ごめり語。

ごめり・りんご・「   」

ウランバートル市内観光(6月17日)

2007年12月29日 | モンゴル

↑ガンダン寺のポール
社会主義時代、僧侶たちは弾圧され、市内の寺院はこのガイダン寺を含め、徹底的に破壊されました(その数700とも)。そして、ガイダン寺においては、唯一このポールだけが残ったのだそうです。そういった経緯があって、このポールを崇める人が後を絶たないのだそうです。ここは、いわば、モンゴルの聖地なのです。


↑スフバートル像前の、軍人さんとお姉さん。
モンゴルの女性は、スタイルの良い人が多い。


↑白鵬


↑ナラントール・ザハ(市場)
いろんな物が安く手に入ります。乗馬用の長靴など、もっとじっくり見たかった。デール(民族衣装)も欲しかったのですが、合うサイズがなかったので、断念しました。また行きたい場所です。


↑サイザン丘
社会主義時代に建てられた記念碑です。いきなりバイラーさんが丁寧口調になって、「気を悪くしないで欲しい」と言っていたのが印象的でした。そう、中には日本軍の旗を踏みつけている画もあるのです(写真はナチスの旗)。「元寇」があり、「ノモンハン」があり、今日があるということ。


↑ディスカバリーモンゴリアにて
アジアが全世界に誇るべき音楽。ホーミーだけに注目が集まるなんて、馬鹿げてる。ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのように、全世界の大きなホールで、鳴りやまぬ拍手の中で演奏されるべき音楽です。


↑オバキュー
モンゴルにおいて一番浸透している日本の文化は、「kapaoke」そう、カラオケじゃないですかね。たくさん看板が出ていました。

これにて、ごめりgoのモンゴル編はひとまず完結です。
バイラルラー、バイラー。
バイルタェ、バイラー。
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モンゴル料理

2007年12月29日 | モンゴル
ゲルの中で頂いた食事の一例です。


↑ボーズ(馬の絵が描いてあるのは、魔法瓶)


↑ゴリルタイ・シュル(うどん)


↑ノゴートイ・シュル(野菜スープ)と、マントゥ(蒸しパン)

どれも美味しかった!

あと、乗馬の時のお弁当、ボタティ・ホールガ(炒飯)も忘れられません。

ごちそうさまでした!
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ウォッカの夜(6月15日)

2007年12月29日 | モンゴル
モンゴル旅行のハイライトは、ウォッカの夜。

電気が通じていないこともあって、モンゴルの夜は、退屈といえば、退屈。
そんなこともあってか、バイラーさんが、近所の老夫婦のゲルに案内してくれました。

ふるまってくださったのは、「ボールツォグ(揚菓子)」「タラグ(ヨーグルト)」
そして、「ウォッカ(お酒)」。

調子に乗って、すすめられるままに、ショットグラスで6~7杯飲んだのかな。
ヨーグルトや揚げ菓子が胃の粘膜を保護してくれるので、ガンガン飲める。

いやぁ~、素敵な老夫婦でしてね。
直接言葉が通じなくても、それはそれは楽しい夜でした。

しかし、上機嫌で自分のゲルに戻ったその日の深夜、
強烈な2日酔いに襲われて・・・
あんまり苦しくて、ローソクに火をつけることすら出来ませんでした。

思うに、遊牧民に「よそ者」は存在しないのではないでしょうか。
なぜなら、皆「よそ者」だからです。

そうして、遊牧民にとって、守るべき土地は地球のすべてであり、
どこか特定の場所ではないのでしょう。

だから、「オラの土地!」と、偉そうに主張して、
土地を耕して枯らせてしまう農耕民族とはそりが合わないのでしょう。

モンゴルのゲルに鍵はありません。
つまり、物欲=鍵なのかもしれませんな。

モンゴルにおいては、墓というものをほとんど目にしません。
チンギスハーンだって、どこに埋葬されているのかわからない。
きっと、生きた証を残さないという意思なのでしょう。

人が生きるのは、草か伸びたりすることと、大差がないということ。
だからきっと人間は、光や温もりを求めるように、「愛」を必要としている。

以上、司馬遼太郎&サンボマスターみたいなことを書いてみました。
本当は色川武大師匠のマネなんだけどね。
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幻の馬へ(6月16日)

2007年12月29日 | モンゴル
目的地は、山のはるか向こう。
いくつもの山と谷を越えて、モンゴルの野生馬「タヒ」に会いに行く。

「タヒ」は、一度絶滅してしまったので、海外で生き延びていた種を逆輸入して、
繁殖させた経緯があるそうです。

そう、たとえモンゴルでも、野生馬は少ないのです。
つまり、たくさんの馬がいても、その多くが家畜であって、
種馬以外の牡馬は去勢していることが多いということ。


↑双眼鏡でタヒの群れを探しているガイドさん

結局、「タヒ」には会えませんでした。
野生馬なので、まあ、仕方がない。
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トンチンカーン疾走

2007年12月29日 | モンゴル
モンゴルでの乗馬は別格というか、究極というか、
とにかくスケール感が半端ではありませんでした。

「乗馬」には違いありませんが、むしろ「トレッキング」に近いのかも。
馬が、モンゴルの大地を案内してくれるわけです。

乗馬は、決して垣根の高いスポーツではありません。
「馬術」ともなると、奥が深く、難しいかもしれませんが。

モンゴルの馬は、日本の和種と同じで、
大人しく、従順で、落ち着いていて、ちっともこわくありません。

るんりんは、私のように乗馬を習っていたわけではありませんが、
それでも見事に大地を駈け抜けていました。

私はですね、直滑降野郎です。
「直滑降野郎」って、スキー用語ですが、わかりますか?
技術もないくせに、やたらスピードを出してしまうトンチンカーンです。
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