ごめり語。

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海釣記

2011年10月14日 | 釣り
今回お世話になった、「つり幸」さんの、船代6000円が高いか安いか、それはまぁ、人それぞれの判断になりますが、私は安いと思います。女性(と中学生以下)半額というのは、破格に安いと思います。さらに言うと、釣れば釣るほど割安感は増すものだと思います。今回は、アジ狙いの船に乗ったわけですが、その他にも、今の時期ですと、エギスミイカ、イイダコ、タチウオなどなど、いろいろな魚を対象にした船が出ています。きっと、それぞれに違う楽しさがあるんでしょうね。何を釣るにせよ、初心者は、慣れた人に教えてもらうのがいいと思います。船頭さんも教えてくれますが、忙しそうにしていますし。ちなみに、船代6000円というのは、午前船の料金です。もっと釣りを楽しみたい、とか、釣れなかったから悔しい、なんて場合は、午後船に再チャレンジする手もあります。その場合は、半額になるので、プラス3000円です。

そういや昔、吉田幸二さんの「パパと一緒にバス釣りに!」という本を読んだ時に、アメリカでは、親が子供に釣りを教える伝統がある、というようなことが書いてあって、なるほどな、と思ったことがあります。確かに、家庭菜園や釣りなど、直接「食」に関係のあることについては、小さな頃から馴染んでいた方がいいような気がします。それから、ちょっと脱線しますが、その昔、おじいちゃんやおばあちゃんが担っていたであろう役割についても、学んでおいた方がいい。例えば「老いる」とはどういうことなのか。それは核家族で育った子供には、実感がわかないんだ。私がそうだったように。そんなもん、どうやって教えるんだよって話ですが、そうではなくて、親がそういう「役割」を自覚することの大切さを言いたい。食べものを粗末にするな、なんて、教えるものじゃない。学ぶものなのだ。

そうそう。私は「つり幸」さんに行く際、「大師」のインターではなく、「羽田」で降ります。横浜線の料金を払うのがもったいないし、時間的にはそれほど変わらないからです。これは川崎競馬場に行く時も同じことです。乗る場所も、「所沢」では乗りません。「戸田南」で乗ります。関越道だの、外環道だの、もったいないからです。首都高速の料金だけであれば、往復で1400円(ETC割引があれば、もっと安い)で済みます。ガソリン代を入れたとしても、交通費はそんなに高くはありません。誰かを誘って大勢で行けば、もっと安くなりますしね。

今回の最大の懸案事項は船酔いでした。結果的に酔わなかったわけですが、その最大の理由はやはり、海が凪いでいたからだと思います。どうしたら酔わずに済むのか、ネットでいろいろと調べてみましたが、絶対に酔わないという方法、特効薬はないようです。どんな対策を立てようと、酔う時は酔うみたい。だから、開き直りました。もし酔ったとしても、船から降りたらすぐに回復する(風邪や二日酔いとは違う)わけですしね。なので、とにかく、体調を整えることに集中しました。船酔いするかもしれないけど、それでも釣りに行きたい、それが釣りキチの釣りキチたるゆえんかもしれません。そういう人、多いみたいです(笑)



↑何匹入っているのかな。どう料理するのか、母と相談中。

今回、自分で釣った魚はわずかでしたが、師匠からおすそ分けをたくさん頂いて、豊漁となりました(笑)


↑これは師匠が釣ったフグ。

さすがにフグはリリースしていました(笑)


↑ホウボウ(これも師匠が釣った)とキス。

ホウボウは歩く魚です。かわいい姿をしています。それなりに高級魚らしく、刺身はもちろん、煮ても、焼いても、揚げても美味しいみたい。ホウボウもキスも海底にいる魚です。タナ(深さ)を変えてみると、違った魚が釣れます。これまた楽し。そうそう、今回のターゲットはアジでしたが、アジとて、ずっと同じタナにいるわけではありません。刻々と変化します。それを探ること、どこにコマセをまくのか、状況を判断することが、釣果の最大のポイントになります。つまり、周囲の人はたくさん釣れているのに、自分だけ釣れていない時は、自分の狙っているタナが違っている、ということになります。

さてさて、お楽しみのお料理タイムです。なんて、私は料理は嫌いなので、すべて母に任せてしまいました(汗)でも、おろしたり、さばいたりはヤル気ありましたよ。前回もやりましたし。でも、切れない包丁で、生食用に調理するのは、難しかった。初心者には厳しい。せめて、磨いでおくべきでした。これは反省点。次回は注意しよう。



南蛮漬け。

今回、基本はピカタで食べました。南蛮漬けと、ピカタと、ビール。あと、ポテトサラダを食べましたが、ご飯はもう食べられませんでした。お腹いっぱい。そうそう、ヒイラギはアジと一緒に南蛮漬けにしたのですが、これはイマイチでした。ヒイラギはリリースするのが正解かもしれません。

母は、まさかこんなに魚をいっぱい持って帰ってくるとは、思っていなかったみたいです。ま、前回のこともあったし、いつだって釣果と馬券は冴えたことがありませんしね・・・。とにかくまぁ、船酔いせずに、たくさん釣れさえすれば、こんなに楽しい遊びはないと思いました。うん。また行きたい!

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