親子介護日記

入院している精神障害の弟とレビー小体型認知症、パーキンソン病の主人を介護しています。

記憶に存在しない父ちゃん・・

2012年07月25日 | 介護日記
こんにちはで御座います  マントで~す 



暑い日が続いており 夜も寝苦しい熱帯夜でございます

もう~私! バテバテ気味になっています

この暑さが あと1ヶ月も続くと思うと

何だか気が重く感じて

残暑の頃に夏バテになっていないでしょうかね



しかし。。

婆ちゃんは元気で過ごしておりますよ

デイケアやショートでは熱中症にならない様に

水分補給をしっかり摂っているみたいです

家が家でもデイケアへ行く時にお茶を飲ませ

戻って来たときや寝る前にも水分補給させています


だから・・

次の日は紙パンツがオシッコで濡れてビショビショになっています





そして2日前の事ですが・・

ケアマネさんが婆ちゃんを送って来まして

月末になると翌月のサービス利用票を持ってきます

その都度 婆ちゃんと私の名前を記入して印鑑を押すのです

支給限度基準額の範囲内でケアマネさんが遣ってくれているので

デイケアやショートに行けて私も安心して仕事が出来るのです

何かあると色々と手配してくれるケアマネさん

ほんま有難いと思っています



その時に・・ ケアマネさんがデイケアの様子を話してくれました

前までは利用者さんがカラオケを歌っていても

聴いている方の婆ちゃんでしたが

この頃は大きな声で童謡などを歌っているそうです



それと。。

ケアマネさんが家族の事を婆ちゃんに聞くらしいの


“大”の名前を・・ やっぱり「クロ」と言っているみたい?


そして。。

誰と住んでいるのと・・ 娘と住んでいると何度も言ったそうです

この事は『ご主人に言われませんね!』とケアマネさんが言っていました


如何して

“大”の名前や父ちゃんの存在がデイケアへ行くと忘れるのか?

ケアマネさんに聞いてみました

婆ちゃんは何時間前の記憶が忘れてしまうから

思いついた犬の名前をいったり

過去の記憶はしっかり残っているから私は存在しているみたい・・

現在の記憶は直ぐ消え去っていくので父ちゃんは存在していない感じ・・


我が家に戻ると私達が“大”の名前を言ったり

お父ちゃんも居るので その時の記憶だけが残るのだと思います




そう云えば・・

寝る前に『トイレへ行ったあと入れ歯を出してコップに入れてね!』と・・

婆ちゃんに言うと 殆ど忘れてベットへ戻って来るのです

『婆ちゃん入れ歯は・・』と言ったら

『あっ・・忘れた』の返事が返ってきます

婆ちゃんの行動や記憶は其の時しか覚えていない感じ

もう過ぎ去った記憶は薄れて行くみたい

認知症は過去の記憶は覚えているけど

現在の記憶は時間とともに流れて忘れてしまうと・・



『婆ちゃんの記憶のなかに父ちゃんが存在していない・・』と云えない私


一生懸命 婆ちゃんの介護をしているのに

このまま私の胸の中へしまっておきます






                      訪問ありがとうございます



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