和音と極楽とんぼは、無事にボストンへ飛びました
最後の最後まで,色々とご心配くださった皆さん,本当にありがとうございました
アメリカのビザ取得に,どうしてこんなに時間がかかったか・・・
今さら色々考えても仕方ないけれど,本来ならば日本へ一旦帰国(入国)していれば手続きは簡単だったかも知れません.
ドイツに住む日本人国籍がアメリカに入国するのは,かなり厳しい審査があるように言われましたが,面接では,簡単な質問だけで終わり,
職歴や学歴,結婚証明書や親や家族の証明書,今までに行った過去5年間の国の名前や,その他の証明書などを揃えていったにも関わらず,チラリとも見ずあっけなく終わった・・・
あの苦労はなんだったんだろう~
と,相方も色々と気疲労したあげく,拍子抜け.
まあ,とにかくこれでひと山越えたと,ホッとしていた矢先,
今度は和音・・・
3月の終わり頃から再び顔面麻痺(今度は反対側)になり,唇は垂れ下がりよだれがダラダラと出て,目が開いたままで瞬きが出来ない状態になっていた.
そして,血液検査の結果,『トキソプラズマ』と判明.
抗生物質で治療することになったが,飛行機に乗るには健康診断書が必要ということで,内心ドキドキだった.
しかしこれも,獣医局に行ったら,特に診察もせず,書類を書いてもらって,15ユーロ払っただけで終了~
何だったの?これまでの不安とあせりは~
何はともあれ,無事に飛行機にも乗れたし,終わりよければ全て良し??
ベルリンに住んだ4年間は,私の人生にとって貴重な経験であり,素晴らしい思い出になりました.
アー(A),ベー(B),ツェー(C),からドイツ語を習い,ドイツの生活習慣や性格に戸惑い,四季折々の自然美しさに感動し,毎日が新しい発見と出会いの日々でした.
しかし,言葉の壁は,私にとって思いのほか厚く厳しいもので,最後の1年間は,すっかりドイツ語をあきらめてしまい,自分からは話さなくなってしまった・・・
それでも,毎日を楽しく過ごせたのは,私の周りに居た素晴らしい友人たちのお陰です.
ある友人が,
『 老後の保険だと思って,たくさん思い出を作りなさい 』
と言ってくれました.
言うとおりに,いっぱい出来ましたよ.掛け替えのない思い出
私が歳を取ってお婆さんになった時,お茶でもしながら,こんなこともあったね~と,話が尽きないように,私はこれからも老後の保険をせっせと掛け続けていくつもりです.
ベルリンでの一笑節は,これでひとまず終演と致しますが,今度はボストンの地で,新しい出会いと発見を書き続けていきたいと思っています.
また
二笑節でも,お付き合いいただければ嬉しいです
皆様もどうぞお元気で、
『 素敵な積み立て老後保険 』 な日々をお過ごしくださいませ
チュース!
PS・・・アップしそこなったベルリンでの思い出を,今後も密かにアップしていきま~す.