにかく、心細げな少年に、
席を譲らなければ。
私は軽く謝罪して、一旦電車から降りる。
「まず、何をしたらいいんだ?
改札のマドンナに、切符のことを言えばいいのか?
でも、13日になっているんだぞ。
11日の今日の特急に乗れるのか……??
乗れなければ、次の電車か。特急券は買えるのか?
あぁ、だとしたらだとしたら、
車で迎えに来ているお父ちゃんに、連絡しないといかんぞ!
で、何から始めればいいんだ?」
かるくパニック。
で、改札口のマドンナのほうへ、
向かっている途中、
特急の一番尻尾のところに、
電車の乗務員さんらしき人が、複数人立っていた。
私は、声をかける。
「あの、JR西日本で、11日と13日の切符を買ったつもりだったんですけど、
今見たら、どうやら、どの切符も13日になっているみたいなんですよぉ」
と、何気に、JR西日本に非があるかのごとく、
相談する。
下っ端風な、乗務員さんが、
切符を見てくれた。
「この切符、『しおかぜ』ですよ」と言う。
はぁ……それがなにか。
「この特急は『宇和海』。『宇和海』の切符はお持ちですか?」
……はっ!!
でも、パスケースの一番上から、
必要になる順番に切符を入れたはず……。
だから、一番上の切符は、
今日の切符になっているはず……。
慌ててパスケースから、
持っていた乗車券やら特急券やら取り出して、
見てみる。
……ありました。下から2番目に『宇和海』の切符が。
ごめん。JR西日本(笑)
「でも、これ、13日の切符に打刻してしまって……。
マドンナ……じゃない、改札へ行って、
取り消してもらえるんでしょうか」
と、泣きを入れると、
「乗務員が回ってきたときに、事情を説明して下さったら、
取り消しますし、11日の切符に打刻しますから」
と、落ち着いた対応。
指定席は、1号車。電車の頭の部分の車両。
私は、乗務員の人たちにお礼を言って、
電車のしっぽから頭の部分へ、急いで走り出す。
事情は知っているから、乗せてくれるだろうけれど、
時間はない。
チクショー!、かばんが重いぜ。
ひぃひぃ言いながら、『宇和海』にダイブ。
悲しみの、11日の打刻がついた。13日の切符
★
あれから、約10日。
こんな風に長々と歩いたり、
慌てて走ったりしながらも、
大阪に帰ったら、体重は大幅に増えてました(泣)
スポーツジムへ行く習慣も、
すっかりリズムが狂い、未だにまだ行けてません。
そうこうしているうちに、
全国歌会の締切があったり、
飛行機の予約をしたり、
もう次の旅行の準備が、すぐ目の前にやってきました。
あなおそろしや。
少しでもやせてしまわないと、
この上からさらに、お肉がついてしまいそうです……。
これで長かった、
松山歌会行脚の旅と宇和島帰省のお話は終わりです。
ご静聴ありがとうございました(笑)
「鉄風味」な話題だったので来ちゃいましたが…
いなだっちって乗り物に強いのですね
四国は「振り子式(よく揺れる)」列車の名所でして…
三半規管弱めの自分は恐くて乗れませぬ
手紙を書いた、なんて素晴らしすぎ
そうなんだ。そんなに揺れるのが有名なんだぁ~。
手紙を書いた方から、
メールを頂いたのですが、
電車の旅行は好きだけど、あの揺れは頂けないと、
その方も仰ってました。
子供がグーで握った手で、文字を書いた様な、
すごい文字でした。
観光バスで山道などを登られると、
たまに酔いますけれどね。
今回は、乗ったとたんに、
数日の睡眠不足で、
30分ほどよだれを垂らして寝たのが、
よかったのかもしれませんね。