羊蹄山麓戦線異状なし

羊蹄山麓戦線司令部より、日々の報告・・・
が、あえなく撤退。
三河の国からこんにちわ

史上最高の暑さ

2004-07-31 | Weblog
 今日も我が戦線は暑い。オレサマがこの戦線に赴任して以来、最高の暑さである。画像は我が司令部の気象調査室にある温湿度計である。内地に比べれば気温はどうということはないが、注目すべきは湿度である。高過ぎである。内地並である。勘弁してほしいのである。
 湿気を避けて、この北の戦線に来たのに………意味無いぢゃないかぁ…なのである。道行くバイクツーリストのヘルメットの中はムレムレであろう。合掌


 バイクツーリストといえば、オレサマも元バイクツーリストである。故あってライダーハウスの管理人をしていた時期もあった。
 ライダーハウス?なんぢゃそりゃ?という方も含め、次回は北海道の旅人宿について、オレサマ的考察を報告しようと思う。


2004年7月30日
報告番号 0012


蚊○○ブタ

2004-07-29 | Weblog
 暑い…暑すぎる……
 今日の我が戦線は、今年最高の暑さとなった。天気予報の最高気温予報。倶知安30℃……………………
 こんな日に限って、屋外作業任務である。顔、焼けました。鼻が赤いです。
 作業終了後、ソッコー風呂に入った。そして、ビールとトコロテンである。サイコーである。ゴマンエツである


 さて、報告書題名の○の中に入る文字はなんであるか?
 オレサマは長年「蚊取りブタ」であると信じていた。正解は「蚊帳りブタ(かやりぶた)」である。
 画像の蚊帳りブタ君は、オレサマが長年愛用しているものである。以前、不注意から頭の部分を割ってしまったのであるが、接着材補修で見事復活。未だ現役である。

 世に虫よけは数々あれど、なんといっても蚊取り線香である。ベー○とかキン○ョウ○キッド等々の香りも、これはこれで夏らしくてよいのであるが、やはり蚊取り線香である。この香りを嗅いだだけで、頭の中は即「チューブ」である。「シーズン イン ザ サン」である。これに勝るモノを、オレサマは知らない………

 その蚊である。北海道に駐屯して以来、こいつに夜、悩まされた記憶が無い。内地の師団本部(実家とも言う)にいた頃は、マンションの11階という高所にも関わらず、十月頭頃まで蚊がいたものである。
 やはり寒冷地のせいなのであろう。以前、富士北麓演習地(自衛隊のそれとは全く無関係である。念のため)に任務で駐屯していたことがあったが、ここも標高1,000mの高地で準寒冷地であったせいか、夜、蚊に刺された記憶がほとんど無い。
 もっとも、「悩まされない」のであって、いないわけではない。なのでこの時期北海道を旅される方、特にキャンプや野宿される方は、虫よけが(当たり前だが)必要である。
 ただし、それも九月に入れば要らないであろう。オレサマの経験上、九月の野宿旅で夜、蚊取り線香を使ったことが無いからである。

 北海道の蚊は、内地のヤブ蚊(白黒まだら、ゼブラカラーのオシャレなアイツである)より小さい。ヤブ蚊の半分くらいの大きさなのだが、こいつに刺された時、ミョーに痛い。腫れ方はヤブ蚊と少し違うが、大体似たようなものである。痒みも同じくらいか。
 しかし、真に恐るべきは蚊ではない。ブユ(ブヨ)である。
 こいつはおそらくアブの仲間と思われる(想像である。もし違っていたら、その旨コメントするように!)体長5mmほどの、蝿をそのまま小形にしたようなヤツである。
 刺された時は痛くもなんともない。刺された直後、直径1,2mmほどの血の滲み痕が見られるだけである。
 問題はその後である。腫れ方がハンパではないのである。およそ直径5cmくらいに、ボコンと腫れ上がり、そして痛痒いのである。この腫れは結構しつこく、一週間くらいは腫れ続ける。
 特に、山に入ろうとする人は要注意である(虫よけスプレーは必需品。)田舎の平地でも、夕方近くになると現れるので注意せよ。実際、我が軍の国営農場(何度も言うが、我が家の庭とも言う)で作業中、夕方になるとこいつに刺されまくったものである。


2004年7月29日
報告番号 0011


パクりました その弐

2004-07-28 | Weblog
 羊蹄山は雲の中に沈んでいる。今日の我が戦線は(以下略、前記事参照せよ。)


