スマイルハーツ

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そして
スマイルハーツ

アリのすごい超能力

2007-04-30 12:28:17 | 動物
 人は皆、一度や二度、
歩いていてアリを踏みつけそうになって、
思わず足の着地点を変えた記憶があるでしょう。

今日、5ミリほどの小さなアリが、
一匹台所のあたりを歩いていた。
指にそっと乗せて玄関に出て、
フーッ!と息を吹きかけた。
何度やってもその小っちゃなアリは飛ばされない。
別に身構えているわけでもない。
息を吹きかけた瞬間に飛ばされないように身構えるだけだ。
瞬間といっても息を吹きかける口と、
指の間は数センチもない。
吹きかけた風が、アリに到達するまでの時間は0.0何秒もない。
これは驚くべき能力だ!

 こんなすごい能力を持っているアリだ。
歩いている人間に踏まれて死んじゃうようなアリなんていないのかも
知れない。
今日からあまり気にしないで歩いてもいいのかも?!

 私は普通アリのことを「アリンコ」という。
たぶん関東では子供だけでなく大人でもそう呼ぶ人は多い。
子供のころまで京都の地方で育った私は「アリコ」と
言っていたように思うのだが・・・。

 痴呆が進むと幼い頃のことを思い出すようになるらしい。
昔のことを思い出せない私は、まだ若いってことか!!


あへんどかく

2007-04-30 08:57:51 | 心に刻む大切な事
 富山県や石川県でむかしから使われていることばに、
「あへんどかく」というのがあるそうだ。
「あへんど」はおもに野外で交わす挨拶の事で、
その挨拶をすることを「あへんどかく」という。
各地には、さまざまな「あへんど」のことばがあります。
たとえば、「ご苦労様」という、
ねぎらいの挨拶ことばを採り上げてみると・・・・


 各地の「ご苦労様」

いっしょけんめーだね (北海道)
かへんでらなー (青森)
おかしぇぎであんすな (岩手)
いっしょけんめーだすな (秋田)
いっしょけんめだなっす (山形)
ごくろさんでがす (宮城)
よくせーがでんなえ (福島)
おかせぎでがんすね (埼玉)
せーがであんすね (茨城)
おかせぎでごいすね (山梨)
ごせーがでますね (神奈川)
おあがんなせー (千葉)
いっしょーけんめらね (新潟)
せーだいてくんだせ (石川)
ごくろはんな (富山)
きばってくんねの (福井)
ようやらっせるのー (岐阜)
よくやるなん (長野)
えりゃーなも (愛知)
おあがりましょー (静岡)
ごくろーさんやなー (京都)
おきばりやす (滋賀)
せーだしてはりますなー (奈良)
やってまんなー (大阪)
おえろーでござんすなー (岡山)
しぇわやかっしゃーね (島根)
しんぼーじゃのー (山口)
えろーでござんしょ (広島)
やりおるでー (愛媛)
おかしぇぎんさー (福岡)
きばゆーおいござっのー (長崎)
がまだしなはるますなー (熊本)
はたらきょるなー (大分)
わっぜはめっくいがー (鹿児島)
はいさいちばみしぇーみ (沖縄)

             だとさー

ちょっといい話 『結婚』について

2007-04-29 09:26:33 | 心に刻む大切な事
 結婚式の折り、花嫁のつまり自分の娘の誕生日が
何年何月何日で、
産院はどこで、に始まって、
小、中、高校の入学、卒業の年月日など、
読み上げて披露宴列席者への挨拶に代えた、
という話。
列席者はとても感動を覚えたとのことです。


 祝婚歌   吉野 弘

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい

乞食訓のはなし

2007-04-28 18:04:43 | 心に刻む大切な事
 昭和二十年代のころ、詩人の高木譲さんは職を転々と変える生活で、
長崎で一人の乞食に出会います。
無一文の高木さんは、その乞食からパン屑と残り飯をわけてもらい、
その日から一週間ほど行動を共にする。
 その乞食はシャッポという名で、乞食を四十年やったという人物でした。
シャッポ氏は高木さんにいいました。
「君、乞食も一つの職業だよ。もっとも誰でもがなれる職業じゃない。
人の一生分を五、六年で経験した人間でないと資格はない。世の中のことは
すべて判って、しかも人格円満、つまり神様に一番近い存在、それが乞食
だよ。」

さらに、四十年の経験から割り出した乞食訓を講じたのでした。
「その一、あくまで服装は百年一日の如くあるべし。
その二、ことばは常に不明瞭な発言を旨とすべし。
その三、名前は他人がつけてくれたものにする事。名前は自然に他人が
つけてくれる。
その四、人間を信用すべからず。物を呉れたから、あの人はいいひとだ
なんて思ってはいけない。
その五、あくまでも顔に喜怒哀楽の表情を表さない事。
その六、今日は何月何日だとかいう事を一切気にしない。乞食には
元日も祭日もない。」

「いいかね、面倒でも、残飯、野菜、魚とそれぞれに分けて、別々の
袋に清潔にしまっておく事。
それから一度に沢山仕入れてはならない。それは怠け者のする事で、
悪徳だからだ。
また、衛生の見地からいっても好ましくない。
乞食には、清潔さと几帳面さ、それに勤勉さが必要なのだ。」

 シャッポ氏はさらに、
「ゴミ箱をあさるなんて、あさましい事だと君は思うだろう?だが、
いったい我々は誰の迷惑になっている?誰にもお世話になっていない。
その上、誰とも競争せず、
誰にも嘘をつかず、
争わず、
生活の具を得る。
これは最高の生活態度だ。最も紳士的態度だ。」

 ついで、「おもらい」について次のように伝授されました。
「人さまの勝手口に立つ。ただ、それはこちらから要求して何かを
貰うのでもなければ、人さまも我々に何かを恵むのでもない。
何か呉れというような物欲しそうな顔をしてはいけない。
そのような態度は、相手に気持ちの上である強制をしている事になる。
ただ、ぼやーっとしている。
相手の顔も視ないように。
神様のような顔をして立っている。
それから物を貰うときは、すぐ貰ってはいけない。
まず手を服でぬぐう。
レストランでおしぼりを使うような気持ちでだね。
そして貰うときに、『ありがとう』なんて明瞭にいってはならない。
フニャムニャ・・・・と、こういうふうに、語意不明にやる。
というのは、相手に物を恵んだという感情を起こさせてはいかん
という事だ。
ちょうど神様に物を供えたような気にさせる、これが望ましい。」
と。

心に残る話

2007-04-28 17:11:20 | 心に刻む大切な事
3階の物置部屋を片付けていた。
サラリーマン時代のものは全部捨てるつもりで。
ある書類に目が止まった。
若い社員の研修か何かに使うつもりで、
何かの本で読んだのをメモしておいたものだ。
破り捨てるのはちょっと惜しい気がするので、
ここに披露しておくね。