知り合いの方数名で、3泊4日九州の旅に行って参りました。
こういう人を連れての旅も数を重ね、だんだんと皆さんが喜ぶツボも分かって参りました。
九州での知り合いの方もかなり増え、これからも九州の旅は楽しみなこととなりそうな予感です。
晴れ女が参加者の中に数名いるとのことで、今回はまったく雨の心配もなく、素晴らしい天気の中での旅行となりました。
定刻に飛行機も出て、熊本にも予定どおりの到着でした。
最初に向かったのが泗水にある村吉の天神さんと呼ばれるカシの木。
一発目の巨樹から超弩級なのでありますが、皆さんは既にスイッチオン(笑)。
菊池市内に入り、菊池高校のチャンチンモドキと将軍木を巡ります。
菊池市内ではマスクを付けている人は皆無で、東京とは相当な温度差を感じます。
早い話が、東京の人は型枠にはめられて生かされており、菊池の方は古来の日本人の姿???
そしてこれも市街地まっただ中にある、妙蓮寺のクスに立ち寄ります。
せっかくの九州、なかなか去りがたいのは分かりますが、なんだか時間が長引いてしまう傾向にあるお方が居られるようで参ってしまいます・・・・
商店街の軒下にはツバメの巣があちらこちらにあり、まったく人間を恐れません。
手を伸ばすとヒナにも触ることが出来るんですよ~。
車に戻る途中、女子高校生がきゃっきゃっと騒いでおり、何かとオモタらおじさんをいぢくりまわしておりました。
オヂサンは真っ昼間から出来上がっており、女子高校生となにやら楽しそう・・・混ぜていただきたいくらい・・・
写真を撮らせていただきましたが、皆さん終始ニコニコです。
都内の女子高生なら、こうはいかんでしょうなぁ~
オバハンも、困った顔して眺めておりましたが、なにやら楽しそうで、一緒にはしゃいでます。良いなぁ~!
菊池市は古い町並みがほどよく残された街です。
ところどころに洒落た提灯なんぞも・・・時間が合えば、菊池市での一泊でも良かったかも知れません。
なんて言っても菊池の湯はアルカリ泉で、お肌ツルツルなんであります。
夕方となり、熊本へ向かう時間となって参りました。
西南戦争で有名な田原坂の近くに滴水という集落がありますが、かつては九州一とも言われたイチョウがここにはあります。
滴水のイチョウと呼ばれる巨木ですが、地元の方に大事にされているのが手に取るように分かり、ちょっと嬉しい気分でしたし、すれ違う中学生なども必ず「こんちは!」と声を掛けてくれるのは、東京ではあり得ない光景で嬉しくなったりもします。
そして初日のメインの木、寂心さんのクスに到着です。
なんとも素晴らしすぎて、時間も忘れて皆さん木の回りをグールグルのクマさん状態で、予定以上にゆっくり時間を取ってしまいました。
最後に、予定にはなかった熊本城内の藤崎台にも立ち寄り、大クス7本をも見てしまいます。
ホテル到着後、全員で熊本市内に繰り出し、居酒屋で夕食をいただきましたが、馬刺しの美味かったこと!
そしてカラシレンコンがこれほどおいしい物だとは知りませんでした。
やはり本場の、しかもきちんとした所で食べたなら違うと言うことを実感させていただきました。
今日は個室での就寝で、ぐっすりと寝る事が出来ました。
これが後々になって助かることとなりました。
翌日、23日も天気は晴。
予定になかった熊本駅前にほど近い神社に急遽立ち寄り、クスノキ3本を愛でます。
そしてこれから佐賀へと遠征ですが、運転手は辛いよ状態・・・土曜日なので1000円走り放題なのは計算済みであります。
とにかく破格値のツアーですから、余計な出費は抑えたいところです。
高速は想像以上に車が多いようで、予定よりも少々遅れて武雄市内入りとなってしまいました。
まず最初は日本三大樹のひとつ川古の楠に向かいますた。
ここは観光バスも立ち寄るスポットとなってしまったようで、ひっきりなしに人がやってきます。
根元にもバンバン立ち入りますが、まあいいでしょう。
20数年前のことを思うと、もうこれは格段の違いなのですから・・・
ひと頃よりも樹勢は回復し、とても元気そうに見えますし、何より人が来て見て行ってくれているというのが、このクスの元気の源のような気がしてきます。
次に市街地のど真ん中にある文化会館脇の塚崎のクスに向かいました。
いまいち地味なクスノキなのですが、人が一緒に写り混むと存在感は一変します!
