羊蹄山麓戦線異状なし

羊蹄山麓戦線司令部より、日々の報告・・・
が、あえなく撤退。
三河の国からこんにちわ

ニセコレポート 弐

2004-12-21 | Weblog
 本日の我が戦線は、朝から雪がボーボー降り、山は風がビュービュー吹きまくっている。
 1200現在、ニセコひらふは花園エリアが全滅である。


 おとついは、最高のコンディションであった。前の晩からのパウダーが降り積もり、風も無く、ほとんど晴れていて、”くるぶし上”パウダーを楽しめた、ようである。なにせオレサマは、そんな日に任務(仕事ともいう)である。その日公休で、ニコニコしながら滑っている同僚を見るにつけ、歯をバリバリと噛み鳴らしクヤシ涙にくれるオレサマであった。
 しかし、である。翌日はオレサマの公休日。雪が降らずとも、そこそこのパウダーが楽しめるはずだ。そう、まちがいなく………………………………

 翌日(昨日、12/20)、天気は………………雨である。雪ではない、雨である。下に”ヨ”が無いのである。12月も下旬になろうとしているのに、雨である。家の前に撥ねてあったパウダーが、無残にもシャーベットである。しかし山に行けば……………………
 ドシャ降りである。雨に打たれ、ぼろぼろになったオレサマを撃沈するには、充分過ぎる一撃である。砕け散ったオレサマは、そのままスゴスゴと司令部へと御帰還である。なお軍曹と遊ぶ…………いや、「軍事教練」に励むとするか。

 ちなみに画像は、ヒマつぶしに行った洞爺湖である。ニセコと何の関係が?などとは聞かないように。


※追記
 本日、風強くも最高のパウダーが降りまくっている。風があるので、どれだけ積もるか。


ニセコレポート

2004-12-14 | Weblog
 本日の我が戦線は、パラパラと降雪。昨晩降った雪も、積雪20cm程度。雪かきが楽なのはいいが、このままではスキー場が………………


 さてそのスキー場である。ところはニセコグランヒラフ。今年、アルペンエリアの運営会社であったサンモリッツリフト〓が高原・花園エリアの運営会社である〓東急リゾートサービスに買収されて、新たに「グランヒラフ」として営業を開始したのである。
 それに伴い、リフト名称が大幅に改称された。高原がキング、アルペンがエースとなり、リフト番号も変更された。詳しくはグランヒラフのHP等を参照していただきたい(決して手抜きではない。断じて………ない。)
 ただ長年定着した名前を変えられて、少し混乱気味である。一応覚えはしたが。従業員同士では、いまだ前の名前で呼び合っている。

 さてコースの状態である。画像はエース第三リフト(旧アルペン第三リフト)から見た(高原)ジャンボコースである。今のところ滑れるのはこの辺である。正確にはキングゴンドラ(旧高原ゴンドラ)とエース第二リフト(旧アルペンセンターフォーリフト)より上から、キング第四リフト(旧高原第七リフト)とエース第四リフト(旧アルペン第四リフト)より下である。花園エリアは、花園第三リフトのみ営業である。
 滑れるコースはジャンボ・林間(下半分)・センター・白樺・ダウンヒルAのみである。一部笹がまだ出ているところもあるが、雪質はパウダー、問題無しのコンディションである。
 ただし、滑走可のコースは全て圧雪なので、「スプレーまきあげて滑走」はムリっ、である。例外としてダウンヒルAの上部(通称花カベ)は、「雪不足のため未圧雪」なので、プチパウこぶ斜面である(危険箇所防護柵に注意。)


※注意点
 エース第三からキング第三へは滑り込むことは可能だが、滑って戻ることはできない。通常キング第三山頂からセンターコースヘの連絡コースがあるのだが、現在雪不足で閉鎖されている。戻る場合は、キング第三山麓からエース第三山麓ヘのハイクアップあるのみである。うっかり滑り込むことのないよう注意願いたい。
 また滑走エリアへのアクセスはキングゴンドラとエース第二リフトのみなので、旧高原エリアで滑りたい人は、ゴンドラ乗り場の駐車場へ車を停めることをお勧めしたい。
 なお、帰りはゴンドラ・リフトの下り線乗車で戻ることになる(滑走は不可。滑って降りると、パトロールからの厳重注意が待っている。)