 さて、「一度パクれば、二度三度やるのも同じ」的開き直りで、前回の続きである。
 前記事の画像を見てもらえばわかる(かな?)とおり、現在のバインディングはK2のClickerである。最初から使っていたバインが壊れたため、交換せざるを得なかった。飛ばない(飛べない)ボーダーであるオレサマは、当然フリーラン派であり、また石井スポーツの店員さんの”熱心な”勧めにより、これにした。
 以前のバインは、ボードメーカー純正品である。というか、当時のバインは何とスキー同様にタッピングビスによる直付けだったのである。なのでメーカー純正しかなかったのである(バインの専業メーカーなぞなかったと思う。)
 そしてさらにビックリなのが、ハイバックにバックルが存在していたのである。つまり、これで足首を固定しろ、というのである。「これを使えば、アルペンボードとして使えますよ」ということらしいが…かなりムリがあるだろ!当然この第三のバックルは、外していた。使わないし、邪魔だし。
 発想としては、今のバートンあたりのハイバックに着いているガード(名前忘れた)と同じである。


 さて、画像に写っているものである。サーフボードのケースのようだが、これはれっきとしたスノボのケースである。
 いにしえの頃、スノボはサーファーのオフトレに使われていた、という伝説を窺い知ることが出来るデザインである。もちろんこのケースも現役である。もうここまで来れば目立つこと間違いなし!なのである(それでなくても蛍光色で目立つ。)


 先シーズン、オレサマのボードを見たとあるボーダーが、「うわぁ、ゲンテンのボードだ」とのたまった。オレサマはてっきり”原点”だと思った。あまりに古いものなので。しばらくそう信じ込んでいた。

 ゲンテン……”玄天”だったのである。知らなかったのである。確かにオレサマのボード、パウダーガンと言えば言えないこともない形ではある。
 口に出さなくてよかった。恥かくとこだった…


2004年7月28日
報告番号 0010


パクりました

2004-07-28 | Weblog
 昨晩は雨が降り、今日はどんよりとした天気の我が戦線。今日は「オレサマ的夏休み」最終日。司令部の作戦会議用テーブル(居間の座卓とも言う)を早く作らねば、とは思うのだが、昼少し前まで寝てしまっていたのと、この天気(と湿気)で、すっかりやる気が失せてしまった。ホント、ダメ人間である。

 で、そのダメ人間がコーヒーなぞをずずっとすすりつつBlogを眺めておると…オレサマのブログに唯一コメント&TBしてくださったさとさんのページに”スノボ”のタイトルが…
 今日はめぼしい報告(ネタとも言う)がないから…パクっちゃえ!…………


 ホントすいません…………………海より深く反省してます……………………



 さてスノボである。男一匹硬派のオレサマは、冬といえば当然スキーである。しかも近頃流行りのフリーヒールなぞ目もくれず、ひたすらフィックスドヒール(よーするに普通のアルペンスキーのことね)であるっ!ところが…
 「来年スノボがブレイクするから、今年始めれば来年ヒーローになれるゼッ」という友人の一言で、スノボを始めたのが14年前(次の年ブレイクしたかどうかはご存知のとおり。見事打ち上げ花火は失敗。)
 その時買ったのが、画像のボードである。当時、スキーの流れのためか、アルペン系が主流であったボード界。そんな中、ひねくれモンのオレサマは、異端のフリースタイルを選んだのである。嗚々、この時からマジメにやっていれば、今頃マジでヒーローになれたのに…
 そう、買ったその年で一通り滑れるようになると、もうスキーの片手間でしかやらなくなってしまったのである。今や流行りどころか、スキーをゲレンデの片隅へ追いやるほどの勢力になるとは、思いもよらずに…………

 で、未だこのボードは現役である。ここまでくると骨董品を通り越して、注目の的である。
 フリースタイルのくせに、長さ165cmである。しかも硬くて重い。しかもチップの形が前後で違う。しかもバインディングの位置がテール寄りである(セットバックしているのではなく、元からこの位置。)もう「これはパウダーボードなんだっ!」と開き直っている。

 ちなみにこのボード、ニセコひらふの某リフトの一部では有名(嘲笑の的)である。


2004年7月28日
報告番号 0009


へこんでます…

2004-07-27 | Weblog
 今朝は豪雨の音で目が覚めた。おまけに雷。そしてお約束の停電。ものの数分で復帰する、いつものヤツだ。
 司令部の窓を開け放って寝ていたため、秘密兵器製造工廠(わが家の工作室とも言う)の一画がびしょ濡れである。電動工具が被害を受けてなかったのが、せめてもの幸いである。


 ここのところ任務(仕事)がなく、早めの夏休みと勝手に決め込んでいる。ヒマなので札幌へ遠征した。ヒマなのでネット喫茶へ直行(現在我が司令部の電子頭脳はEtherNetポートの不具合のため、ネット接続不可なのである。ダイヤルアップは?というツッコミは許さんっ!)

