暑い、暑いというばかりで・・・

 

原爆記念日もあっという間に過ぎ去りました。

稀代の恐怖兵器・・・原爆で被爆された方々の一生を台無しにしてしまった。

差別や忌避に晒されて苦しい日々を過ごされた被爆者の人生を

考えると、本当に心苦しくなりました。

原爆投下が何故広島と長崎であったのか？

おそらく軍需工場があったからなのでしょうが

四国に落とされる可能性だって無きにしも非ずだったはず。

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しかし・・・

核兵器反対を唱える声が余りにもむなしく感じられるのは何故でしょう？

戦後７０年近く、毎年宣言される反核兵器の主張。

それにもかかわらず、一向に大幅削減の兆しが見えない世界の政治状況です。

非常に大きなギャップ（落差）を感じますね。

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そのハザマにあるものは実は人間の果てしない欲望を放置することによる

制御不能な経済戦争ではないでしょうか。

◎核兵器を大量に保有するという事実を国家間の覇権争いの道具としたがる。

核兵器を実際に使わないにしても相手国に対する暗黙の「脅し」として

政治状況を有利に展開して経済的優位に立とうとする暴力国家群。

◎より安い電力を準備することで生産コストを引き下げて経済戦争に勝とうとする。

こっちは原子力発電の基本的な狙いだと思われますが

果たして本当に安価な電力源であるのか疑わしいことをFUKUSHIMAが

暴露してしまいました。

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核兵器も原子力発電も非常によく似た動作モデル。

しかも、いずれも自分達だけ良くなろうとする人間の弱点に暗いところで通じた技術。

オイラはこの点に落胆を禁じえないのであります。

しかし・・・

これこそが人類が克服すべき第一の課題なんだと信じています。

狭い地球の上で自分達だけ良くなろうとする心根を

絶対的に無くしていくこと！！

これしかギャップを解消する手立てはありません。

人類の最終目的とするところはここにあります。

我々一人一人が日常の生活を通じて、そのように考える癖をつける

努力を怠らないことが大切だと思います。