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毎年20mも移動するというエクアドルの歩く木「ソクラテア・エクソリザ」

2015-12-30 20:07:06 | ブログ

毎年20mも移動するというエクアドルの歩く木「ソクラテア・エクソリザ」の噂を検証




 エクアドルには動き回る木があるという。地元のツアーガイドによれば、ソクラテア・エクソリザと呼ばれるこの木の複雑な根の部分は足として機能し、季節の変化に伴う太陽の位置に合わせて常に動き続けるという。植物であるが、日に2~3cm、年間だと20mも移動するというのだ。

 本当に動く木は存在するのか?その噂を検証する。

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Luna Nueva Farm Costa Rica walking palm tree

 新しく硬い土壌を侵食しながら伸びた根が時間をかけてそこに定着すると、幹の部分がそちらに向けて徐々に曲がって、今度は古い根を引っ張り出す。こうして、良好な日光を求めてゆっくりと”歩く”。根は地面から数10cm上のところで幹から枝分かれしており、まるで本当に足が生えているかのように見える。

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 ウィキペディアには、「ジョン・H・ボドレーが1980年に別の木が種子から落ちるように倒れれば、発芽の地点から”歩く”ことも実際に可能であると仮説を唱えた」と説明されている。

 当然と言うべきか、ほとんどの科学者がこの木が移動することに懐疑的である。

 2012年のライブ・サイエンスに掲載された記事には、「太陽の光を求めて歩く木という話は非常に面白く、かつ不思議なものである。だが悲しいかな、これは本当の話ではない。この木は確かに存在するが、歩きはしない。発芽した場所に根付き、風(あるいは斧)の力がない限りは動かない」とある。

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 コスタリカにある持続可能な発展研究センターの生物学者ヘラルド・アヴァロス氏は、ソクラテア・エクソリザ研究の権威の1人である。そして同氏もまた2005年に実施した大規模な調査から、木は歩かないと結論付けている。

 「ツアーガイドが熱帯雨林の観光客を楽しませるために思いついた作り話ですよ」とアヴァロス氏はコメントする。

 作り話であろうとなかろうと、歩く木の森の噂は世界中の人々をエクアドルへ惹きつけて止まないだろう。

via:livesciencebbc・inhabitat・translated hiroching / edited by parumo

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