そして…………
 ディスプレイに浮かぶ文字を見て、オレサマは呆然としてしまった。


「三菱、WRCより撤退」

 今となっては地下に潜伏する「隠れ三菱ファン」として、それは予期すべきことではあったのではあるが…
 しかもラリージャパン以降、ということはラリージャパンには不参加ということではないか。確かに今、「どのツラ下げて日本で走るのだ!」という雰囲気ではある。がっ!「グラベルロードをぶりぶりとドリフトして走り去るランサーWRC04」を見るのを楽しみにしていたオレサマのこのくやしさを…ええぃ!どこへぶつけてやろうか!

 ほんと、へこんでます。

 「打倒富士重工同盟 北海道支部幹事長」としては、インプの一人勝ちなぞ見たくなーいっ!ここは一つ、フォードとシトロエンに喝を入れねばならないであろう。

気ぉをつけぇぇ!歯ぁ食いしばれぇぇぇっ!……………


(あまりのへこみ様にやや錯乱しつつ、報告終わり)

2004年7月26日
報告番号 0008


野菜生活 2

2004-07-25 | Weblog
 今日も我が戦線は暑い。そりゃ夏だからあたりまえだが…もっとも内地に比べれば、エアコン環境に等しいのではあろう。が、本戦線に赴任して以来、すっかり北極クマ(あるいはペンギン)と成り果ててしまったオレサマには…暑い……

 しかし、去年・一昨年の夏は異常に寒かった。特に一昨年は、日中18℃なんていう日もけっこうあった。そんな寒中、某リゾートの屋外プールには意地になって入っている内地からの(と思われる)客がいた。見ているだけで寒かった。金を払ってガマン大会………


 さて、我が軍の国営農場(くどいようだが、わが家の庭ともいう)にて、トウキビがすくすくと育っている(画像参照。)先日間引きをし、選び抜かれた精鋭達である。ただ場所によって、がっちり伸びているヤツもあればヒョロッとしたのもあり、このへんは肥料のムラなのかとも思われる。身長?は20~30cmといったところか。
 いや、確かに回りの農家のトウキビはもう1mくらいには成長している。だからなんだというのだっ!オレサマは晩秋に味わいたかったから、これでいいのだっ!決してうだうだしていて、種蒔きが遅くなったわけではないっ!!
 それと、「画像がピンぼけジャン」等と言うなっ!風が強くて、葉が揺れていただけであるっ!「ピンぼけ」ではなく「ぶれ」であるっ。だったらシャッタースピード上げれば?というツッコミはするなっ!ケータイのカメラでは、ムリっ!!


(ややキレ気味にて、報告終わり……)


2004年7月25日
報告番号 0007


天気の分かれ目

2004-07-24 | Weblog
 我が戦線のある羊蹄山麓には、天気の分かれ目がある。特に夏や冬の、局地的な雲の分布が強い(天気が不安定)ときに現れるようである。したがって、春・秋の比較的穏やかな季節にはあまり当てはまらない現象である。

 では、その分かれ目とはどこか?
 ずばり、京極~真狩を結ぶ線である(京極・真狩ラインと呼ぶことにする。そのまんまやろ、というツッコミはするな!) もう少し詳しく言えば、京極湧水公園の少し倶知安寄り辺りと、真狩自然公園(近くに湧水地がある。ちなみにこの湧水は私有地)の少しニセコ寄りの辺り。
(両方とも湧水地なのは偶然なのか?)