 以上、状況が変われば、また報告したい。


2004年12月15日
報告番号 0046


本日のなお軍曹

2004-12-08 | Weblog
 本日の我が戦線は、雪が降り、時折吹雪になるという天気であった。各スキー場の本格オープンも間近か。


 さて、今日もいつものように座椅子をおもいっきり倒し、ごろ寝状態で中央情報収集端末(TVともいう)をながめていた。しかしなにかが足りない。何が……………腹の上が軽いのである。いつもならそこに、不届きにも、なお軍曹が寝そべっているのであるが、ヤツがいないのである。走り回っている様子も無い。どこにいった?軍曹。


 そう、画像のように、最近ストーブの前で寛ぎまくっているのである。ぢつに気持ち良さそうである。
 バックに写っている煙突ストーブを使い始めてから、ほぼ一月。ヤツはこのストーブの前で、ごろごろすることが多くなった。ネコはこたつで丸くなり、ストーブ前でごろ寝である。
 それどころか最近は、あらゆるところで寛いでいる。フトンの上、畳んだ洗濯物の上、等々。本格的な暖房を入れたせいなのか、それとも単にオレサマの腹の上が飽きたのか。
 近々、尋問してみるつもりである。しかし、ヤツが素直に喋るかどうか。何せオレサマのわからない言語を喋るヤツだから……………


追加報告
 やっと、冬期任務(冬の仕事とも言う)が決まった。またまたスキー場である。ニセコでリフトのおじさんに変装し、出撃機会をうかがうのである。
 給料は安いが、タダで滑れるので、まぁよしとするか(ホントは圧雪車に乗りたかった。)


2004年12月08日
報告番号 0045


月9を見る女

2004-12-06 | Weblog
 本日の我が戦線は、内地の灼熱地獄を尻目に雪が降り積もりまくった。つくづく日本は広い(長い)国だと思う。
 そういえば長野オリンピックは、北半球で最も南で行われた冬季オリンピックだったそうだ。我が国はスキーが楽しめるところからトロピカルなところまで、パスポート無し、言葉が通じる、近距離、なんと恵まれた国であろうか。


 さて、最近我が司令部のなお軍曹(雌:”おんな”だよ)は画像のとごくTVを見ている。見ているのは月9「ラストクリスマス」である。
 任務がない(失業中とも言う)オレサマが、ヒマツブシに見ていた、録り貯めていた「月9」である。5話から8話の4本である。録り貯めて見ていない、ということは、ドーでもいいかぁ、と半ば思っていたということであるが………………………

 はまりました!!じっくりみると!オレサマ世代には何とも心地よいでわないか。20代以下には
「うぜぇ~」
「くせぇ~」
「有り得ねぇ」
だろうが、
 オレサマには何とも懐かすぃ~、である。たぶんオレサマ世代のおやぢ・オバハン世代には。
 そもそも、主演が織田裕二でなければ見なかったな。それ以外の役者に、あんな”くせぇ~”ことできない。
 織田裕二が勤める会社が、カンチのいた会社と同じである。5話の矢田亜希子がマフラーを届けるとこは、「私をスキーに連れてって」のGT-Fourの激走ぢゃ!(SW20でしたが)「ヒール&トゥ」をしているとこも出て来た。某blogでは「こんなのわからねぇよ」とのことであったが、スーパーカー世代のオレサマ世代は
「サーキットの狼」
「幻の多角形コーナーリング」と、
涙モノオンパレードである。
 懐かしすぎる!おそらくこのドラマの制作者は、20代以下は無視しているのではないか?とも思えるくらいの作りかただ。
 このドラマ、織田裕二氏がTVタロー誌で言ってたように、「王道」なんだろうな。なんか妙にリアリスティック(そのくせ中途半端なモノが多い)に描いたモノが多いドラマの中、こんな”クセェ”ものがあってもいいぢゃないか。しょせん「ドラマ」。嘘の世界なのだよ。嘘の世界だけでも、幸せになろうよ。

 でも、今日の9話を見終わって……………あちゃー、やっぱそうなるのかぁ、って気分である。

 ほかに感想があれば報告を待つ


追加報告
 矢田亜希子、いい~です。ほんといい!綺麗に撮られてます!ホントに桜井幸子はいい…………え?


