奈良市の春日大社から二月堂、大仏殿道、大仏池など奈良公園とよばれている地域を訪れました。
紅葉は予想通りよくありません。
しかし、人が少ない早朝、散策するにはすばらしいコースです。
エリアが広く、見所が多いため、4回に分けて掲載します。
今回は春日大社から手向山八幡宮にかけての道です。
11月25日の写真です。
①春日大社の駐車場がオープンする朝7時半に入りました。
まだほとんど人のいない、雨上がりの霧に包まれた参道です。
春日大社は全国に約千社ある春日神社の総本社です。
②振り返ると鳥居の下を鹿が悠々と歩いています。
春日大社ならではの風景です。
③~⑤朝霧に覆われた春日大社南門です。
この付近はイチョウももみじも色付いています。
③
④この日は、NHKが春日大社の紅葉を実況中継するようで、クレーン、カメラ、照明、音響などの機材や配線が置かれており、また10数名のスタッフがあちらこちらにスタンバイしているため、このような構図でしか撮れませんでした。
⑤
⑥境内には三千もの吊灯篭があります。
毎年、節分と8月14、15日には灯籠に明かりがともされ、万灯籠として一般にも公開されています。
⑦⑧紅葉の名ポイント、水谷(みずや)神社付近の水谷茶屋です。
もみじは散っているのもあれば青々としているのもあります。
⑦
⑧
⑨牡鹿がどこからともなく現れました。
⑩少しおいてから牝鹿も。
もみじに鹿、花札の絵柄のようですが、もう少し、もみじが美しくあってほしかったですね。
⑪若草山の麓まで来ました。
鹿牧場のようにたくさんの鹿が集まっています。
今奈良公園には、1200頭近い鹿がいるとされています。
多く増えすぎて、トラブルもあるようです。
飼育されているのではなく、すべて芝生の草などを食べている野生の鹿です。
⑫⑬大台ヶ原では鹿など写す気にはならなかったのですが、ここでは被写体として写してしまいます。
⑫
⑬
⑭手向山(たむけやま)八幡宮参道のもみじです。
手向山八幡宮は古くから、もみじの名所として知られてきました。
古今和歌集の中で菅原道真により「このたびは幣もとりあえず手向山 もみじの錦神のまにまに」と詠まれています。
この歌は百人一首にも入っています。
なかでもこの参道のもみじは色あざやかなのですが、今年はご覧のような出来の悪さです。
⑮~○21 二月堂へ行く前にこの参道を下って、ちょっと寄り道して行きましょう。
⑮
⑯東大寺東塔跡付近です。
大仏殿の中には、創建当時の復元模型図が展示されています。
それによると、東西に高さ100m近い七重の塔が建っていたそうです。
「奈良の大仏」イラスト 穂積和夫さん(草思社)に、大仏の鋳造とともに東塔、西塔の詳細なイラストが載っています。
⑰
⑱
⑲
⑳
○21
○22 再び参道の石段から、霧でうっすらと霞んだ手向山八幡宮を見ます。
明日は二月堂へ向かいます。
紅葉は予想通りよくありません。
しかし、人が少ない早朝、散策するにはすばらしいコースです。
エリアが広く、見所が多いため、4回に分けて掲載します。
今回は春日大社から手向山八幡宮にかけての道です。
11月25日の写真です。
①春日大社の駐車場がオープンする朝7時半に入りました。
まだほとんど人のいない、雨上がりの霧に包まれた参道です。
春日大社は全国に約千社ある春日神社の総本社です。
②振り返ると鳥居の下を鹿が悠々と歩いています。
春日大社ならではの風景です。
③~⑤朝霧に覆われた春日大社南門です。
この付近はイチョウももみじも色付いています。
③
④この日は、NHKが春日大社の紅葉を実況中継するようで、クレーン、カメラ、照明、音響などの機材や配線が置かれており、また10数名のスタッフがあちらこちらにスタンバイしているため、このような構図でしか撮れませんでした。
⑤
⑥境内には三千もの吊灯篭があります。
毎年、節分と8月14、15日には灯籠に明かりがともされ、万灯籠として一般にも公開されています。
⑦⑧紅葉の名ポイント、水谷(みずや)神社付近の水谷茶屋です。
もみじは散っているのもあれば青々としているのもあります。
⑦
⑧
⑨牡鹿がどこからともなく現れました。
⑩少しおいてから牝鹿も。
もみじに鹿、花札の絵柄のようですが、もう少し、もみじが美しくあってほしかったですね。
⑪若草山の麓まで来ました。
鹿牧場のようにたくさんの鹿が集まっています。
今奈良公園には、1200頭近い鹿がいるとされています。
多く増えすぎて、トラブルもあるようです。
飼育されているのではなく、すべて芝生の草などを食べている野生の鹿です。
⑫⑬大台ヶ原では鹿など写す気にはならなかったのですが、ここでは被写体として写してしまいます。
⑫
⑬
⑭手向山(たむけやま)八幡宮参道のもみじです。
手向山八幡宮は古くから、もみじの名所として知られてきました。
古今和歌集の中で菅原道真により「このたびは幣もとりあえず手向山 もみじの錦神のまにまに」と詠まれています。
この歌は百人一首にも入っています。
なかでもこの参道のもみじは色あざやかなのですが、今年はご覧のような出来の悪さです。
⑮~○21 二月堂へ行く前にこの参道を下って、ちょっと寄り道して行きましょう。
⑮
⑯東大寺東塔跡付近です。
大仏殿の中には、創建当時の復元模型図が展示されています。
それによると、東西に高さ100m近い七重の塔が建っていたそうです。
「奈良の大仏」イラスト 穂積和夫さん(草思社)に、大仏の鋳造とともに東塔、西塔の詳細なイラストが載っています。
⑰
⑱
⑲
⑳
○21
○22 再び参道の石段から、霧でうっすらと霞んだ手向山八幡宮を見ます。
明日は二月堂へ向かいます。
今日も後ろについて、ご案内を聞きながら歩いたつもりです。
早朝の春日大社のしっとりとした雰囲気、たまらないですね。
②では鹿さんがうまい具合に立ち位置をとり、ポーズ決めてくれました。!(^^)
⑨⑩も⑭も素晴らしいです。
奈良に行く機会は殆どありませんが、
いせえび様のご案内でゆっくりと歩いた気分です。
ありがとうございました。♪
喜んでいただければ、案内のし甲斐があるというものです。
紅葉が悪い出来なので、鹿ばかり写しています。
8時過ぎくらいの時間なので、まだこのコースはほとんど人に会いません。
もう2時間もすれば、大仏殿を見た人たちがどっと二月堂方面へやってくるはずです。
その前のひととき、平城京のいにしえを偲ぶにふさわしい、静かな小道へこれからご案内いたします。
霧にかすむ諸堂や木立ちを眺めながら、ゆっくりと歩いて行きます。
少し頼りない案内人ですが、はぐれないように明日もついてきてください(^^)。