逆転されても大きくリードされても、最後まで気持ちを切らずに戦える。
そんな精神的な強さが春の敗戦を経て身についてきたように感じている。
君たちのワンゲームを通じての集中力はすごいと思う。
よく育ってくれている。
しかしながら。
このチームの…というより高校生のどのチームもそうだと思うんだが…ベンチの雰囲気は浮き沈みが激しいのが難点。
いちいちへこんだり、いちいち喜んだりする感情表現の大きい選手は大概メンタリティが弱い。
まぁ、僕もそうなんだがね…。
監督時代は常に平静をよそおっていたが、やっぱりことあるごとに涙も笑顔も出てしまっていた。
「一喜一憂するな」
そう言うのは簡単だが、実現するのは難しい。
人間だし。教員として君たちには感情豊かに生きて欲しいし。
MTの見地に立てば、大事なのは「一喜」しても「一憂」しても切り替え作業を行うことなんだが、サイキングアップにつながる「一喜」はいいとして、「一憂」はしないにこしたことがない。
たとえば、先週の試合でT投手が本塁打を打った後、ベンチはおおいに盛り上がった。
が、すぐその裏に逆転された。
点を取った後の守備は締めてかからないと大けがするってのは誰にでもわかることだ。
だからこそ切り替え作業をしっかりと行って欲しいんだが、野球はえてして取った後に取られるもの。
それもみんなわかっているな?
ここが難しいんだよな…。
サイキングアップにつながるから「一喜」はしてもいい。
でも「一喜」の後には必ず「一憂」の要素が襲ってくる可能性が高いってことだ。
いくら締めてかかっても、面白いほど高校野球では【得点の直後】と【最終回】は点が入りやすい。
高校生のメンタリティの弱さを証明するいい材料だ。
そこで、発想の転換。
必ず点が取られやすいケースというものがあるのだから、しっかりとした切り替え作業ができないうちは、点を取られても気にしないことだ。
そう、想定内ってことで割り切ればいい。
「取られちゃいけない」(これが一憂だな)って考えて取られるよりは、取られて「あ、やっぱり」と思うポジティブシンキングをお勧めする。
その方が心理的ダメージも少ないどころか、想定内ってことでむしろ心理的余裕を保つことができる。
やっぱり点をとられちゃったか…ってペロって舌を出して苦笑いするくらいの余裕を見せて欲しいものだ。
そんな精神的な強さが春の敗戦を経て身についてきたように感じている。
君たちのワンゲームを通じての集中力はすごいと思う。
よく育ってくれている。
しかしながら。
このチームの…というより高校生のどのチームもそうだと思うんだが…ベンチの雰囲気は浮き沈みが激しいのが難点。
いちいちへこんだり、いちいち喜んだりする感情表現の大きい選手は大概メンタリティが弱い。
まぁ、僕もそうなんだがね…。
監督時代は常に平静をよそおっていたが、やっぱりことあるごとに涙も笑顔も出てしまっていた。
「一喜一憂するな」
そう言うのは簡単だが、実現するのは難しい。
人間だし。教員として君たちには感情豊かに生きて欲しいし。
MTの見地に立てば、大事なのは「一喜」しても「一憂」しても切り替え作業を行うことなんだが、サイキングアップにつながる「一喜」はいいとして、「一憂」はしないにこしたことがない。
たとえば、先週の試合でT投手が本塁打を打った後、ベンチはおおいに盛り上がった。
が、すぐその裏に逆転された。
点を取った後の守備は締めてかからないと大けがするってのは誰にでもわかることだ。
だからこそ切り替え作業をしっかりと行って欲しいんだが、野球はえてして取った後に取られるもの。
それもみんなわかっているな?
ここが難しいんだよな…。
サイキングアップにつながるから「一喜」はしてもいい。
でも「一喜」の後には必ず「一憂」の要素が襲ってくる可能性が高いってことだ。
いくら締めてかかっても、面白いほど高校野球では【得点の直後】と【最終回】は点が入りやすい。
高校生のメンタリティの弱さを証明するいい材料だ。
そこで、発想の転換。
必ず点が取られやすいケースというものがあるのだから、しっかりとした切り替え作業ができないうちは、点を取られても気にしないことだ。
そう、想定内ってことで割り切ればいい。
「取られちゃいけない」(これが一憂だな)って考えて取られるよりは、取られて「あ、やっぱり」と思うポジティブシンキングをお勧めする。
その方が心理的ダメージも少ないどころか、想定内ってことでむしろ心理的余裕を保つことができる。
やっぱり点をとられちゃったか…ってペロって舌を出して苦笑いするくらいの余裕を見せて欲しいものだ。