素晴らしいクスの古樹へと大変身、大きさも迫力も圧巻です。
とても市街地にあるとは思えない佇まいで、クスも素晴らしいのひと言。
道路を挟んで向かいにある武雄の大楠へももちろん向かいます。
ここでは皆さん、クスの壮絶な姿にあっけにとられておったようです(笑)
集合写真も撮り、ちょうど昼時で近くにある餃子のおいしい店に皆さんをお連れしました。
いや~、これは(゜д゜)ウマーです。
皆さんも大満足していたようで、案内した甲斐があったというものです。
午後は高速で朝倉方面へ行く予定でしたが、急遽宇美八幡へと行き先を変更してしまいます。
こちらの方がコストパフォーマンス的に優れているとの判断です。
役に立たないパナソニックのナビと格闘し、太宰府インターから宇美八幡へと向かいました。
宇美八幡境内には10mオーバーのクスノキが4本もあり、その代表が写真の湯蓋の森と、衣掛の森です。
40分ほど時間を取りましたが、やはりなかなか時間内に見て終わるのは皆さんにとって至難の業のようです。
この日は長距離を走ったこともあり、今晩宿泊の温泉に向かう高速では、皆さん車内で爆睡の時間です。
今晩の宿泊地は、山の中腹に湧く静かな山のいで湯です。
ここは温泉が素晴らしく、5つの湯を貸しきりで楽しむことが出来るのであります。
硫化水素のお湯からニョキッと出た足を撮影してうpしようと考えたのでありますが、あまりにも汚い足のためうpは断念です・・・
展望風呂からはこんな景色が望まれますが、風呂からも集落が望めるため、集落にいる方は風呂が見放題だと思われます。
なんてこったい!
そしてお楽しみ、夕食の時間がやって参りました。
なんだか想像以上の料理で、食べきれなくて残念な思いをしてしまいます。
ニワトリを丸ごと蒸した蒸し焼きも出てきましたが、これがまたバカウマで[m:80]
やはり食べきれなくて残念[m:54]
犠牲になったニワトリには悪いことをしてしまいました。
こうして夜は更けていったのでありますが、この夜は男女双方の部屋でちょっとした事件が起こっておりました。
自分はと言いますと、ほとんど眠れないまま24日の朝を迎えました。
実は、男の部屋にはイビキ大王が生息しておりました。
昼間だけではなく、夜までも・・・おそるべし。
さて、朝食ですが、これもまた大満足の逸品でした。
行程3日目は熊本北部の小国町から、カルデラ内部を見て回ります。
まず下城のイテフから。
そして近年に折れてしまった、阿弥陀スギへも向かいましたが、新しく道が出来ていたのと、案内板がとんでもない方向を向いていたため、道に迷ってしまいました。
阿弥陀スギですが、かわいそうな姿になっておりました。
そして予定にはなかった小国町中心部にある水源のケヤキも見てしまいます。
それほど大きいケヤキではありませんでしたが、○島さんはいたく気に入ったそうです。
根元では6年生くらいの女の子が魚を取って遊んでおり、ものすごく長閑で癒されまくりです・・・
そして南小国周辺では一番巨大な「竹の熊のケヤキ」へと到着します。
ニホンアマガエルが出迎えてくれました。
カエルは本当に可愛いですね・・
ケヤキはさすがに巨大で、呆れてしまうような大きさです。
やがて大観峰からカルデラ内に降りるルートをとりますが、本当は象の鼻から降りたいところだったのですが、つづら折れが連続するため遠慮しておきました。
観光バスのツアーではないので、滅多に行けないところにお連れする方が良かったのかな?とカルデラ内に降りてから悩んでしまいました。
なかなかコース設定は難しいですな。
そして大観峰では阿蘇カルデラの生成に関してあれこれと話してしまいます。
手前の湯浦の円形の窪地は・・・・・根古岳は旧外輪山の一角で・・・・・米塚はスコリア丘で・・・・やはり職業柄、ここに来ると饒舌になってしまうようです。
内牧あたりのコンビニで弁当を買い、車の中で食事を済ませ、隣に停まった美人を眺めつつ本日のメインである大杉へと向かいます。
このスギのおどろおどろしさに皆さん圧倒されまくり。
樹皮の表面温度を測ったりしますが、結局凡人には木から出る気は感じられませんでした。
巨木だけでは失礼ですので阿蘇中岳火口へも向かいます。
ます草千里駐車場で30分ほど休憩。
やがて火口へ到着です。
火口は外人さんだらけで、あちこちから英語や支那語、ニダ語が聞こえてきます。
ちょっと歩くとニダ<`∀´>ニダニダ
やがて勝手に「解説をします!」と言いつつ、いきなりオバサンが先導しております??
