ナゴヤメトロ金山線

事業化が絶望的な地下鉄金山線や名古屋の鉄道網について、管理人の自分勝手な理想論を元に検証し、提案をしていきます。

名鉄特急車両置き換え案その4 B案の3 

2023-10-22 16:52:10 | 名鉄 その他

こんにちは、今回は8000系「ロータスクアトロ」(仮称)について説明します。

 

 

 奥の車両が8000系です。

 置き換え対象はパノラマスーパーなどの特別車ではなく、100系初期車です。8000系2~3編成で100系初期車5編成すべてを置き換えます。

 この車両の役割はのちに投稿するプレミアム観光特急を上小田井から鶴舞線と豊田方面にアシストすることと、鶴舞線と豊田線の平日朝夕ラッシュ時における座席定員制列車に対応すること、今まで100系が担ってきた通常の運用を引き継ぐことです。

「ロータスクアトロ」の名前の由来は「ロータス」がトヨタ・センチュリーの登場予定の赤い塗装の名前が「紅蓮」で、「紅」を抜いて「蓮(はす)」を英名にしたのが「ロータス」です。

なぜここでトヨタセンチュリーが出てきたのかはプレミアム特別車の記事で語るのでここでは省略します。

 

「クアトロ」はイタリア語で「4」で、この8000系も「4」扉20m車で扉間の7人掛けシートのうち、ヘッドレストを装備している部分が「4」席、ドア付近の「四」隅から名付けました。

 

 

8000系の側窓です。ぼやけていて見づらくなっています。申し訳ありません。

車番と行先表示がこの扉間に収めていますが、本来は100系や300系同様別の扉間に配置しています。

 

こんな窓配置にしたのは、前述の通りドア付近の2席ずつにヘッドレストを装備させたからで、この小窓部分を開閉可能にし、非常時の換気を可能にします。ハンドルの位置は他の車両同様、上で、中折れ窓にします。

 

続いて内部です。

座席をわかりやすく見せるため、つり革とスタンションポールを省略しています。

東京の大手私鉄では指定席列車はL/Cカーにすることによって指定席時はクロスシート、それ以外の時間帯をロングシートにしていますが、この車両はコストダウンと名古屋市営地下鉄との乗り入れ規約の問題もあり、ロングシートのまま座席指定かつ上小田井ー豊田市間全駅停車と言う前代未聞の運用を考慮した結果、このような車両になりました。

こんなふざけた座席指定を設定する以上当然それなりの座り心地、多方面の配慮が必要になります。

 

まずは座席指定部分はヘッドレスト装着席のみとし、真ん中の3席は知らない人と隣り合って窮屈に感じたり、向かいの着席者の視線がぶつかり合うのを気になってしまう場合に利用してもらうようにします。

座席指定部分の居住性向上のため、ヘッドレスト装着席は従来のロングシートに比べて背もたれ角度を変更し、約10センチほどせり出すようにし、真ん中3席との区別化を図ります。

これが原因で指定席列車として使用しないラッシュ時において中ほどに詰めづらい問題は出ますが、中ほどを広く取ることによってこれを最小限に出来ればと思っています。

車内のカラーリングは9500系等との違いを明確にし、100系の初期のコンセプトを継承し、高級感を出すため、阪急電車のカラーリングにしていますが、別のカラーリングで高級感を出せるのであればそれでも構いません。

この画像においてもスタンションポールとつり革を省略しています。また、カーテンは省略しているのではなく、ありません。

座席指定料金についてですが、通常のミューチケット料金では鉄道趣味者はおろか一般の方々からも「ぼったくり」、「金返せ」との声が殺到しそうなので「線内料金」「乗り継ぎ料金」と分けたうえで批判されない程度の料金設定をした方がいいと思います。

地下鉄、名鉄ともに線内料金は200円(極論を言うと丸の内-伏見のみを利用したとしても)とし、鶴舞線と豊田線をまたいだ場合は300円、このような運用は考えていませんが、豊田線ー鶴舞線ー犬山線の3線跨いだ場合は400円とし、ラッシュ時の運行を考えていることから、一日乗車券や敬老パスなどの併用は無効にすべきだと考えております。

編成定員は指定席の場合は144~172名とします。この定員のブレは、車端部のフリースペースやトイレの設置の有無、車端部も指定席を設定するかしないかによって違いが出るからです。

前述の通り、指定席列車以外で運用する場合は100系と共通運用でいいかと思います。

 

最後に編成表です。

4両編成(8600系)が出ている理由は、既に4扉20メートル車で運用している小牧線と混雑の激しい三河線(海山共)を名古屋から直通する特別車特急運用を除き、本線系とは車両運用も完全に切り離して投入するものです。

三河線では現在、本線の旧型車をリニューアルの上、転属させていますが、混雑解消の根本的な解決にはならないため、4両としながらも車両を豊田線用と共通化して4扉20メートル車に変更して混雑緩和を図るものです。

これは8600系ですべてを置き換えなくても余剰になった100系VVVF中間車を先頭化の上、置き換えてもいいかと思います。

小牧線については置き換えの必要に迫られた場合に投入すればいいのかと思います。

 

次回は7500系「ロータス」を投稿の予定です。

 

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