スマイルハーツ

仕事も
遊びも
趣味も
一生懸命
そして
スマイルハーツ

100万回生きたねこ

2007-08-27 11:42:46 | 好きな本
『100万回生きたねこ』

                    佐野洋子 作・絵
                    定価1470円
                    講談社



100万年も しなない ねこが いました。
100万回も しんで 100万回も 生きたのです。

100万人の 人が、そのねこを かわいがり、100万人の
人が、そのねこが しんだとき なきました。
ねこは、1回も なきませんでした。

              
          ●

あるとき、ねこは 王さまの ねこでした。ねこは、
王さまなんか きらいでした。

          ●

  あるとき、ねこは 船のりの ねこでした。 ねこは、
  海なんか きらいでした。

          ●

    あるとき、ねこは サーカスの 手品つかいの
    ねこでした。ねこは、サーカスなんか きらいでした。

          ●

あるとき、ねこは だれの ねこでも ありませんでした。
なにしろ、りっぱな とらねこだったので、 りっぱな
のらねこに なりました。


          ●

    どんな めすねこも、ねこの およめさんに
    なりたがりました。

          ●

たった 1ぴき、ねこに 見むきも しない、白い
うつくしい ねこが いました。

              

「そばに いても いいかい。」
と、白いねこに たずねました。
白いねこは、
「ええ。」
と いいました。
ねこは、白いねこの そばに、いつまでも いました。


白いねこは、かわいい 子ねこを たくさん うみました。

ねこは、白いねこと たくさんの 子ねこを、
自分よりも すきなくらいでした。

          ●

白いねこは、すこし おばあさんに なっていました。


ある日、白いねこは、ねこの となりで、しずかに
うごかなく なっていました。
ねこは、はじめて なきました。夜になって、朝になって、
また 夜になって、朝になって、ねこは 100万回も
なきました。

          ●

ねこは、白いねこの となりで、しずかに うごかなく
なりました。


ねこは もう、けっして 生きかえりませんでした。









            わが家の「にゃん太」→ 


ベッキーの10日間

2007-08-22 12:22:14 | 家族
 

 

 



 

 

 

 


HIDEちゃんYUMI 北海道夏休みの旅で
手乗りインコのベッキーを預かる。

ウチには黒猫のにゃん太がいる。
「食べられちゃったら、そっくりなのを買ってきて返そう。」
なんて冗談で相談してたが、さすが我が家のお利口にゃん太、
全然近づかなかったよ。

はじめは開けてやってもかごから出ようとしない。
2日目頃から出て、かごの周りで遊ぶようになる。
指に止まらせようとすると思いきりスルドイくちばしで噛まれた。
イテーッ!

4日目ころからようやくなついて、肩や腕に止まりにくるようになる。

二人の北海道の旅も、たくさんのお土産とともに無事に帰ってきた。

すっかり仲良くなって10日間、一層元気になって、
無事二人のもとに返しました。
ちょっと淋しい、またいつでもおいで!ベッキー