題名が思いつかない

YouTubeで演奏動画をアップしているとだをです。
日記と音楽を中心にいろんなことを書いていきたいと思います。

ヴィンテージギターといえばGLAYの時代?!今のGLAYのここを見よ

2021-10-01 16:29:12 | 音楽
1.ヴィンテージギターをライブで使用
ヴィンテージの楽器はプロでもなかなかライブでは使用しません。使用者が高齢で昔からそれを使用していたというのはあるかと思いますがわざわざ買ってバリバリ使用というのはいくらプロでもハードルは高いと思います。

B’zの松本孝弘さんや布袋寅泰さんも使用していますがGLAYの特にTAKUROさんのライブでのヴィンテージギター使用率は群を抜いている気がします。

最近は往年の洋楽アーティストのシグネチャーを使うことも多くなりましたがそれでもバーストレスポールやエクスプローラーなどを平気で使用しています。

HISASHIさんもバーストレスポールやジャガーを購入して使用したりとヴィンテージ志向が高まっています。

ヴィンテージ楽器を観れる、聴けるというのは貴重な体験です。最近はオンラインライブも当たり前となりました。気軽にヴィンテージ楽器の良さを体験してみてください。

2.楽曲テイストが変わっても変わらないGLAY
曲調というのはその時代によって変わらないものです。GLAYも無機質的な曲を作ったり本格的な電子音楽を取り入れたり。

それでもGLAYの曲は聴いたら「GLAYだ」と感じられます。

音楽理論的にメンバーの手グセがあったり各楽器のアプローチも個性がありそれがバンドを物語っております。

そしてそれはマンネリではなくどこか安心感があります。

3.演奏がうまくなってきた
正直にいいます。昔は演奏よりその人間性や楽曲のレベルの高さが評価されて話題になっていましたがその人気が落ち着いてからは演奏が比較できないくらい伸びできました。

まずはJIROさん。いやJIROさんは昔から上手かったのですが佐久間さんが亡くなり亀田さんプロデュースとなってスタイルの変化にも柔軟に対応してきました。

以前はルート音を意識した基本的な奏法に徹していましたが今では指弾きはもちろんしなやかなメロディを弾くことも多くなりました。

TAKUROさんはヴィンテージギターを持つことでギタリストとしての品位をあげなければいけないと一念発起し今ではブルージーなソロ、アドリブソロ、速弾き。往年のアーティストをモチーフにしたアプローチ。いろいろなキャラクターの音を聴くことができます。

HISASHIさんは昔からメロディアスなアプローチをしていましたが今では理論的解釈を用いてより深いメロディを奏でています。

TERUさんは張り上げて地声の迫力で圧倒する歌唱でしたが裏声を上手く使うことができるようになり柔らかさも備えいろいろなテイストの楽曲を歌えるようになりました。

4.どこまでも止まらないファンサービス
GLAYは大きな活動休止期間がほとんどありません。99年にいわゆる20万人ライブを開催してもそこに飽き足らず今まで活動してきました。

コロナ禍となってもそれは止まることなくオンラインライブや厳戒の配慮をしたうえで有観客ライブを行ってきました。

自らの楽曲を範囲内での使用を許可したり音楽の自由性をも作ってきました。サブスクも自身のアプリで配信し発送すらも専門の会社を立ち上げ音楽に関わる全ての業種を一手に賄っています。

事務所も自主レーベル。音楽に対する責任を自ら負うことで成長してきたのだと感じます。音楽で成功したい方にも参考になることだと思いますし評価すべきだと思います。

・まとめ
昔はアイドルバンドというようなイメージで技術的な部分ではあまり語られてこなかったと思いますが温故知新的な曲や時代に合わせた曲などアイデンティティが豊富になったGLAY、演奏力が増し円熟味溢れるようになった往年の曲たち、これからのGLAYはそういう部分で見ていただきたいと思います。

きっと新たなGLAYに出会えるはずです。

持つなら今!ヴィンテージギターのススメ

2021-10-01 16:27:41 | ギター・その他楽器
きっとある程度ギターをやっている方は誰でも気になったことがあるであろう「ヴィンテージギター」


そして購入されたことがない方はきっと「状態」や「金額」がハードルになることも多いと思います。

そんな方々に自分なりのヴィンテージのすすめを享受したいと思います。褒めるだけでは良くないので懸念すべきところも載せていきます。

まず良いところから。

・木が安定していることが多い
ギターネックは作られてから若い方が比較的動きやすいので何度か調整が必要である。木が若いというのもあるし日本の変動しやすい気候に合わせて動くということも多々ある。

