ああ、そういえば、日本はゴールデンウィークに入ったんだぁ~
でも、今年は自粛傾向にあって、いつもとは違う雰囲気です。
中には、連休を利用して、ボランティアに駆けつける人が多く居るそうな。
逆に人手が多すぎて、ボランティアを受け入れられないという避難所もあるくらいだとニュースになっていました。
嬉しい悲鳴ですね。
私は、避難所の人たちを少しの間でも、温泉などに連れて行ってあげたら良いと思うんですけどね。
もちろん東電が負担して、数人ずつ交代で。
その土地を離れたくないと言う人も、少しの間旅行するつもりで、心と体に栄養をつけて欲しいです。
相方の会社では、ゴールデンウイークを働いて、その分、夏に会社を休みにすることにしたそうです。
夏の消費電力を考えた、節電対策です
さて、この連休に、本を読むというのはどうでしょうか?
先月、日本へ帰ったとき、3冊ほどハードブックを買って来ました。
東野圭吾の「麒麟の翼」
白鳥春彦の「生きるための哲学ニーチェ超入門」
六草いちか「鴎外の恋 舞姫エリスの真実」
東野さんは、私の好きな作家。
白鳥さんは、読書会でお世話になっている、福澤先生の門下生だった人で、ベルリン自由大学を出ている。日本ではベストセラーになりました。
六草さんは、べるりんねっと789でもお馴染みのシャーナリストですが、3月10日に講談社から、この「鴎外の恋 舞姫エリスの真実」 を出産、あ、いや、出版されました~!
そう!あの大震災の前日、ちょうど私が日本へ到着したその日、出版されると聞いて、到着早々本屋へ行きました!
西武百貨店本店のLIBURO
池袋のジュンク堂書店
入り口入ってすぐのレジ前
並んでまっせ~
と、何だか自分の本が出版されているようなドキドキと、感激を覚えた私。
当日の朝、各新聞社にも、大きく批評が載ったそうな。
今、本を書いているんです~ という話は聞いていたが、まさかこのような大発見!大どんでん返えしをすっぱ抜くとは、お偉い学者さんたちも思いますまい。
『舞姫』は、森鴎外が1884年から4年間ドイツへ医学を学ぶために留学した時の体験を元に、「うたかたの記」「文づかい」と共に執筆され、ベルリンを舞台にした小説。
鴎外は1922年、60歳で亡くなるが、ベルリンで出会った女性、エリスを生涯忘れることは無かったという。
鴎外の自叙伝とも言えるこの作品は、多くの学者達が、あらゆる方面から研究を重ね、幻のエリスという女性の実像を明らかにしようとした。
しかし、残念なことに、その女性に関することはもとより、その時期の手紙や写真の一切合切を、鴎外は自らすべて焼き捨ててしまった為、資料不足ということもあり、一旦は15歳の少女ということで、事態は収束したかのように思えた。
たまたま読書会で、鴎外の作品を一緒に読み、難しい文章の一字一句に、彼の儚い人生と本当の思いを、その作品から計り知ろうとしていた時、すでに彼女(六草さん)は、運命的な出会いをし、さらに深く、真実を探し当てる旅に出ていたと言える。
私達の間でも、ロリコンだの、何だのと、好き勝手な鴎外像が出来つつあった。
それを彼女は、恐ろしいほどの執念(いや、失礼)、並々ならぬ努力と根性(これもまずいかな・・・)、とにかく、毎日血を吐く思いでベルリン中の図書館や資料館、墓地にいたるまで走り回っていた。
そして、紆余曲折の末、等々エリスの記録を見つけ出し、あなたがエリスさん?はじめまして・・・などとつぶやきそうになり、もっとステキな言葉をつぶやいたそうな。(読んでからのお楽しみ)
とにかくこの本を読んだ時、エリスのこと以上に、六草さんの事が良くわかったような気がした。
彼女いわく、数字や歴史はすっ飛ばして読んで良いということだが、そんなもったいない・・・。
約120年以上も経った今、「路頭の花」とか「娼婦」、「ユダヤ人」とまで色々言われたエリス(エリーゼ)の濡れ衣を、やっと晴らすことが出来たのも、ひょっとしたら、あなたはエリスの生まれ変わり?
