セイタカアワダチソウ
花言葉：生命力
キク科 アキノキリンソウ属 北アメリカ原産の帰化植物
私はこの花をずーっと誤解していました。写真を撮り始めるようになり、花達の事を知るに付け風聞を信じていた自分に気づかされドキッとする事がよく有ります。 この花もその花の一つでした。
●秋の10月頃になると空き地や荒地で、背の高い黄色い花を咲かせているの見かけます。北アメリカ原産で明治の頃庭園に植えられたのが広く野生化したといわれています。繁殖力が大変強く雑草の女王の風格がありますが、自然療法ではアトピーなどの皮膚の治療に使われています。現在アトピーの子どもが増えているのを考えると、この帰化植物は雑草どころか救世主として日本で大繁殖したのではと思えてなりません。必要な植物は自分の身の回りに現れるものです。（”癒しの植物”より）
●最近では、３０～４０センチ程度の小型のセイタカアワダチソウも良く見かけるようになった。
（もはや「セイタカ」という名前は相応しくないのかも知れない）
これは、セイタカアワダチソウの根から出る化学物質（シス-デヒドロマトリカリエステル）の影響だと考えられている。
この化学物質は、他の植物の成長を抑制するために出していると考えられているが、セイタカアワダチソウ自身の成長も抑制している。
気管支喘息や花粉症の原因と考えられていたが、これは誤解である。
セイタカアワダチソウは虫媒花で、花粉を飛ばす事はない。(花・野草・雑草図鑑より）
