落穂拾い

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VAIO Z1R/P で Suspend to RAM (成功編)

2006年06月12日 01時05分45秒 | Linux
購入してから早3年近くが経過した VAIO Z1R/P。購入した直後から、ほとんど Linux でしか利用してこなかったにも関わらず、今まで一度たりとも suspend to RAM が成功した試しはなかった。

しかし、別のマシンで問題なく suspend to RAM が成功することを知り、再度 Z1R/P でも suspend to RAM を試してみることにした。

VAIO Z1シリーズで suspend to RAM について検索をかけると、結構な情報が得られる。そして、それらの情報は2004年末にはZ1シリーズでもsuspend to RAMができるようになったということを一様に示していた。

そう、はるか昔からZ1シリーズでもsuspend to RAM ができるようになっていたのに、それに気がつかず、毎回 Suspend to Disk しか使っていなかった愚かな自分。そんな情けない思いに駆られながら、Z1R/PのSuspend to RAMに挑戦した。

情報を総合すると、Z1シリーズでのSuspend to RAMは一筋縄ではいかないらしい。Suspend状態には簡単入るのだが、そこからの復帰が難しく、それはVAIO Z1シリーズが登載している ATI radeon に起因しているようだ。この radeon、名前は Radeon Mobility M6 LY というもので、普通の radeon っぽい。ところが、実はそうではないらしく、VAIO Z1シリーズ用に特別にカスタマイズされているらしいという記事を発売された当時に読んだような記憶がある(曖昧)。まぁ、そんなところが影響しているのだろう。とにかく、画面表示関連が鬼門である。

結果だけ言うと、フレームバッファを使わないようにする、BIOSで画面拡大をしないように設定する、復帰後にvideo_postを実行する、の三点だけで、Suspend to RAM が可能になった。

しかし、フレームバッファを使わないようにするっていうことは、Linux起動時(Suspend to Diskからの復帰時)にペンギンの絵を拝めないようになるということである。テキストコンソールがやけに狭くなるということである。1400x1050の広いディスプレーを640x480の狭い領域で使うという寂しさのことである。そんなこと、普通しねぇよなぁ…と自己弁護する今日一日であった。

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