友人が、白アスパラの料理をやってみようかと言っていたので、
ベルリンに住む知り合いから伝授した、極秘レシピをここに公開しようと思います。
ほんとは内緒??
Rさん、許してね~~
≪買い物編≫
まず買うときは、皮をむくので太目のものを選ぶ。といってもあまり太いと中にスが入っていたり味が大振りになるので、そこそこの太さで。
鮮度の見分け方は、まずは茎の表面。茎の表面に茶色いしわが寄り、いかにも乾いた感じがしていたら絶対にダメ。白く艶々と、水分が滲み出てきそうなものを。そして切り口を見る。変色なく、濡れた感じが理想的。乾ききり、枯れ枝状に見えるなら、随分切り落とさなければならないことを覚悟。
種類としては、白アスパラと言ってもまったくの白と、バイオレットと言われる頭部にやや紫の色がさしているものとがある。白ければ白いほど甘みが増して美味しいので、こだわりたいなら白いものを。けれども、アスパラらしい苦味が好きという人にはバイオレットもオススメ。
≪実践編≫
ではでは茹で方。
a.. アスパラを折らずに入れられる大きさの鍋に水をたっぷりと張り火にかけておく。
b.. まずはアスパラの切り口あたりを凝視し、皮の乾いた部分と瑞々しい部分の境目を見極め、ナイフで小さくに切り目をつけ、ポキッと折って乾いた部分を取り除く(アスパラが新鮮なものであれば、切り口の少し上で切り落とすだけで十分)。
c.. ナイフまたはアスパラ専用ピーラーで皮をむく。このときしっかりむいておかないと、食べているときに繊維が口に残ることに・・・。
d.. 沸騰したお湯に砂糖ひと握りとむいた皮ひと握りを入れ、アスパラを入れて茹でる。茹で時間は8~10分ほど。この茹で具合がとても大切。見極め方は、箸で1本を軸の真ん中ぐらいをつまんで持ち上げ、箸の上に乗せるような格好で上下に揺らして確かめる。弾力を持って揺れる頃が最高。その手前では固すぎ、箸の上で折れて曲がるようなら茹で過ぎなのでご注意! ちょうど良いと思ったら素早くさらに取り出し、完了。
また、ソースもアスパラを茹でている間に手早く作ることができる。
バターソースで食べたいときは、バターを鍋に入れて火にかけ、アクをきれいにすくって、塩で味付けしてオワリ。
≪ホロンデーズソース≫ これが本格派
材料=無塩バター1パック(250g)、卵黄2個、白ワイン大さじ4、レモン・塩・白コショウ少々。
1.. 湯せんで作るので、まずはお湯を沸かしておく。
2.. バターを鍋に入れ火にかけ、アクを丁寧に取る。
3.. 別の小さい鍋(ステンレス製であること!)に白ワインと卵黄を入れ泡だて器で混ぜてから、湯せんでしっかり泡立てる。
4.. そこに溶かしたバターを少量づつ加えては泡立て続ける。
5.. バターが全部加わったら、レモン・塩・白コショウで味を調え出来上がり。
湯せんの鍋は、何故だか知らないけれど必ずステンレス鍋を使うべきなのだそうだ。湯せんを面倒くさがったりすると失敗の原因になるのでかならず実行を (実は私には2回も失敗に終わった過去が!)。
バターを加えて泡立てているときに、モッタリした感じではなく、どうも分離気味かな??と思ったら、それは失敗。その後どんなに泡立てに励んでも持ち直すことは出来ない。しかし! もしもそのような事態に陥ったときは、その分は諦め、けれども捨てたりせずに取っておき、もう一度新しい材料で作り直し、成功したら、そこに失敗した分を少しずつ加えては泡立てていくと、それも成功になる(マヨネーズのときもそうでしょう?)。倍の量が出来上がってしまうけれどバター1個分捨てることを考えれば賢い対策
茹で上がったアスパラをお皿に乗せ、ソースをアスパラの中央にかけて出来上がり!
添え物は、生ハムと、やっぱり芋でしょう(笑)
失敗した時の事まで書いてくれて、なんて親切なかたなんでしょう。
是非、日本でもシュパーゲル、挑戦してみてください
ベーリッツ産のアスパラ、あるといいね~
ベルリンに住む知り合いから伝授した、極秘レシピをここに公開しようと思います。
ほんとは内緒??
