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Jelly Beans

今日もひとりごと・・・。

私が思うアメリカ映画

2006-03-06 23:25:38 | cinema
今日アカデミー賞の授賞式が行われていたようだ。
アカデミー賞で思い出したのだけれど、少し前に観たDVD、「EURO TRIP」
期待通りのアメリカ映画。ものすごくアホらしかったけれど、なかなか面白い。
内容は、おバカな学生(主人公)がメールで知り合ったドイツ在住のセクシー美女マイケに会うために、
夏休みを利用して友人たちを連れ立ってヨーロッパへ向かうとう所から始まるB級モノ・・・。

アメリカという国は、今や映画に芸術的な要素をそれ程求めることもなく、ひとつの立派な巨大な輸出産業になっているけれど、
(脚本も、融資してくれる銀行家でも分かる様にあえて作ってるとかって言ってたなあ?)
こんな映画こそ、私はアメリカ人に作って欲しい。というか、こんな映画を作れるのはアメリカ人しかいないんじゃないか?お金かけて作ってる映画程、大した物作れてないような気がする。

きっとこの映画をイタリアやイギリスの人達が観たら激怒!するに違いない。
同じ様な内容を日本に置き換えられるときっと私も見てたら気分が悪いはず・・・。
少し毒舌入りましたが、お暇な時にでも一度観てください。きっと笑えます。



「君に読む物語」と泣けない私・・・。

2006-02-17 23:55:33 | cinema
今日久々にDVDを借りた。
なんとなく感動の涙を流したくなったので、選んでみたのが「君に読む読む物語」。
なんでだろう、期待しすぎたのか泣けなかったゾ?確かに映像もキレイだし、物語も美しい流れで進んでいく。
あまりにも若い時のヒロインの行動と気持ちが、若さゆえ?か、コロコロと変わるのについていけないというか、
時間を走りすぎて、そういう風に思わせてしまうんだろうなあ・・・。
ただ、私もあんなに、旦那様に年をとっても愛されたいなあって思ってしまいました。理想的な夫婦像ですね。

単純だけど、とっても純粋で素直な映画でした。

Gloomy Sunday

2005-01-16 01:20:16 | cinema
2年前、映画館で観た映画。
邦題は「暗い日曜日」。その名の通り「自殺の聖歌」と言われ発禁処分を受けた「暗い日曜日」という歌に基づいてニックバルコウという作家によって書かれた小説を映画化したもの。
ストーリーは簡単に言うと、第二次世界大戦を背景にブダペストで生きるレストランを経営するユダヤ人とその恋人、ピアノ弾きの人生を描いた恋愛サスペンス劇場。
イロナを演じるエリカ=マロジャーンがとても美しい。彼女の話すドイツ語はとてもセクシーです。
この映画では、愛を共有しあう男女の三角関係が描かれているのですが、見ていて少しつらい。
私はまだまだ精神的に弱いので、2人からの愛を受け入れる側にたっても、また愛す側にたってもおそらくその状況から逃げてしまうと思う・・・・。恋愛には色んな形があるのだなあ・・・。
映画を通しての恋愛論はこんな感じでよいとして、サントラもかなりよいので、思わず購入。
今までこの「暗い日曜日」という歌は色んな映画(たとえば、「耳に残るは君の歌声」とか)でも挿入歌で入っていたり、ビョークやサラブライトマン、日本人では三輪明宏などが歌ってます。
この映画では、「ヘザー・ノヴァ」が歌っているのですが、中々カッコ良く仕上がってます。

