羊蹄山麓戦線異状なし

羊蹄山麓戦線司令部より、日々の報告・・・
が、あえなく撤退。
三河の国からこんにちわ

ニセコレポート 壱拾

2005-03-30 | Weblog
 本日は3月30日。もうすぐ春四月。南のほうではもう桜が咲いているそうである。
 なのにニセコにゃ雪が降る、ああ雪が降る。
 しかも、ハイシーズンでもめったに無いほど降り積もる、ああ降り積もる………………………

 画像は、とあるリフトの監視小屋。ここまで雪で埋まったこの小屋を見るのは、今シーズン初である。もう、ため息しか出ないのである。
 雪が積もれば、当然営業するために除雪をする。モチロン人力で。たいがい除雪は、一時間もかからずに終わる。がっ!

 うんざりしながらも、黙々と雪を外へほうり出す。そして汗だくになって小屋へ入り、ペットボトルの水をゴキュゴキュと飲み干し時計を見ると………………

     11:05

       へ?

 二時間半も除雪していた……………………………もちろん今シーズン最長記録である。

  エエ加減にせぇよ!
  もう降るなぁぁぁぁ………………である


2005年3月30日
報告番号 0058


開通~♪

2005-03-30 | Weblog
 さて、前回報告書添付の画像を撮影してから数日後。

 無事開通したようである。そう、ここはまぎれもない四差路。道は続くよ、どこまでも……………………………………


 ここの交差点には、春になると「敵軍の狙撃兵」が現れるようになる。この狙撃兵の潜伏場所は決まっていて、画像の交差点を右に曲がって200m弱のところにある畑への取付道路の入口である。
 この狙撃兵、遮蔽物に隠れているわけでもないのだが、このビミョーな距離と、交差点右にある農家の防風壁の死角に入り、意識していないとかなりの確率で見落とすのである。

 そして………………

 この交差点に差し掛かった車は、たいがい左折して国道へ出る。雪が無くなると割と見通しが良くなるため、車のスピードを落としながらゆるゆると進み、左右の確認をし、(めったに車は通らないので)そのまま左折でLet's Go♪……………

♪ヒューーゥン ファンファンファン………………♪
「はい、そこの車停まりなさい!………………免許証出して!…………………一時停止違反です」


 くれぐれも「狙撃兵」には注意願いたい


2005年3月30日
報告番号 0057


埋没 その弐

2005-03-28 | Weblog
 羊蹄山麓の、とある道路。一見普通の丁字路である。が、なにかがおかしい。
 道路がないはずなのに路肩を示す矢印。そして裏返しになっている道路標識。
 そう、ここは丁字路ではなく、四差路、つまり交差点なのである。この先数kmにわたり人家がないため、冬季は除雪をしない道路なのである。山の中でもない普通の道路でもこういうところがあるのが、北海道なのであろうか。

 しかし、である。例年ここは除雪をしなくても、それなりに、強引に車が入って行けていたところであったはずである。が、今年はご覧のように戦車でも無理である。いかに今年の雪が多かったことか。


2005年3月28日
報告番号 0056


埋没

2005-03-27 | Weblog
 ただ今羊蹄山麓戦線司令部は雪に埋没、機能不全に陥り一切の作戦行動が不可能な状況である。現在各方面戦線への救助支援要請をしているところではあるが、各戦線とも交戦中、若しくは膠着状態に有、目下のところ我が戦線への救助派遣は不可能であるとのこと。
 一月よりこの状況は変わらず、司令部からの出動は、最上階の窓を急遽改造してつくったゲートよりおこなっている……………………………………


 等ということは当然なく、正面出撃ゲート(玄関とも言う)は普通に使用でき、ゲート前に常にスクランブル待機している(駐車しているとも言うが)高速機動装甲車輛「豪天號」もフツーに出撃可である。
 まぁあたりまえである。これが本当のことなら、大ニュースである。ゲキジン災害指定モンである。

 しかし画像は本物である。司令部の練兵場(庭とも言う)側は冬期立入禁止、ではなく入る必要もないので、ほったらかしなのである。そして積雪と屋根からの落雪と吹き溜まりのおかげで、毎年この有様である。
 が、ここまで埋まるのは初めてである。今年は雪が多すぎる。あの12月の雪不足は一体なんだったのか?


2005年3月27日
報告番号 0055


ニセコレポート 九

2005-03-25 | Weblog
 本日の我が戦線は……………

 雪、降ってます。雪が降っているとですっ!もういらんです、雪………………まぁ、降るなら降るでガツンッと降ってくれれば、明日の作戦行動に「ニセコ山頂攻撃」という項目を加えることが出来るのであるが(表層雪崩のおそれ有、で登頂禁止となる可能性も多々有。)
 降雪5cmでは、まったくお話にならないのである。このままでは、明日は「すすき…………………いや、「札幌進攻作戦」になってしまいそうである。


 画像は本日0930のロープトゥ。強風のため、6Cリフト(現キング第三トリプルリフト)が運休しているので、ひらふ→花園エリアへの客で人間が数珠つなぎになるはずなのだが……………ガラガラである。
 もう春ですなぁ~
 が、オレサマの任務はGWまで続くのである。ガングロ確実である。


2005年3月25日
報告番号 0054



ニセコレポート 八

2005-03-09 | Weblog
 三月である。もう雪も溶けだし、さんさんと降り注ぐ陽光がぽかぽかと心地よく、何となくウキウキしてくる春三月である。がっ!!

 本日の最高気温-5℃。まるで二月である。おまけに前日よりの強風により、上のリフトは全滅である。
 おかげで今日もリフト運転室で、まったりとした時を過ごしている。ぢつに充実したひと時である(ヒマとも言う。)

 しかし、そんな運休の時にしか出来ないことがある。それは始業点検以上の整備である。リフトは一度営業を始めたら最後、終了まで止めることが出来ないので、こんなときはチャンスである。
 というわけで、昨日は機械室に入り、整備を行った。画像はその時撮ったものである。まぁ普通に滑っていると、こんなアングルではリフトを見ることもないであろう。


 それにしても風が強い。いつ止むのやら………………………………


2005年3月10日
報告番号 0053