とにかく、普段からただ者ではないと思っていましたが、歴史を塗り替える大発見を発表された六草さん、
まさに、森鴎外のWikipediaには、
2011年3月、六草いちかがエリーゼ・マリー・カロリーネ・ヴィーゲルト説を発表した。その根拠として、名前、出生地、帰国後の職業、鴎外帰国時の年齢(21歳)、鴎外の娘の名前:茉莉と杏奴(エリーゼのミドルネームと妹がアンナ)等を挙げた。六草(2011)。鴎外「舞姫」のモデルは彼女? 洗礼記録発見、経歴一致
と、すでに加えられている
そんなお忙しい中、先日我が家で、貴重な資料を見せていただく機会があった。
映写機を使い、本に使われなかった写真なども壁に映し出し、さらに詳しい説明を。
そしてこれは、本の最後の方にも出てくるが、当時、実際に刺繍をする時に使われていたモノグラム型
鴎外の遺品の一つに、これと同じモノグラム型があり、どうやらエリーゼから贈られた物で、現在は東京都文京区立図書館鴎外記念室にあるそうです。
いや~しかし、涙もろくて優しくてひょうきんで芯の強いスーパーウーマンは、ご近所に住んでいて、時々ご飯を食べたり、買い物に付き合ってくださったりしていたけれど、一躍有名になって、益々忙しくなってしまうわね~
資料を超スピードで検索していた時、本当にトイレに駆け込んで吐いたそうで、ひょっとして・・・妊娠・・・した!? な~んて、訳のわかんない事をおっしゃっていましたが、とにかく体には気をつけて、大事にしてください。
ベルリンの歴史や、ベルリンの古い町並みが良くわかり、舞姫や鴎外のことを知らなかった人も、これを読むと、すっかり鴎外通になれる・・・?かも。
お勧めの一冊です。
**********************
かつての美少年、郷ひろみが主役を演じ映画化されたのは1989年(当時、15,244円の価格が付いているビデオテープ )
なぜか我が家に有る
でも、今年は自粛傾向にあって、いつもとは違う雰囲気です。
中には、連休を利用して、ボランティアに駆けつける人が多く居るそうな。
逆に人手が多すぎて、ボランティアを受け入れられないという避難所もあるくらいだとニュースになっていました。
嬉しい悲鳴ですね。
私は、避難所の人たちを少しの間でも、温泉などに連れて行ってあげたら良いと思うんですけどね。
もちろん東電が負担して、数人ずつ交代で。
その土地を離れたくないと言う人も、少しの間旅行するつもりで、心と体に栄養をつけて欲しいです。
相方の会社では、ゴールデンウイークを働いて、その分、夏に会社を休みにすることにしたそうです。
夏の消費電力を考えた、節電対策です
さて、この連休に、本を読むというのはどうでしょうか?
先月、日本へ帰ったとき、3冊ほどハードブックを買って来ました。
東野圭吾の「麒麟の翼」
白鳥春彦の「生きるための哲学ニーチェ超入門」
六草いちか「鴎外の恋 舞姫エリスの真実」
東野さんは、私の好きな作家。
白鳥さんは、読書会でお世話になっている、福澤先生の門下生だった人で、ベルリン自由大学を出ている。日本ではベストセラーになりました。
六草さんは、べるりんねっと789でもお馴染みのシャーナリストですが、3月10日に講談社から、この「鴎外の恋 舞姫エリスの真実」 を出産、あ、いや、出版されました~!
そう!あの大震災の前日、ちょうど私が日本へ到着したその日、出版されると聞いて、到着早々本屋へ行きました!
