さて………
前回の報告からはや三ヶ月。いったい何をやっておったのであろうか、オレサマは。
何とも変化のない日々というものは、いろいろとやる気を殺ぐものであることを、改めて実感した次第である。
それに加えてこの猛暑。
七月とお盆休み期間の尋常でない暑さは、いったいなんだったのであろうか。
我が師団司令部の電算室(パソコンルーム、もとい、オレサマの部屋とも言う)は日中37~8℃にもなり、夜になっても34℃を見事にキープ。
電脳参號機改の画像出力装置(GPUとも言う)はオーバーヒートを起こし、まともに使えない有様。
仕方なく普段は戦術シミュレーションに使っている(ゲーム用PCとも言う)電脳肆號機を使用していた。
(電脳肆号機はさすがに最新式だけあり、冷却性能は抜群なのである。)
その猛暑の、お盆休みのとある日。
部屋にいるのも暑苦しいと思い、何を思ったのかこのクソ暑い中、我が軍の不整地用人力走行車両『鎖威苦論號』(MTBとも言う)に颯爽とまたがり、出撃してしまったのである。
嗚呼、このクソ暑いのに。
目指すは隣町との境にあるとあるパーキング。
が、何せこの猛暑。
道半ばにして後悔し始めていた。
だが、ここで引き返しても、結局自力で漕いでゆかなければならないことには変わりなく、ならばと自分に言い聞かせ、黙々と前進してゆく。
やがて近づく目的地。
「もうすぐゴーッル!」と思いきや、「最後の試練」と言わんばかりの上り坂が、だらだらと数百m。
もうね、マジに死ぬかと思った。
漕いでて苦しいのか暑くて苦しいのかよくわからんうちに、なんとか無事に到着。
景色のよさそう(というより風の通り道になりそうなところ)を見つけ、ようやっと一息ついた。
が、しかし、何かヤバい。
完全に体がオーバーヒートしている。
胃に妙な、しくしくとした軽い痛みがくる。
視界がグワァーンと狭まってくる。
だがまぁ、このくらいならたまに登山の時にでもなることがあるのであまり気にしなかったのだが………
突然
チ○チ○が、異様な縮こまり方をし始めたのである。
寒さで縮まるというあの感じではなく、急激に体にめり込むような、今までに体験したことがない感覚。
「これはヤバい!失神するっ」
とっさにそう直感したオレサマは速攻でその場にへたり込み、そして意識して呼吸をするようにし………
………なんとか、助かった………
ヤバい事態に陥ることもなく、(
○ン○ンも元どうりに戻り)事なきを得ることができた。
さてさて、落ち着いたところで売店のある方に行ってみると、さすがにお盆休みだけあって、結構な人出であった。
最近こういうところでの野菜直売が流行っているせいか、その手の店が繁盛しておるようである。
さて、休憩も済んだ事だし、帰るとするか。
帰りは下り坂だ。ゆくぞ!鎖威苦論號。
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2010年8月25日
報告番号 0120