そしてそれは現行だと高いものなら動きづらいというわけでもなく個体差や周りの環境により動くかどうかが決まりそれはもはや運である。

ヴィンテージギターはそんな経験を何十年もしているのである。なので現行より安定しているのである。現に自分の71年のレスポールデラックスと19年ヒストリック59レスポールは同じところに置いてあった。一冬越えたら59のみ反っていた。弦がビビる程だ。

ただ懸念すべきは今良くても動く可能性はないわけではなくロッドがいっぱいだったりすると調整できない可能性がある。ただお店も買付先と仲が良ければトラスロッドを触らせてもらえるようだ。心配ならしっかりと聞こう。

・リイシューでは再現しきれない風貌
リイシューモデルは年々レベルをあげていっているがやはりヴィンテージは見たら違うなと感じさせるリアル感がある。

ギブソンのトムマーフィーlabも凄いとは思うがやはり本物ではない。

例えばゴールドトップの緑青の出方。あれはやっぱり経年で出てくるものはコントラストがちょうどいい。

木材でいえば杢目。リアルバーストの虎目は控えめでもあり角度を変えればどっと前に出る。主張しすぎないあのエレガントさは真似できない。

エイジドも近くで見ると人工的だ。

ヴィンテージものはこれまでの刻まれた歴史(傷など)に加え自分の家や演奏でつく歴史も積み重ねていくことになる。今のギターでは出ない変化もある。塗装の仕方などが現代とは違うからだ。

自分もレスポールデラックスがどのように変わるか非常に楽しみだ。

そのギターに見合うレベルを目指したくなる
ヴィンテージギターは高い。そして今までのオーナーによる歴史が刻まれている。

これまでギターはいろんなヒーローを生んだ。そしてギターを弾く人はその人たちを見て努力するであろう。

どんなギターでも持つべき志しだろうがやはりヴィンテージギターの歴史、そしてそれを買うまでの金銭的努力(お金持ちの方は…)を考えるときっと自ずと技術の高みを目指したくなるはずだ。

自分も欲しいヴィンテージギターが手に入ったら今まで以上に高みを目指すはずだ。

傷をつけても気にならない

風貌の項と被るかもしれないがヴィンテージギターは余程コレクター放出品でない限り傷や劣化がある。

新品で買ったギターは傷がつかないよう気にして特に高いものは最初はストレスが溜まる。ヴィンテージギターの場合は自分の歴史を上書きすれば良いのだ。

ただ振り回しすぎてネックを折ったりしないように。

・投資になる
自分のヴィンテージギターを買う目的のひとつがこれ。ヴィンテージギターはそのほどんどが年々価格をあげてきている。金や株などのように投資になるのだ。

もしお金に困れば売れば良いし生涯持っていても子どもなどに相続したりできるのだ。

高いとういうことはそれなりの理由がある。だからこそこれからも高くなる可能性がある。高いから…と思っている人は割り切ってこういう思考転換をして買ってみるのもありだろう。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 懸念↓ ↓ ↓ ↓ ↓

・どツボにハマる可能性がある
ある種中毒症状。お目当てのものを手に入れてもまた調べ同じモデルでより自分の欲しいエイジド具合のものが出たりする。デラックスが良い例で同じ71年のものを一時期2本持っていた。

ものによってはなかなか出てこないものがあるが入荷されたと急いで買うのではなく品定めと相談をして購入するようにしよう。または購入したらそのモデルを検索しないようにしよう。

・外で扱うのが怖い
正直古く高いものだからライブハウスなどで使うのは壊れたり盗まれたりするリスクが特段高い。もちろんレコーディングだけで使用する方もいるしコレクションとして部屋に置いておく方もいるので無理して外で使わないという勇気を持とう。

ざっと良いところ悪いところを紹介してきました。外でバリバリ使いたい方には難しい問題かもしれませんが持つだけでも気持ちが変わります。皆さんも是非ヴィンテージの世界へ!