またブダペストの町並みもとても美しいので、中々オススメの映画です。


  HP→暗い日曜日

Before Sunrise ~恋人までの距離~

2004-12-26 02:44:02 | cinema
今TVでやってます。
この映画、毎年夜中にTVでやっているけれど中々オススメです。
主演は「大いなる遺産」で大好きになったイーサン・ホークと「トリコロール」のジュリー・デルピー。
というか、ほとんどこの二人しか出て来ないのです。あとは通りすがりの人々って感じ。
シナリオは、ブダペストからパリへ向かう列車の中で、二人が出会いウィーンで途中下車をすることから始まるラブストーリーなのだけれど、街を散策しながら繰り広げられる二人の会話がとても自然で、映画というよりも小説を読んでいる様に観れます。もちろん回りの景色も素敵!今すぐ旅に出たくなります。
よくあるアメリカのラブストーリーぽくないのです。
俳優に演技力があるから、こういう映画が撮れたのかもしれないですね。(ひたすら喋りたおします!)
確かに昼間に見たら少し退屈だけれど、夜に観たらついつい引き込まれる・・・・。夜中に放映するのは、実は意味があるのかも知れません。

余談ですが、数年前私も同じ経路(ブダペスト→ウィーン)を辿る列車(フランツ・リスト号)に乗りましたが、残念ながら、こんな素敵な出会いはなかったですー(笑)

で、実はこの映画今から9年前のものなのですが、実は続編が今年の夏に出来てたらしいのです。
その名も「Before Sunset」
今回の舞台は「PARIS」みたいです。
映画のつくり的にも、HPで予告を見ましたが、前回と同じく、9年ぶりに再会した2人が、街の景色をバックに素敵な会話を繰り広げる様子。
この9年という年月が二人をどのように成長を含めて変えたのか、興味津々です。
イーサンとジュリーの会話を聞きながら、自分はどうだろうと考えたりなんかして・・・・。
実は、この2人は等身大の自分であったりするものだから、自分も同じく9年経っての変化を感じることが出来るんです。


久々に楽しみなラブストーリーですが、日本でもやってくれるのかな?
それなら絶対観に行かなくちゃ!

HP → Before Sunset

愛してる、愛してない・・・

2004-12-12 20:25:24 | cinema
以前観に行った映画館での予告でやってた映画。
主人公は「アメリ」で一躍有名になったオドレイ・トトゥ。
予告では確かロマンティックなラブストーリーだったはず・・・・。
だから邦題の「こっ恥ずかしさ」もあって今まで観なかった。
でもなんとなくクリスマス近いしロマンティックで、フンワリした気分になりたかったので借りたのです。
がしかし、この映画全くアテが外れてしまいました。

怖すぎ~!聞いてないよ~。。。

と観終わってから思いました。
映画としての構成は若干「ラン ローラ ラン」に似ている感じがしました。
でも内容は、ロマンティックどころか、「ミザリー」&「シリアルママ」です。
もちろん裏切られたという思いの人も多いはず。ジャンルが違いすぎますもんね。
でも私としては、「まあコレもありだな~。上手く出来てたし・・・」と言った感じ。
色彩の美しさと反比例したあの内容、かなりイッちゃってます。
「純愛」って、人によっていろんなモノに化けるんだなあとつくづく思いました。
この映画に限らず、見返りを求めない「大人の純愛」って一見とても美しいモノの様に思えるけれど、結局の所、変で不気味なモノなのかも・・・・。

騙されたけれど、一気に観れた作品でした!

「シネマ中毒」 ~溺れゆく女~

2004-11-06 12:19:26 | cinema
ここの所、また私の「シネマ中毒」が止まらない。
で、昨晩見たDVDは「溺れゆく女」
出演はジュリエットビノシュ、アレクシス・ロレ等。
監督はアンドレ・テシネ
内容は恋愛ものというよりは、ヒューマン系。
観ていてそんなに飽きはこないものの、何故そうなったのかという「説明」のシーンが少し強引に割り込まれているのが気になった。
それにしてもこの映画、原題は「Alice et Martin」というみたい。
フランス映画って、こういう「AさんとBさん」みたいな題名多いよなあ。
確かに、この題名だといまいちイメージが伝わらないかも知れないけれど、
最近の映画は、かなり原題とは違う邦題をつけるのが多い。
「溺れゆく女」と聞くとなんとなくドロドロした感じがしてしまう。
若干、作品の主旨からずれてる様な感じがしました。
でもキャスティングは、ピッタリ。
Martin役のアレクシス・ロレは、さすがプラダ等のモデル出身だけあってとても美しく、観ていて惚れ惚れしてしまいました。




