落穂拾い

Gleanings in my life

ubuntu の アップグレード(8.10 → 9.04)

2009年04月27日 02時05分32秒 | Linux
ubuntu で運用している一台のノートパソコン。
SONY VAIO Z1R/P。

これを 8.10 から 9.04 にアップグレードした。手順は下記の通り。


  1. アップデートマネージャーを起動
    • いきなり 「9.04 にアップデートできます」との表示が出るが今は無視
    • 「再チェック」ボタンをクリックする
    • 二日ぶりの起動なので、アップデートが6個出た
    • それらをアップデート
    • これで 8.10 として最新の状態になった

    ここから 9.04 へのアップデートをする
  2. アップデータマネージャーの「アップグレード」ボタンをクリック

    1. 英語のメッセージが出る。続行する。
    2. 「公式ではないソースが無効になりました」とのメッセージが。
      skypeやOOo-3.0等のことだと思われる。「閉じる」をクリックして続行。
    3. 「13個のパッケージが削除されます。129個の新規パッケージがインストールされます。1259個のパッケージがアップグレードされます。」 などと表示される。差引、116個もパッケージが増えるらしい。アップグレード後に、ここ一年以上使うこともなかったようなパッケージを捨てた方がいいかななどと思いつつ、「アップグレードを開始」ボタンをクリック。
    4. 1244Mをダウンロードし、ダウンロードだけで約35分かかるとのこと。
      アップグレード終了後、再起動まで1、2時間は覚悟かな。
    5. 2時間以上経過、「以下のカスタマイズ済みの設定ファイルを置き換えますか?」というメッセージが。対象ファイルは /etc/mozpluggerrc である。まぁ、必要なら再編集することにし、ここでは「置き換え」 ボタンをクリック。まだしばらく時間かかる。
    6. 「不要なパッケージを削除しますか?」という問いで、103個のパッケージが削除されるというメッセージが…。最初のメッセージでは13個だったが、103個も減らしてくれるなら、その方がいいか。「削除」ボタンをクリックして続行。
    7. 「アップグレードを完了するためにシステムの再起動が必要です」とのメッセージが出る。もちろん「すぐに再起動」をクリックする。
    8. 再起動中…。なんか、グラフィックスが変更されている。起動時のディスプレイの解像度が高解像度になったような気がする。ログイン画面もお洒落。
    9. 無事ログインできた。

  3. 起動直後、おかしかった点
    • Emacs
      • ~/.emacs.el は普通に読み込まれているが、~/.Xdefaults の設定が反映されていない
      • xrdb -merge ~/.Xdefaults を実行すると、期待通りの表示になる
      • /etc/X11/Xsession ファイルを調べてみると、~/.Xdefaults は読まず ~/.Xresources を読むようだ。
      • cd ~ ; ln -s .Xdefaults .Xresources で解決。

    • Fnキー関連
      • 若干これまでと仕様が変更になったようだ。音量調節がイマイチ。Fn+F4 で音量アップ、Fn+F3 で音量ダウンとミュート。Fn+F3 に二つの機能が割り振られているので、操作感が悪い。
      • Fn+F5で輝度調節ができない。電源ケーブルを抜いてバッテリー動作に変更したりすると輝度を自動で調整してくれる。したがって、輝度調節自体はできるようだが、Fn+F5 では輝度調節のプログラムが呼び出されないらしい。不便なり。

      このあたり、後程、対策を講じることとしよう。



以上、とりあえず、アップグレード後、順調に動いている様子。Emacs が Version 22 だったのが、少し寂しい感じ。起動画面が Version 23 の方がやっぱり華やかに見えるからね。

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