自らの意思を伝えることのできない方がいらっしゃいます。そういう方も多くいらっしゃいます。
私が実際に目にしてきたことの多くについては、詳しくは書けませんし、そのつもりも、意欲もありません。そこいらへんは、まぁ、察して下さい。
それなのに、本多正賢騎手のことを、勝手に想像して、書いたりするわけです・・・。
本多騎手が、今、どのような状態にあるのか、それはわかりません。わかりませんが、彼が、いまだに、自らの回復状況をファンに報告していない、ということは、はっきりしているように思います。ですから、あまり良い状態ではないんだろうな、と、そう推測してしまいます。
本多騎手のことは、去年、「2010年の私的出来事」の中で、少し書きました。地味にコツコツと、努力と精進をを続けてきた若手騎手が、ようやく重賞を勝って、花を咲かせてきた。これからの成長が楽しみ、活躍が楽しみ、そう思って記事にしたわけです。それなのに、その矢先の事故でした。1月4日、レース中の落馬事故でした。
あれから、約7月後の、8月3日、サンタアニタトロフィーという大井競馬場の重賞を、カキツバタロイヤルが勝ちました。連覇でした。去年の鞍上は、むろん、本多騎手。そして、今年の鞍上は、石崎駿騎手でした。
カキツバタロイヤルといえば、本多騎手、本多騎手といえば、カキツバタロイヤル。つまり、カキツバタロイヤルは、本多正賢騎手のお手馬でした。所属厩舎こそ違うものの、攻め馬(調教)も担当していましたし。
昨今、南関東競馬で、それなりに実力のある馬を、あまり実績のない騎手に任せるということは、非常に少ない。その少ない例外のひとつが、まさにカキツバタロイヤルと本多騎手のコンビでした。たたき上げ同士の、名コンビだったように思います。だから、もし、本多騎手が無事であったならば、たぶん、今年もきっと、本多騎手がカキツバタロイヤルに乗っていたんだろうな、そう思います。
騎手だけでなく、私は、カキツバタロイヤルという馬にも、肩入れをしています。それには、いくつかの理由があります。
第一に、カキツバタロイヤルの父の、ロイヤルタッチという種牡馬。ロイヤルタッチって、血統こそ悪くはありませんが、自身のGI勝ちはありませんし、産駒もまぁ、あまり活躍していないというか、地味ですし、よくまだ種牡馬でいられるな、というような、そういう馬なのです。
第二に、ロイヤルタッチは、私の思い出の馬、ウイニングチケットと異父兄弟で、さらに、ウイニングチケットと同じ勝負服でもあります。つまり、同じ馬主さんということ。あの勝負服は、好きです。思い入れがあります。
第三に、本多騎手の事故の後、カキツバタロイヤルに乗っていたのは、これまた苦労人の森泰斗騎手でした。森泰斗騎手とのコンビも悪くなかった。今回どうして石崎騎手に乗り替わったのか、それはわかりませんが・・・。
第四に、現在カキツバタロイヤルの調教つけているのは、高橋利幸騎手らしい。高橋騎手もまた、私が応援している騎手のひとりです。
競馬って、とどのつまり、悲しいもんですな。
その悲しさって、凄く本質的なものです。
祭りのあとというか、打ち上げ花火というか。
だからこそ、魅力がある。
憑かれてしまう。
季節外れの8月に咲いたカキツバタは、美しくもあり、残酷でもあり、なんだか人生そのものを表したような花だった、そんな気がしています。
私が実際に目にしてきたことの多くについては、詳しくは書けませんし、そのつもりも、意欲もありません。そこいらへんは、まぁ、察して下さい。
それなのに、本多正賢騎手のことを、勝手に想像して、書いたりするわけです・・・。
本多騎手が、今、どのような状態にあるのか、それはわかりません。わかりませんが、彼が、いまだに、自らの回復状況をファンに報告していない、ということは、はっきりしているように思います。ですから、あまり良い状態ではないんだろうな、と、そう推測してしまいます。
本多騎手のことは、去年、「2010年の私的出来事」の中で、少し書きました。地味にコツコツと、努力と精進をを続けてきた若手騎手が、ようやく重賞を勝って、花を咲かせてきた。これからの成長が楽しみ、活躍が楽しみ、そう思って記事にしたわけです。それなのに、その矢先の事故でした。1月4日、レース中の落馬事故でした。
あれから、約7月後の、8月3日、サンタアニタトロフィーという大井競馬場の重賞を、カキツバタロイヤルが勝ちました。連覇でした。去年の鞍上は、むろん、本多騎手。そして、今年の鞍上は、石崎駿騎手でした。
カキツバタロイヤルといえば、本多騎手、本多騎手といえば、カキツバタロイヤル。つまり、カキツバタロイヤルは、本多正賢騎手のお手馬でした。所属厩舎こそ違うものの、攻め馬(調教)も担当していましたし。
昨今、南関東競馬で、それなりに実力のある馬を、あまり実績のない騎手に任せるということは、非常に少ない。その少ない例外のひとつが、まさにカキツバタロイヤルと本多騎手のコンビでした。たたき上げ同士の、名コンビだったように思います。だから、もし、本多騎手が無事であったならば、たぶん、今年もきっと、本多騎手がカキツバタロイヤルに乗っていたんだろうな、そう思います。
騎手だけでなく、私は、カキツバタロイヤルという馬にも、肩入れをしています。それには、いくつかの理由があります。
第一に、カキツバタロイヤルの父の、ロイヤルタッチという種牡馬。ロイヤルタッチって、血統こそ悪くはありませんが、自身のGI勝ちはありませんし、産駒もまぁ、あまり活躍していないというか、地味ですし、よくまだ種牡馬でいられるな、というような、そういう馬なのです。
第二に、ロイヤルタッチは、私の思い出の馬、ウイニングチケットと異父兄弟で、さらに、ウイニングチケットと同じ勝負服でもあります。つまり、同じ馬主さんということ。あの勝負服は、好きです。思い入れがあります。
第三に、本多騎手の事故の後、カキツバタロイヤルに乗っていたのは、これまた苦労人の森泰斗騎手でした。森泰斗騎手とのコンビも悪くなかった。今回どうして石崎騎手に乗り替わったのか、それはわかりませんが・・・。
第四に、現在カキツバタロイヤルの調教つけているのは、高橋利幸騎手らしい。高橋騎手もまた、私が応援している騎手のひとりです。
競馬って、とどのつまり、悲しいもんですな。
その悲しさって、凄く本質的なものです。
祭りのあとというか、打ち上げ花火というか。
だからこそ、魅力がある。
憑かれてしまう。
季節外れの8月に咲いたカキツバタは、美しくもあり、残酷でもあり、なんだか人生そのものを表したような花だった、そんな気がしています。
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