CANDY

2004-10-25 23:07:02 | cinema
先日久々にDVDを借りて観た。
題材は「CANDY」1968年に製作されたテリー・サザーンの発禁小説を原作にした作品。
イメージは  ~宇宙からやってきた純真無垢な少女キャンディの冒険は、まるで“エッチの国のアリス”!?~
らしいのだけれど、ただのコメディではなかった。
なんだこりゃ~!とにかくCANDY役のエヴァ・オーリンの周りを固める脇役がものすごい。
リンゴ・スター、マーロン・ブランド、リチャード・バートン、ジェームス・コバーン等。
当時ですらもう一流の人達だったにも関わらず、なんて映画に出てるんだ!

正直内容も、気持ち悪さが漂う。何が言いたいのかよく分からないけれども、最後のシーンはそれでも、力強く大地を歩くCANDYを通して「女性の強さ」を表現している、いかにも60年代らしい映画。
エヴァ・オーリンもキュートで可愛いのですが、彼女の衣装もとてもポップで、可愛い。
サントラもイタリアの音楽らしく、映画に合ってて中々良かったです。
あんな一流どころが脇として出る位なのだから、きっとこの映画の中にはそれだけ魅力のあるものがあるのだろうけれど、残念ながら中々そこまでは一回観ただけでは理解出来なかったなあ。








映画「MONSTER」と朝日新聞

2004-10-08 23:24:46 | cinema
シャーリーズ・セロンが主演する「MONSTER」を以前から観たいと思っていたせいか、
朝日新聞のコラムで今日で2度もこの映画のことを書いてたのが目に留まる。
確か前回は「MONSTER」を通してリアルに映し出すアメリカ社会の底辺である「ホワイトトラッシュ」(あまり良い言葉ではないのかな?)について「アメリカよ~、一体どこに行くのか~」なんて書いてあって、
今日のは「ジェンダー間が生む悲劇」すなわち、パティ・ジェンキンス監督が描く、男の世界と女の世界’~ジェンダー~’のはざまで、モンスターにならざるを得なかった女性の悲劇と称していた。

うーん、少なくとも「華氏911」なんていう映画よりは、真のアメリカの姿がみえ、そして遥かに見ごたえのある映画に違いないと思う。

朝日のコラム(ちょっとなにか言いたげ?)はともかくとして、自分の目で映画を通して監督が訴えるアメリカを観てきたいと思う。

おそらく、以前観た「チョコレート」同様、観た後、かなーりブルーになってるに違いないと思うけれど・・・・。



MACH!!!!

2004-08-15 23:57:46 | cinema
行ってきました、MACH!!
実はこんなアクションもんも大好き!スカーッとするもんね!
トニー・ジャーすごかった。スタンドマンなし、ワイヤーなし、CGなし、
もう拍手もん!!
私もムエタイやりたくなった。
内容的にはアクションもんにありがちな思い切り巻き込まれ系。
ただ要所要所に、「悪い事したら天罰が下る!」というのが表現されてて、非常にタイっぽかった。
中々オススメです。

エドワード・ノートン

2004-08-09 22:51:11 | cinema
”アメリカンヒストリーX”という映画を観て以来、すっかりエドワードノートンの大ファンになってしまった。。
彼は”真実の行方””ファイトクラブ””レッドドラゴン””僕たちのアナバナナ”そしてこの
”アメリカンヒストリーX”とさまざまな映画に出演していて、もちろんどれも味のあるいい演技してるのだが、
とりわけこの”アメリカンヒストリーX”での彼の変貌ぶりには、ただただ驚かされる。
もう演技上手すぎっ、 完全参りました・・!!

という訳で、今後の作品にもかなり期待してる~。