Rさん、許してね~~
≪買い物編≫
まず買うときは、皮をむくので太目のものを選ぶ。といってもあまり太いと中にスが入っていたり味が大振りになるので、そこそこの太さで。
鮮度の見分け方は、まずは茎の表面。茎の表面に茶色いしわが寄り、いかにも乾いた感じがしていたら絶対にダメ。白く艶々と、水分が滲み出てきそうなものを。そして切り口を見る。変色なく、濡れた感じが理想的。乾ききり、枯れ枝状に見えるなら、随分切り落とさなければならないことを覚悟。
種類としては、白アスパラと言ってもまったくの白と、バイオレットと言われる頭部にやや紫の色がさしているものとがある。白ければ白いほど甘みが増して美味しいので、こだわりたいなら白いものを。けれども、アスパラらしい苦味が好きという人にはバイオレットもオススメ。
≪実践編≫
ではでは茹で方。
a.. アスパラを折らずに入れられる大きさの鍋に水をたっぷりと張り火にかけておく。
b.. まずはアスパラの切り口あたりを凝視し、皮の乾いた部分と瑞々しい部分の境目を見極め、ナイフで小さくに切り目をつけ、ポキッと折って乾いた部分を取り除く(アスパラが新鮮なものであれば、切り口の少し上で切り落とすだけで十分)。
c.. ナイフまたはアスパラ専用ピーラーで皮をむく。このときしっかりむいておかないと、食べているときに繊維が口に残ることに・・・。
d.. 沸騰したお湯に砂糖ひと握りとむいた皮ひと握りを入れ、アスパラを入れて茹でる。茹で時間は8~10分ほど。この茹で具合がとても大切。見極め方は、箸で1本を軸の真ん中ぐらいをつまんで持ち上げ、箸の上に乗せるような格好で上下に揺らして確かめる。弾力を持って揺れる頃が最高。その手前では固すぎ、箸の上で折れて曲がるようなら茹で過ぎなのでご注意! ちょうど良いと思ったら素早くさらに取り出し、完了。
また、ソースもアスパラを茹でている間に手早く作ることができる。
バターソースで食べたいときは、バターを鍋に入れて火にかけ、アクをきれいにすくって、塩で味付けしてオワリ。
≪ホロンデーズソース≫ これが本格派
材料=無塩バター1パック(250g)、卵黄2個、白ワイン大さじ4、レモン・塩・白コショウ少々。
1.. 湯せんで作るので、まずはお湯を沸かしておく。
2.. バターを鍋に入れ火にかけ、アクを丁寧に取る。
3.. 別の小さい鍋(ステンレス製であること!)に白ワインと卵黄を入れ泡だて器で混ぜてから、湯せんでしっかり泡立てる。
4.. そこに溶かしたバターを少量づつ加えては泡立て続ける。
5.. バターが全部加わったら、レモン・塩・白コショウで味を調え出来上がり。
湯せんの鍋は、何故だか知らないけれど必ずステンレス鍋を使うべきなのだそうだ。湯せんを面倒くさがったりすると失敗の原因になるのでかならず実行を (実は私には2回も失敗に終わった過去が!)。
バターを加えて泡立てているときに、モッタリした感じではなく、どうも分離気味かな??と思ったら、それは失敗。その後どんなに泡立てに励んでも持ち直すことは出来ない。しかし! もしもそのような事態に陥ったときは、その分は諦め、けれども捨てたりせずに取っておき、もう一度新しい材料で作り直し、成功したら、そこに失敗した分を少しずつ加えては泡立てていくと、それも成功になる(マヨネーズのときもそうでしょう?)。倍の量が出来上がってしまうけれどバター1個分捨てることを考えれば賢い対策
茹で上がったアスパラをお皿に乗せ、ソースをアスパラの中央にかけて出来上がり!
添え物は、生ハムと、やっぱり芋でしょう(笑)
失敗した時の事まで書いてくれて、なんて親切なかたなんでしょう。
是非、日本でもシュパーゲル、挑戦してみてください
ベーリッツ産のアスパラ、あるといいね~