西武百貨店本店のLIBURO
池袋のジュンク堂書店
入り口入ってすぐのレジ前
並んでまっせ~
と、何だか自分の本が出版されているようなドキドキと、感激を覚えた私。
当日の朝、各新聞社にも、大きく批評が載ったそうな。
今、本を書いているんです~ という話は聞いていたが、まさかこのような大発見!大どんでん返えしをすっぱ抜くとは、お偉い学者さんたちも思いますまい。
『舞姫』は、森鴎外が1884年から4年間ドイツへ医学を学ぶために留学した時の体験を元に、「うたかたの記」「文づかい」と共に執筆され、ベルリンを舞台にした小説。
鴎外は1922年、60歳で亡くなるが、ベルリンで出会った女性、エリスを生涯忘れることは無かったという。
鴎外の自叙伝とも言えるこの作品は、多くの学者達が、あらゆる方面から研究を重ね、幻のエリスという女性の実像を明らかにしようとした。
しかし、残念なことに、その女性に関することはもとより、その時期の手紙や写真の一切合切を、鴎外は自らすべて焼き捨ててしまった為、資料不足ということもあり、一旦は15歳の少女ということで、事態は収束したかのように思えた。
たまたま読書会で、鴎外の作品を一緒に読み、難しい文章の一字一句に、彼の儚い人生と本当の思いを、その作品から計り知ろうとしていた時、すでに彼女(六草さん)は、運命的な出会いをし、さらに深く、真実を探し当てる旅に出ていたと言える。
私達の間でも、ロリコンだの、何だのと、好き勝手な鴎外像が出来つつあった。
それを彼女は、恐ろしいほどの執念(いや、失礼)、並々ならぬ努力と根性(これもまずいかな・・・)、とにかく、毎日血を吐く思いでベルリン中の図書館や資料館、墓地にいたるまで走り回っていた。
そして、紆余曲折の末、等々エリスの記録を見つけ出し、あなたがエリスさん?はじめまして・・・などとつぶやきそうになり、もっとステキな言葉をつぶやいたそうな。(読んでからのお楽しみ)
とにかくこの本を読んだ時、エリスのこと以上に、六草さんの事が良くわかったような気がした。
彼女いわく、数字や歴史はすっ飛ばして読んで良いということだが、そんなもったいない・・・。
約120年以上も経った今、「路頭の花」とか「娼婦」、「ユダヤ人」とまで色々言われたエリス(エリーゼ)の濡れ衣を、やっと晴らすことが出来たのも、ひょっとしたら、あなたはエリスの生まれ変わり?
とにかく、普段からただ者ではないと思っていましたが、歴史を塗り替える大発見を発表された六草さん、
まさに、森鴎外のWikipediaには、
2011年3月、六草いちかがエリーゼ・マリー・カロリーネ・ヴィーゲルト説を発表した。その根拠として、名前、出生地、帰国後の職業、鴎外帰国時の年齢(21歳)、鴎外の娘の名前:茉莉と杏奴(エリーゼのミドルネームと妹がアンナ)等を挙げた。六草(2011)。鴎外「舞姫」のモデルは彼女? 洗礼記録発見、経歴一致
と、すでに加えられている
そんなお忙しい中、先日我が家で、貴重な資料を見せていただく機会があった。
映写機を使い、本に使われなかった写真なども壁に映し出し、さらに詳しい説明を。
そしてこれは、本の最後の方にも出てくるが、当時、実際に刺繍をする時に使われていたモノグラム型
鴎外の遺品の一つに、これと同じモノグラム型があり、どうやらエリーゼから贈られた物で、現在は東京都文京区立図書館鴎外記念室にあるそうです。
いや~しかし、涙もろくて優しくてひょうきんで芯の強いスーパーウーマンは、ご近所に住んでいて、時々ご飯を食べたり、買い物に付き合ってくださったりしていたけれど、一躍有名になって、益々忙しくなってしまうわね~
資料を超スピードで検索していた時、本当にトイレに駆け込んで吐いたそうで、ひょっとして・・・妊娠・・・した!? な~んて、訳のわかんない事をおっしゃっていましたが、とにかく体には気をつけて、大事にしてください。
ベルリンの歴史や、ベルリンの古い町並みが良くわかり、舞姫や鴎外のことを知らなかった人も、これを読むと、すっかり鴎外通になれる・・・?かも。
お勧めの一冊です。
**********************
かつての美少年、郷ひろみが主役を演じ映画化されたのは1989年(当時、15,244円の価格が付いているビデオテープ )
なぜか我が家に有る
羨ましい限りだわ。
動く作家の実像が目の前にいる・・・ww
この写真 実に良く写ってるわぁ~
変らない極楽とんぼさんですね
私、TVで 永作博美を見る度に
貴女を思い出します。
私の中では酷似してる
二人で写ってるのはOKと、お許しが出たのであとで載せたのですが、これが最初で最後です。
是非、読書家のかすみさんも読んでみてください。
永作博美? ありがとう~
嬉しいけれど、みんなのブーイングが聞こえてきます。
ブーブー!!