「結露をふく」

2011年03月04日 | BAR 無人島
僕らのところでは、この二日ほど強烈な寒さがぶり返しています。
昨日のお昼前後には、かなりの雪も降りました。

これくらい冷え込むと、朝起きた時には、真冬のようにサッシや窓には結露がびっしり。
それを雑巾で拭き取るのは僕の仕事で、この冬は特に寒い日も多かったため、冬中それを繰り返しているうちに「結露をふく」という詩まで生まれてしまいました。
がしかし、この詩には猥褻な表現が多すぎて、ここに載せることはできません。
残念・・・

それでは、久しぶりの「BAR 無人島」です。



  
「BAR 無人島 3」



私が理解できるようになっていったこととは、私が本当は、私が思っている以上に危ないところにいたということだった。

要するに、私は絶望していたのだ。それも徹底的で致命的に絶望していたのだ。
だから、私の意識はそれをごまかして、気づいていないふりを自分に信じ込ませることで、なんとか私を生きさせてきたのだ。
それが、私が生きていくことのできるたった一つの方法だったのだ。

私は孤独だった。いくら泣き叫んでも泣き叫び足りないぐらいに孤独だった。
今、私には、そのことがはっきりとわかるようになった。

私の潜在意識が選ばざるをえなかった道、そしてそのために、時にやりたくもないこともし、関わり合いになりたくないものにも関わったりもしてきた私のこれまでの人生を、私は、まるで映画の主人公の半生をスクリーンで観るかのように、客観的に理解することができるようになっていた。




ブログランキングに参加しています。
下の四角をクリックよろしくお願いします。