Takの秘密の木

誰にもいえない気持ちは、誰もしらない秘密の木の洞に、こっそり語って蓋をするんだって。@2046

ビターブラッド#3とBORDER#3,4,5

2014-05-11 | ドラマ・映画・舞台の感想
■ビターブラッド

#2と4を録り損ねて、正直、もういいやって感じに・・・。
なんか小中学生が道徳の時間に書いた作文のような脚本だなって。・・・正直、あんなセリフを言わせられる俳優さん達がかわいそうになってくる。
別に脚本家さんだけが悪いわけじゃないと思うんですよ。
プロットは他の人が考えたのかも知れないし、あの仕上がりでいいと、最終的にOK出した人が当然いるわけだし。
あれでOKだせる人の感覚がどうしようもないな・・・としか思えない。
凋落甚だしいらしいお台場局ですが、そういう内実が、赤裸々に表層化しちゃってんのかな、と。
まあ、健さんは、やっぱりところどころはっとするような表情を見せてくれるんですが、あまりにもストーリーに見るべきところがなくて、視聴し続けるには忍耐力を要するようになってくる。
続けて見たいというモチベーションがちっとも湧いてこない。
ほぼ脱落決定です。

■BORDER

ビターブラッドの#2を録り損ねた時に、ためしに小栗さんの方を見てみようかと思い、録画してみました。
脚本はSPの金城さんだし、小栗さん主演で、特殊能力のある刑事が主人公だから、まあSP別バージョン的なものだろうと思って、実はあまり期待していなかったんです。
それに、#3の登場人物たちは8割がSPで見た顔で、監督は波多野さんだったんで、もう金城組ってのがすでに出来上がってるのかな、と。(苦笑)
でも、ビターブラッドとの対比があったせいか、内容が濃く重く感じられておもしろかったんですよねー・・・。金城さんって、やっぱ才能あるよな、と。
今時、日本人だったらなかなか躊躇するだろうっていうシビアなことを、わりと果敢に切り込んでいく感じで。結構、ダークなんですよね。
#3の村社会的なものとか、#4の動機と社会性の薄い自己完結型の犯人とか・・・リアリティを感じて本気で怖いんですよ。
キャラクターのアンサンブルはSPとほぼ同じ構成だけど、1話完結でちゃんと中身のあるストーリーを描いてくれるんで、次も見てみたいと思わせてくれる。
#5は息抜き回でちょっとおふざけな内容でしたけど、クドカンさんに当て書きなのか、クドカンさんの持ち込みなのか知りませんが、ちょこっとしんみりさせてくれて、それなりにおもしろかったです。
バリエーションとしてこういう回を持ってくる、という発想も気が利いてると思いました。

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