どのような選手になりたいか。
人はイメージできないことはできない。
ここの記事をずっと読んでいけば、このフレーズは何度も登場する。
少し具体的な例を出してこの話を進めていこう。
たとえば、「世界最大の戦艦『大和』を7月の中旬までに復元しろ!」という命令が出たとする。
何が必要か考えてごらん?
工場・機械・材料・燃料?
以上が与えられれば作ることができるだろうか?
…おそらく答えはNOであろう。
これをクラブ活動に例えてみよう。
工場・機械とはすなわちグランドや道具を指し、材料は諸君そのもの、燃料は食事や練習になってくるであろうか。
今ある環境で、君たちが心技体を鍛えたところで、君たちの将来像は完成しないのだ。
では、「戦艦大和」を作るために欠かせないものは何か?
それが、設計図である。
この設計図こそがゴールセッティングのもっともコアな部分。
中期的・短期的なスパンで自分をどう将来像に近づけていくか。
だから、中期目標・短期目標を立てるべきなのだ。
夏までには大きく二点のターニングポイントがあるであろう。
まずは春の大会、そしてGWの遠征(この遠征後くらいにだいたいベンチ入りメンバーが決まってくるだろう)。
遠征での自分を思い描け。
そしてそこに至るひとつのステップとしての春の大会の自分を思い描け。
更に、それぞれのポイントに至るまでに自分が何をするべきか、こまかい目標設定を行っていく…つまり自分の設計図を作っていくことこそが、「戦艦大和」を完成させる近道になるわけだ。
漠然とやっていたのでは、自分の将来像には近づけない。
納期が決まっている中で、無計画に右往左往していたのでは、完成には間に合わないのだ。
チームを優先するべきであるので、各自をわがままに動かすことはできない。
それでも「チームに資する」とこちらが判断すれば、別メニューを許可することもある。
別メニューを許されなくても、常に「意識」はできるはずである。
ひとつひとつの練習を「ぶつ切り」にするな、と常々言っているよな。
ところで釘を刺しておく必要があると思うが、下級生が夏の「代打出場」を目指すのはまぁ構わない。
が、それに特化した練習はさせないよ。
夏前に上級生に「代打特化」の練習をさせるのは、最後の大会で出番を与えてやりたいからだ。
下級生があと二年も残して代打特化の練習を行っても可能性をつぶすだけである。
しっかりと守備練習にも取り組みなさい。
長期目標になるが、秋のスタメン出場を目指せばいいだけの話だ。
設計図を手に入れなければ、納期までに戦艦大和は作れない。
ゴールセッティングをしなければ、夏までに自分の将来像を完成できないのである。
人はイメージできないことはできない。
ここの記事をずっと読んでいけば、このフレーズは何度も登場する。
少し具体的な例を出してこの話を進めていこう。
たとえば、「世界最大の戦艦『大和』を7月の中旬までに復元しろ!」という命令が出たとする。
何が必要か考えてごらん?
工場・機械・材料・燃料?
以上が与えられれば作ることができるだろうか?
…おそらく答えはNOであろう。
これをクラブ活動に例えてみよう。
工場・機械とはすなわちグランドや道具を指し、材料は諸君そのもの、燃料は食事や練習になってくるであろうか。
今ある環境で、君たちが心技体を鍛えたところで、君たちの将来像は完成しないのだ。
では、「戦艦大和」を作るために欠かせないものは何か?
それが、設計図である。
この設計図こそがゴールセッティングのもっともコアな部分。
中期的・短期的なスパンで自分をどう将来像に近づけていくか。
だから、中期目標・短期目標を立てるべきなのだ。
夏までには大きく二点のターニングポイントがあるであろう。
まずは春の大会、そしてGWの遠征(この遠征後くらいにだいたいベンチ入りメンバーが決まってくるだろう)。
遠征での自分を思い描け。
そしてそこに至るひとつのステップとしての春の大会の自分を思い描け。
更に、それぞれのポイントに至るまでに自分が何をするべきか、こまかい目標設定を行っていく…つまり自分の設計図を作っていくことこそが、「戦艦大和」を完成させる近道になるわけだ。
漠然とやっていたのでは、自分の将来像には近づけない。
納期が決まっている中で、無計画に右往左往していたのでは、完成には間に合わないのだ。
チームを優先するべきであるので、各自をわがままに動かすことはできない。
それでも「チームに資する」とこちらが判断すれば、別メニューを許可することもある。
別メニューを許されなくても、常に「意識」はできるはずである。
ひとつひとつの練習を「ぶつ切り」にするな、と常々言っているよな。
ところで釘を刺しておく必要があると思うが、下級生が夏の「代打出場」を目指すのはまぁ構わない。
が、それに特化した練習はさせないよ。
夏前に上級生に「代打特化」の練習をさせるのは、最後の大会で出番を与えてやりたいからだ。
下級生があと二年も残して代打特化の練習を行っても可能性をつぶすだけである。
しっかりと守備練習にも取り組みなさい。
長期目標になるが、秋のスタメン出場を目指せばいいだけの話だ。
設計図を手に入れなければ、納期までに戦艦大和は作れない。
ゴールセッティングをしなければ、夏までに自分の将来像を完成できないのである。