いわゆる、人権擁護法案に関心のあるブログ界隈では、小泉純一郎首相が
人権擁護法案について「できるだけ早期に提出できるよう努めていく」と答弁したことは、
既に有名な事実と思われる。
しかし、本日の産経新聞の報道によれば以下の通り。
人権法案、今国会も見送り 自民・古賀氏
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自民党の古賀誠・人権問題等調査会長は7日、党本部で与謝野馨政調会長と会い、今国会への人権擁護法案の提出を見送る考えを伝えた。会期中に党内手続きを終えるのは困難と判断したとみられる。
同法案に対して、自民党内には(1)人権侵害の定義があいまい(2)人権侵害を調査する人権擁護委員の選任基準に「国籍条項」がない―などとして反対する声が根強く、通常国会への提出も断念している。
小泉純一郎首相は先の参院本会議で「政府与党内でさらに検討を進め、できるだけ早期に提出できるよう努めていく」と答弁した。(共同)
(10/07 18:12)
http://www.sankei.co.jp/news/051007/sei068.htm
いったい、何が起きているのだろうか?
サッパリ不明だ。
この法案自体が、「下からの要求」で作成された印象がない。
まぁ、法案なんてものは「天上界」(=法務省などの省庁内の意)で決まるのが普通のことなのでしょう…。