 以後、この線を境に倶知安・ニセコ・京極を北麓、真狩・留寿都・喜茂別を南麓とする。ただし、このラインは北東から南西ヘ伸びているので、こういう区分けはちと苦しいのではあるが…


 さてこの分かれ目であるが、はっきりと天気が変わる。北麓では雲がどんよりと垂れ込めて雨が強く降っていても、この分かれ目を越えた途端に雨は止み、快晴になっていることがよくある。その逆もあるが、夏にはほとんどない。やはり海(日本海)からの影響を強く受けているせいであろうか?
 札幌辺りから中山峠を越えて喜茂別に入ったら天気が良く、期待して行ったら目的地のニセコは雨だった、なんてことは結構ありうることである。
 冬もまた同じ。南麓では雪がかけらも降ってないのに、北麓では猛吹雪、というパターン。実際、去年の三月後半にはルスツリゾートでは全く雪が降らない日が続いても、ニセコスキー場では連日降雪であった、という報告もある。
 逆もまたある。夏よりはこの逆パターンの確率は少し多いようである。


 実際その例を提示する。添付の画像は、前回報告書に添付した画像と同じ日に撮ったものである。
 前回のは京極町(やや喜茂別町寄り。南麓エリアに入る)で撮影したもの、今回のは共和町で撮影したものである。天気の違いが一目でわかると思う。


2004年7月22日
報告番号 0006


今年は麦

2004-07-21 | Weblog
 さてここ数日、我が戦線は天気が安定している。が、どうも羊蹄山の北と南では少し雲の分布が違うようである。この件については後日報告する。


 今年の我が戦線における農作物の作つけについて、去年はジャガイモの花がきれいに見られたようであるが、今年は麦がよく見られる。今時は麦の黄色(やや茶がかっている)とジャガイモの緑とのコントラストが、パッチワークのようだ。
 スケールでは美瑛辺りにはかなわないが、この辺りの景色もなかなかよいものがある。
 我が戦線への偵察(観光とも言う)に来たおりには、ぜひこの”プチ”パッチワークを堪能していただきたいものである。しかし、間もなく麦の刈り入れが始まるので、この景色もあとわずかな時間しかないのが残念である。


2004年7月21日
報告番号 0005


野菜生活?

2004-07-16 | Weblog
 今我が戦線司令部の国営農場(わが家の庭とも言う)において、今年15坪の畑を開墾した。たった15坪?という勿れ!オレサマは鍬一本にて、荒れ狂う雑草軍に立ち向かったのである。嗚々!いにしえの屯田兵よ、照覧あれ!
 正直すぐに畑なんて作れるさぁ~、なーんて思っていた。が!甘かった。雑草軍の抵抗は思いの外強く、オレサマは予定の半分の進軍でとどまざるを得なかった。とにかく疲れるのだよぉ~

 で、とりあえず今年は畝を四条作り、二条はトウキビ(トウモロコシ)を植えた。画像はそのトウキビの芽である。
 種を三粒一組で120組まいた。そーすると360近くもの実がつく樹がなると思ったあなた!は大ハズレである。三本のうち一つを残して他は剪定(間引き)するので、うまくいって120本となる。しかもトウキビの実は一本につき一つしかつけないように間引くので、本当にうまくいって120個の実が採れれば万々歳である。
 このトウキビについては、おいおいレポートを提出するつもりである。


 残りの二条は何を植えるか?本当は枝豆を植えて、オレサマのビールのツマミにでもしてやろうと思ったのだが、時期が遅すぎた。ので、アスパラの種を蒔くことにした。収穫は再来年の春ということになる。

 アスパラについては他にレポートもあるので後日報告する。


2004年7月16日
報告番号 0004


激務?

2004-07-16 | Weblog
 ここのところ、あちこちちにある我が軍の通信施設の保守(くどいようだが、NTTの基地局の草刈とも言う)のため、走り回っている。
 片道100kmの寿都・島牧戦線にも行ってきた。これ日帰りのフツーの任務だ。”乗り心地サイコー”の2〓ダンプで行くにはつら過ぎる。
 しかも雑草の花粉攻撃だ。くしゃみが止まらん!持っていったポケットティッシュ一つではとても足らない。鼻水・くしゃみ出まくりだ!


 先日は我が軍の積丹要塞(積丹半島とも言う)の保守で、見事この要塞を一周してきた。立派な観光旅行だ! ”観光”は出来なかったが…日本海は素晴らしくきれいであった…

 画像は、その時撮ったローソク岩だ。地元のオヤジどもはチ○チ○岩とも言っている。かなり小さく写っているのと、指が写っているのはご愛嬌。


2004年7月16日
情報番号 0003