5月末から約一ヶ月強、飲食店のデザイン、施工に携わる機会に恵まれました。
上の画像は、施工前の室内画像。
内装工事といえども、同じ空間設計なので、
デザインすることに特に抵抗はなかったのですが、
新規店舗の出店ということで、厨房設備が関わってくるのと、
多くの役所がからんでくることもあり、
様々な役所周りに通算3-4日かかりました。
店舗のデザインについては、デザイン大体の色バランスが分かるようなもので、
お客様に御持ちし、大まかな部分のイメージはすぐ賛同頂く事ができました。
ただ、オープンキッチンだと、客席の壁床素材迄も厨房の仕様(耐火性、防水性等)
要求される可能性があるということで、
厨房エリアと客席エリアには結果的に間仕切り壁を設ける事になりました。
色々打ち合わせを重ねた結果、壁は既存のコンクリート打ち放しを生かし、
部分的に木目の綺麗なウッドの塗り壁でポイントを持たせ、
床もコンクリート打ちで、厨房エリアと客席エリアの間仕切り壁はステンレス仕上げで、
但し少し暖かみを持たせる為にウッドを部分的に使用するというデザインで
進めるという事になりました。
いよいよ解体工事です。
何度も別の店舗が入れ替わり立ち代わりしていた物件で、
床と天井がリフォームの度に木材で上から重ねて施工されていたので、
解体作業も一苦労。
天井を全て撤去し、木材で何重にもなっていた床を取り、
ようやく本来の部屋の姿が出てきました。ここが厨房になるエリアです。
これから配管を行い、グリストラップの設置、コンクリートを打設していきます。
厨房エリアの耐火ボード用の躯体、換気のレンジフードが取り付けられてゆきます。
厨房エリアの耐火ボードが貼られ、厨房と客席の間仕切りの躯体もほぼ完成してきました。
厨房エリアの壁ステンレス仕上が終わり、床の仕上げも終わりました。
これが乾けばいよいよ厨房機器の搬入です。
間仕切り壁のボード貼も完成し、客席部分の化粧板が貼られてきました。
ここ迄来るとお店の感じが大分掴めるようになってきました。
壁は当初コンクリート色を生かす方針でしたが、
コストパフォーマンスや木壁の色味とのコントラストを考え、
白系で塗装を行うことに。。。
既存ピーコン跡と、コンクリート壁の崩れ具合が良い感じの仕上げとなりました。
いつも大変おせわになっております、板金屋さんの社長さんと弊社代表。
壁面のステンレス仕上げの採寸作業の合間のツーショット画像。
数日後いよいよステンレス仕上作業です。
継ぎ目がなるべくないように製作しているので、
一枚一枚がかなり大きなステンレス板になりました。
ずれないよう、曲がらないよう、慎重に施工してゆきます。
特に天井に近いエリアはダクトが沢山走っているので取り付けがとても大変。
微調整しながら確実に取付け作業が進んでゆきます。
壁の地道な仕上げ作業が進んで行きます。
(続きはその2へ)
上の画像は、施工前の室内画像。
内装工事といえども、同じ空間設計なので、
デザインすることに特に抵抗はなかったのですが、
新規店舗の出店ということで、厨房設備が関わってくるのと、
多くの役所がからんでくることもあり、
様々な役所周りに通算3-4日かかりました。
店舗のデザインについては、デザイン大体の色バランスが分かるようなもので、
お客様に御持ちし、大まかな部分のイメージはすぐ賛同頂く事ができました。
ただ、オープンキッチンだと、客席の壁床素材迄も厨房の仕様(耐火性、防水性等)
要求される可能性があるということで、
厨房エリアと客席エリアには結果的に間仕切り壁を設ける事になりました。
色々打ち合わせを重ねた結果、壁は既存のコンクリート打ち放しを生かし、
部分的に木目の綺麗なウッドの塗り壁でポイントを持たせ、
床もコンクリート打ちで、厨房エリアと客席エリアの間仕切り壁はステンレス仕上げで、
但し少し暖かみを持たせる為にウッドを部分的に使用するというデザインで
進めるという事になりました。
いよいよ解体工事です。
何度も別の店舗が入れ替わり立ち代わりしていた物件で、
床と天井がリフォームの度に木材で上から重ねて施工されていたので、
解体作業も一苦労。
天井を全て撤去し、木材で何重にもなっていた床を取り、
ようやく本来の部屋の姿が出てきました。ここが厨房になるエリアです。
これから配管を行い、グリストラップの設置、コンクリートを打設していきます。
厨房エリアの耐火ボード用の躯体、換気のレンジフードが取り付けられてゆきます。
厨房エリアの耐火ボードが貼られ、厨房と客席の間仕切りの躯体もほぼ完成してきました。
厨房エリアの壁ステンレス仕上が終わり、床の仕上げも終わりました。
これが乾けばいよいよ厨房機器の搬入です。
間仕切り壁のボード貼も完成し、客席部分の化粧板が貼られてきました。
ここ迄来るとお店の感じが大分掴めるようになってきました。
壁は当初コンクリート色を生かす方針でしたが、
コストパフォーマンスや木壁の色味とのコントラストを考え、
白系で塗装を行うことに。。。
既存ピーコン跡と、コンクリート壁の崩れ具合が良い感じの仕上げとなりました。
いつも大変おせわになっております、板金屋さんの社長さんと弊社代表。
壁面のステンレス仕上げの採寸作業の合間のツーショット画像。
数日後いよいよステンレス仕上作業です。
継ぎ目がなるべくないように製作しているので、
一枚一枚がかなり大きなステンレス板になりました。
ずれないよう、曲がらないよう、慎重に施工してゆきます。
特に天井に近いエリアはダクトが沢山走っているので取り付けがとても大変。
微調整しながら確実に取付け作業が進んでゆきます。
壁の地道な仕上げ作業が進んで行きます。
(続きはその2へ)