日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

鍵はちゃんと届くのでしょうか。

2006年09月13日 | 引っ越しな日々
夫が紛失していた、明石での前の家の鍵が見つかったことは前述した。

で、この前の話になるけれど、
大家さんとの間を
仲介をしてくれている不動産会社に、
鍵を送ったのだけれど、
その時の電話がちょっと、おかしかった。

     ★

ネット接続、お仕事なし状態などなどの不幸に隠れていたけれど、
実は、もうひとつ、滞った出来事があった。

敷金の返還である。

今の時点では、解決済みの話なんだけど、
これも一筋縄ではいかなかったんだよなぁ~。

退去が決まったとき、
契約書の最後のページに、
退去通知書(?)みたいな、
切り取り線つきの欄があって、
退去する一ヶ月前に、
名前や印鑑、
敷金の振込先を記載するものがあった。

私は、キジバト(もずじゃないそうです)が家の前で
巣づくりをしているときに書いて、
切り取って郵送してから、
不動産会社に電話をしたのだが、

私が郵送した場所は、
担当の人が主に常駐していない、
もうひとつの営業所のほうだったようで、
(もらっていた名刺の住所に送ったのだから、私に非はないと思うけどね)
担当の人は、ちょっと苦そうだったが、
事前にこうして電話で確認できたので、

「わかりました。じゃ、そっちの営業所の者からもらっておきます」

と答えてくれていたし、全然、気にしていなかった。

しかし、東大阪に引越しして数日後、
その不動産会社の人から、

「すいません、あの、退去通知書が、見つからないんですが、
口頭でかまわないんで、敷金の振込先を教えていただきたいんですが……」

と、言われ、
別に教えてもかまわなかったが、
口座番号が書いてあるものが、
どこにあるのかわからないという状態が、
なんだか、気味が悪かったので、

「あの、確認せずに郵送したのがいけなかったんですが、
○○営業所のほうに郵送したとお話させてもらっているんですけど、
そちらのほうは探されましたでしょうか?」

と、聞いてみた。

すると、担当者の人も、思い出したかのように、
「では、そっちの営業所のほうを探してから、もう一度お電話させてもらいます」
と答えてくれた。

それから2日後、
「ありました!!そしたら、これを大家さんに渡して、
振り込んでもらうようにしますから!!」

と明るい声で連絡があった。
はいはい。よろしくお願いしますってもんだ。

が、またまたしかし。その一週間後。
また、その不動産会社から電話があった。

「あの……、大家さんから連絡がありまして……、
通知書に書いている口座番号に振り込もうとしたら、
振り込めないと仰られているんですが……、
口座を閉鎖したとか、そういうことはないんでしょうか……」

と言う。

そんなことはない。
その口座は、我が家のメインバンク。
給与が入れば、光熱費が出て行くって口座だ。

と言っても、ラチがあくものでもなし。

仕方なく、
手元にあった、私名義の口座番号を教える。

それからさらに数日後、お金を引き出しに行って、
そのついでに通帳記帳をしたら、
ちゃんと敷金が入っていた。

「あら。もう入金されている。ありがたや。ありがたや」

と、去年の夫の会社からの、
引越し補助金の入金を、
総務でほったらかしにされて、
二ヶ月待ったことを思うと、
「なんと対処が早いのか。こうでなくっちゃなぁ~」と、
しみじみとした。

そうやって解決して、またまた一週間後、
今度の鍵の送付に至るんだけど。

     ★

事前に、不動産会社に電話をした。

「あの……、Y(本名)ですけど……鍵を……」
と言いかけたところで、
「Yさんて、明石のE島の退去されたYさんですよね」
と言われて、
あぁ、しまったしまった、
ちゃんと明確に名乗らなくちゃいけなかったのに、
つい、何度もやり取りをしてしまったせいで、
馴れ馴れしく話し始めてしまった……と、思い、
慌てて、
「あ、すいません。そうです。そうです。
E島に住んでたYですけど」
と、言ったとたん、

「えぇ!?まだ振り込まれてませんか!?」

と、驚かれた声で、
まだ何も言っていないのに、返されてしまった。

「あ、いえいえいえいえ。
それは振り込まれていました。
すいません。先にお礼を言うべきでした。ありがとうございました」

あぁ、後手後手な挨拶の仕方でごめんなさい……。
でも、そのリアクションも、ちょっと笑うぞ。

担当者の人は、我が家がらみで、
よっぽど、心臓に悪い思いをしたのだろう。

「すいませんねぇ。うちの夫が大殺界なもので。巻き込まれちゃいましたね」
とは言わなかったけど(笑)

確かに、
うちの引越し当日も、別のお客さんのクレームのため、
立会いに間に合わなかったし
(明石→東大阪という遠方の引越しだったので、
20分ぐらい待ったのが限界で、
大家さんに承諾してもらって、行ってしまったのでした)、

すごく相性の悪いお客さんとして
(と言っても、私からは何もクレームを言っていないが)、
記憶されているのかもしれない。

「鍵ですか?
あぁ、そういえば、紛失されたって、
仰ってましたよね。
わざわざご丁寧に……」
ってことで、
送り先の不動産会社の住所を教えてもらった。

ひょっとして、どうでもいいものだったのだろうか。

やぶ蛇だったのかなぁと、
親切心の心の花がちょっとしぼんだ。

     ★

その日のうちに、郵送したけど、
ちゃんと届くのだろうか。

関係ないといえば、ないけれど、
一週間~10日の間に届くと聞いている、
メールパスワードも、
一週間たっているけどまだこない。

トラブルの暗雲から、
私はまだ抜け出せていない気がしてきた。

だから、
郵便局を疑うわけではなく、ただなんとなく心配なのです。

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