風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

裏磐梯・6月 その2

2015-06-16 | 裏磐梯
 福島県北塩原村裏磐梯です。
 
①~③桧原湖から中瀬沼を通って小野川湖へ流れ込む長瀬川。
 木漏れ日が新緑を輝かせる。
 黄色いサワオグルマソウはめっきり数を減らし、この日はついに見かけなかった。






④中瀬沼への道・中瀬沼探勝路。
 むせかえるような新緑の小道。


⑤⑥磐梯山の爆発で作られた無数の湖沼群のひとつ中瀬沼。
 磐梯山の爆裂火口が大きく口を開けている。
 磐梯山は1888年の大規模な水蒸気爆発による山体崩壊により477人の犠牲者を出し、こんにちの裏磐梯の風景の原型を作り出した。
 磐梯山噴火記念館やビジターセンターなどですさまじい爆発の模様などを再現してくれる。
 井上靖の小説「小磐梯」にも詳しく描かれている。




⑦休暇村前、タニウツギ咲くレンゲ沼。


⑧磐梯吾妻スカイラインを走る。
 浄土平遊歩道。
 以前この木道を通り、酸ケ平湿原を経て、1時間ほどで鎌沼へ出たことがある。
 鎌沼は澄み切った水に東吾妻山を写す別天地のようなところだった。
 この時期はまだ残雪があり、行くのは少し困難と思われる。


⑨⑩天狗の庭付近からの吾妻小富士、遠く安達太良山系の山。




 駆け足でゆっくり撮影もできず、写真も物足らず申し訳ありません。
 以前のフィルムのときは裏磐梯はよく訪れ写真も多いのですが、ブログでご紹介するのは一応の区切りとして、デジカメに代え出した2010年の秋以降としています。
 しかしどうした訳か、裏磐梯はこのときを最後に冬専門になり、それ以外の季節は来ていません。
 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