墓参り

今日は彼岸の入り。墓参りに出掛けました。

オイラには両親ってものがあった。

その両親にもそれぞれ、両親ってものがあった。

その両親にも、またぞろ、それぞれ両親ってものが・・・

・・・・ｎ+１時代前の両親にも、それぞれｎ+2時代前の両親があって・・・

つまり、世代の数をｎとするなら、２のｎ乗の先祖がいたことになる。

人間の歴史が40万年として、一世代が30年とするなら？

40万年÷30年＝13,333の世代交代があり、２の13,333乗の先祖がいた？！

ことになる。はて？２の僅か30乗で確か、兆を越える数になるはずだった。

さすれば、２の13,333乗って言うと一体、どれだけの数字のご先祖がいたことに？

もう～天文学をはるかに越えるご先祖が居て、その誰一人が欠けていても、

今の自分は絶対に存在し得ない！！

今の自分が信じ難いほどの偶然の積み重ねによって生かされている！！

この厳然たる事実に鑑みると、いい加減な生き方は出来ないと誰もが思うはず。

酒呑み過ぎたり、タバコを吸いすぎて癌になって死ぬなど、ご先祖様に申し訳ない。

オノレといふものが神によって選ばれし、存在であること。

お墓参りをするとすこ～し、そんなことを考えてしまうんですよねぇ。

くだらねぇことで滅入ったり、自暴自棄になんかなる必然性はこれっぽっちもないんだね。

今の俺達って本当に貴重な存在なんですね。生きていること。ただそれだけが貴重。

今ある命は人間だけでなく、俺達の目の前にある命って全てそういうこと。

アマゴでも、アリンコでも・・・しょうゅうことなんですねぇ。

人殺しはおろか、他人、自分にキツク当たるなんてこと絶対にしてはいけないことなんですよねぇ。

アマゴを釣って食べる。そこで一つの命が奪われる。

彼らの末裔の運命を絶ったことにもなる・・・

そういう行為は厳粛であらねばならぬ。

いい加減に命を奪うことは慎まねば。