2004年12月06日
報告番号 0044


弐號機 整備完了!

2004-12-04 | Weblog
 さて、続いては冬期突撃用板型決戦兵器「宇留斗羅保御苦 弐號(うるとらほーくにごう)」である(またの名をKemper FreeStyle 165とも言う。個人的にはGentem Stickといっているが………)

 弐號は壱號よりもソールの傷が少なく、リペアキャンドルの出番は無しとなった。なのでワクシングのみとなった。ワクシング方法は、壱號機と同様である。
 しかし、少し不便なことが判明した。この秘密工廠にはスノーボード用の長いスクレーパが無いのである。とりあえず今回はスキー用のスクレーパでワクシングしたのであるが、やはりスノボ用のモノが必要である。
 だが、買うのはなぁ…………あんなプラ板ごときに千円以上(だと思う)もの金を出すのはバカくさい。だいたい、スキー用スクレーパも自作である。片隅に転がっていたアクリル板を切っただけの代物だが、売ってるものと何ら違いは無いのである。
 しかし今、材料となるモノが手元にない(探せばあるかもしれないが。)ホームセンターでアクリル板を買ってきて………では、本末転倒である。実に悩み所である。やはり緊急幕僚会議を開くか……………………………


 タバコがきれたので、PX(近所のコンビニとも言う)へ行くべく車を出した。が、ふとスキー場のコンデションが気になり、そのままスキー場ヘちょいと様子を見に行ってきた。
 2130現在、中山峠の気温2.3℃(国道気温表示板による。)雨がしとしと降っていた。あれほど積もっていた駐車場の雪はすっかり消えうせ、あちこちに水たまりが出来ていた。コースは………暗すぎてよくわからん。まぁ駐車場の状態をもって知るべし、と言ったところか。明日の出撃は取りやめか………………………………


2004年12月03日
報告番号 0043-2


壱號機 整備完了!

2004-12-04 | Weblog
 本日の我が戦線はなぜか生暖かく、雨など降っているのである。明日の出撃は見合わせか。なお軍曹との緊急幕僚会議を開催せねばなるまい……………………………………


 さて画像は、我が司令部の秘密工作工廠内の整備用ハンガー(工作室の作業ベンチとも言う)にある冬期突撃用板型決戦兵器「宇留斗羅保御苦 壱號(うるとらほーくいちごう)」である(またの名をIDone FreeRide 175 ソルトレイク限定ヤンネ=ラテラモデルとも言う。)
 前回出撃の際、かなりソールにダメージがあると予想していたのであるが、拍子抜けするほど傷が少なかった。リペアキャンドルによる補修も左右合わせて5箇所に留まり、割と早く終わらすことが出来た。

 作業手順としては、
〓点火したリペアキャンドルによる、ソール破損箇所への樹脂の流し込み
〓充填した樹脂が冷えた後、余分な樹脂をステンレススクレーパにて切削
〓固形ワックスをソールに生塗り
〓ワックス用コルクにて擦り、ワックスをソール全体に延ばす
〓ワックスカスが出なくなるまで、プラスティックスクレーパにて切削
〓トップからテールへ向かって、真鍮ブラシにて軽くブラッシング
 以上である。

 本来ならばホットワクシングをするべきところではあるが、大量に出るワックスの削りカス処理が面倒なのと、レースをするわけではないのとで、ここ10年以上ホットワクシングをしていない。普通に滑るぶんには、ホットと生塗りの違いはほとんどないと言ってもいいのではないだろうか(ワックスのもちに、多少違いはあるようではあるが。)
 ただし、どちらの場合でも余分なワックスを削り取るのと取らないのとでは、確実に違いが出る。特にスラブ(吹き溜まり)等に突っ込んだときの板の抜け(走り)が、格段に違う。


 さて、壱號の整備は完了。次は弐號の整備に着手する……………………


2004年12月03日
報告番号 0043-1