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Mental Blog

2006年からメンタルトレーニングの勉強を始めたMT初心者によるエッセイ。

公式戦はリラクゼーションへの練習台

2011-08-19 15:12:50 | 2012年 ~19期公式戦
「いかにリラックスした状態を作り出すか…」
このテーマに対するひとつの区切りが訪れようとしている。

アップ時のリラクゼーションはいつものルーティンとして行えるだろう。
あとはいかに試合時に…特に投手は投球時に、野手は打撃時に…筋肉を弛緩させ、心をのびやかにすることができるか。
1年後の夏を見据えた、いい練習台になるのが明日からの3試合である。
いいかな?
たしかに明日からの試合は公式戦という位置づけではあるが、リラクゼーションに関しては「練習」試合なのである。
だって公式戦ほど緊張状態を実感できる経験は他にはないんだからね。

「緊張」の要因はひとつと言ってしまってもいいだろう。
それは、大きな意味での「勝ち負け」…試合の勝敗のみならず自分のプレーがもたらす勝敗…へのこだわりである。
上手くさばけるかな・打てるかな・投げれるかな、そして勝てるかな?
そういった「雑念」こそが緊張の要因。
つまり、緊張は成功意欲の裏返しだから、緊張すること自体は悪いことではない。
将来的にはその緊張感を楽しむところまでいってほしいのだが、今大会は君たちが定めた目標通り緊張状態からリラックスした状態を作り出すこと。
この一点に絞って試合に臨むこと。

目標は明確になっている。
あとは目標に向けて自分がやるべきことを確認しておくことだ。
シンプルに考えよう。
明日もいつも通り。
失敗して、怒られて、それを跳ね返して、結果を「待つ」だけである。

MTにおいて君たちの自主性に任せるという初めての試み。
どういう結果が生まれるか僕も楽しみに結果を待つことにする。