「ボランティアですか?」
と聞いても、はっきり言わない。
最後にどこかに連れて行くです!とか言ってるし・・・
これはテラヤバスと言うことで、
「私は火山学会員ですが」
と言ったところ、スーッと離れていきました(笑)
火口は結構な噴煙の量で、かなりの硫化水素臭で皆さん息苦しく咳き込んでしまいます。
我々の後ろでは待避壕のトーチカの上にアメリカの女の子が上り、キャッキャと騒いでおります。
黒人の女の子が自分に向かって、デジカメを差し出します???
どうやら
「撮って!」
という意味のよう・・・
英語を話せると見込まれたようでもありました(笑)
全員がトーチカの上に並び奇声を発します。
「1,2,3 カシャコ!」と叫びつつシャッターを押してあげました。
結局4人分の記念撮影をしてあげたのですが、ビデオまで撮影しろと言われるとは思わなんだ・・・でした。
阿蘇ともお別れし、カルデラ南東部の牧場へ向かいます。
スギのある場所は放牧地のまっただ中で、牛の鼻の先をかすめて歩きます。
ジッとこちらを見つめておりますね・・・
「なんだ、こいつらは?」
と言っているようです。
Hさんが先陣を切って登っていきます。
正面が目的のスギ。
到着し激撮する方と、それを眺める方。
かつての首つりの処刑場だったらしく、結構怨念が感じられる場所かと思いきや、霊感のある方に聞くと、ほとんど感じない・・・だそうです。
今日の宿は阿蘇カルデラ内の名湯地獄温泉。
名物はすずめの湯です。
そしてお待ちかねの夕食ですが、しっかりとキジ鍋を注文しておきました。
○○さんがおもむろに箸を持ち、しきりに鍋の中へコンニャクとシメジとキジ肉だけを全部突っ込んでる。
というわけで、キジとシメジ、コンニャク、ニンジンだけの鍋が出来上がりました。
キジ肉は前半戦ですべて入れてしまいました・・・・・・
「まあ、仕方ないかはぁ~」(心の声です)
この日の夜は絶対寝ないとマズイと言うことで、例の方より早く寝ようと考えておりました・・・・が、20時過ぎにはガーガーと高いびきで寝ており、こりゃダメだということで仇討ちの湯と元湯とすずめの湯をはしごし、22時頃に部屋に戻ってきましたが、依然高いびき。
さすがに20時に寝られては打つ手立ては皆無です・・・
女性陣と0時近くまでロビーで談笑し、いよいよいびきオヤジとの決戦の時。
といいつつも、こんな時のために耳栓は持参しておりました。
15畳間の広さの部屋で、しかも板の間があるからそこに布団を移動し、障子を閉め切って窓を開放にし寒くして眠りにつきます。
何とか5時間は寝ることが出来、ぎりぎりセーフと言ったところでありました。
さて、最終日です。
宮崎から熊本市に抜けるコースを巡ります。
まずは椎葉村の八村杉からですが、あまりにも端正すぎる姿なので皆さんは喜ばないかな?と考えておりましたが、何と全員が大絶賛。
やはり日本最大クラスのスギはダテじゃなかった。
縄文杉よりも素晴らしかったようです。
すんなり熊本県に戻るのも何なので、他に隠し玉に立ち寄ってみました。
さにこの旅行ならではの行程。
バスツアーでは絶対無理です。
山都町の通潤橋にも立ち寄りましたが、まさか通潤橋の上に登るとは考えてもいなかったので、時間が大幅に押してしまいます。
仕方がないですか・・・
でも、この石でできた曲線美、昔の方の技術ってすごいですね。
通潤橋のある場所は「道の駅」にもなっており、ついでに昼食をとりました。
そしていよいよラストに近くなってきて、甲佐岳8合目の福城寺のイテフに寄ります。
時間も15時を過ぎましたので、最後の巨大クス2本は諦めざるを得ないか?とも考えます。
しかし、せっかく熊本まで来たのですから何としてでも寄ってみたい・・・
結局、見物の時間短縮をして何とか立ち寄ることにしましたが、あとになって考えるとこれで正解だったようです。
無事に2本のクスも見終え、空港にはフライトの1時間ちょっと前に到着することが出来ました。
帰りは85分で羽田に着いてしまいます。
大島上空で結構揺れましたが何とか墜落せずに到着し、モノレール組とリムジンバス組とに別れて散会です。
秋には再び巨樹の会のツアーで熊本遠征が決定的です。
実はその下見もかねていたのは内緒ですた・・・